今回の旭川訪問の一番の目的は、三千櫻酒造。
 
岐阜県中津川市で明治10年から酒を造り続けてきましたが、
酒蔵の老朽化により今後の経営をどうしていくか迫られる中、
ご縁あり北海道の上川郡東川町に引っ越しをすることにビックリマーク
 
御年61歳になる山田耕司社長、第二の人生、相当大きな決断だったと思います。
 
東川町に初の酒蔵を、という町の想いと山田社長の酒造りを続けたい、という想いが一致し、
タイミングも合い、話し合いを進め、ようやく11月7日、
山田社長のお誕生日に、落成式を迎えることとなりました。
 
 
蔵の周囲は、川、山、田んぼに囲まれた自然豊かな土地。
 
 
 
雪は、冬場1メートルも積もらないとのお話でしたが、大きく環境が異なる中で、
どのような三千櫻ができるのか、新酒がとっても楽しみです!
 
落成式には、地元から多くの方やメディアが駆けつけ、大きな期待を感じましたよ。
 
 
 
 
 
 
松岡町長をはじめ、多くの方から祝辞があり、私も新たな門出に立ち会えたことに心から感謝ラブラブ
 
 
以前、岐阜にある蔵にも伺ったことがありましたが、確かにかなり老朽化が進んでおり…、
この環境下でよくこんなにおいしいお酒ができているな、
と驚くほどでしたが、北海道はピカピカの新蔵!!
 
 
入口を入ると売店や試飲できるスペースあり、蔵の中の様子も見ることができます。
 
 
 
2階建てになっていて、2階が洗米から蒸し、麹、酒母造りまで、
1階がもろみから搾り、火入れ、瓶詰め、貯蔵と、導線も機能的になっています。
 
窓からの景色が、絵画のよう音譜
洗米
 
蒸しの甑
 
放冷機
 
麹室
 
 
 
酒母室
 
蒸米や麹を一階に運ぶ、エレベーター
 
階段を降りると…
 
醪タンク
 
水道水は地下水なので、ずっと流しっぱなし。
上東町は全世帯地下水なので、上水道代0円!
中硬水で美味しいお水でした。
 
貯蔵用タンク
 
これらのタンクや、下記の日本酒を搾るヤブタなども岐阜の蔵からお引越し。
プロの業者さんに頼んだとはいえ、本当に大変だったことと思います。

搾り
 
火入れ&瓶詰め
 
ラベル貼りは、以前と変わらず一本ずつ手貼りで…。
 
天井高く温度管理バッチリの貯蔵庫
 
早速酒造りも始まっていて、連日メディア取材も入っているそう。
 
各方面から大きな期待を受け、プレッシャーもおありかと思いますが、
肩に力入りすぎないように…。全国から多くのファンがエールを送っておりますよ!!
 
新酒第一弾、心待ちにしておりますね音譜
 
 
記念にいただいた升も、素敵ですビックリマーク


酒蔵のある東川町がまたすごい街なので、そのレポートはまた明日ニコ