11月16日、帝国ホテルにて、一般社団法人刻(TOKI)sake協会設立、新商品発売の
記者発表が開催され、司会をさせていただきました。
刻sakeとは、ビンテージ日本酒のこと。
ワインやウィスキーの世界のように、
時を刻み熟成を経た日本酒の価値創造へのチャレンジとして、
全国の7蔵がその想いを胸にスタートを切りました。
その協会発足記念として、specialセット『刻の調べ』 が発売となります。
価格はなんと!1セット¥2,020,000ー![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
発足した年、2020年をかけて8本セットで202万円となっています。
参加7蔵の日本酒7本、それに一般社団法人 刻SAKE協会の顧問でもある田崎真也さんが、
この7本のお酒をアッサンブラージュした日本酒を合わせて8本のセット![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
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限定20セットとなりますが、すでに問い合わせも多数来ているとのことですよ。
24日より予約を開始し、抽選で12月上旬から販売されます。
予約はこちらから
会見では、協会の常任理事で、長期熟成日本酒バー「酒茶論」オーナーの上野伸弘さんより、
刻SAKEの基準についてなどのお話があり、各蔵よりお酒の解説や想いを伺いました。
田崎真也さんからも、ビンテージ日本酒の可能性についてなどお話いただき、
実際にアッサンブラージュされたお酒のテイスティングも![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
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私も司会ながらラッキーにも少しご相伴に預かりました…。
とてもバランスが良く、上品な香りと滑らかさ、幾重にも重なるビロードのような、
緻密で繊細で高貴な印象を醸し出しているなと感じました。
また、増田徳兵衛商店の増田社長より、56年熟成の月の桂をお持ちいただき、
こちらもデキャンタをして皆様に飲んでいただきました。
本来であれば、今年開催されるはずだった東京オリンピックで、
この秘蔵酒を開封し楽しむ予定だったそうですが…。
今回、貴重な一本を皆様に披露くださいました。
とても凝縮された綺麗な味わいに熟成されていましたよ。
マデラ酒のような濃密さで、メイプルやはちみつの風味、濃い口醤油のニュアンスや、
スモーキーさも感じられる、との田崎真也さんのコメントも。
日本文学研究者のロバートキャンベルさんからも祝辞をいただきました。
現在、日本酒は新酒、という概念が主流ですが、
江戸時代までは、熟成に価値を見出していたとのこと。
江戸時代初期に書かれた「本朝食鑑」には、
「日本酒の新酒と古酒は甕壺(おうこ)に収蔵(おさめ)て、年を経て置くことができる。
三、四、五年を経た酒は味が濃く、香りが美(よ)く最も佳(よ)い。
六、七年から十年を経た酒は味が薄く、気が厚く、色も深濃となり、異香があって尚佳い。」
との記述があります。
伝統ある日本酒の熟成文化を世界に広めていくことで、
日本酒の付加価値がさらに高まっていくことと思います。
これからの取り組みにも大注目ですね![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
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皆さんの、オフショット![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
新たな門出にご一緒させていただけたこと、大変光栄でした。
ありがとうございました![ニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/051.png)
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