9月27日、兵庫県播磨地域の日本酒が「GIはりま」に指定されたことを記念して、
姫路城内にある迎賓館で、大阪国税局主催 YouTubeライブ「GIはりま」が行われ、
トークセッションの司会をさせていただきました。
 
ゲストは、
・「はりま酒研究会」会長・田中酒造場社長、田中康博さん
・日本酒スタイリスト、島田律子さん
・「2020ミス日本酒・兵庫」高山郁美さん
・大阪国税局鑑定官室長、石田謙太郎さん
 
50分番組の中で、GIはりまの条件についての解説や、
石田鑑定官室長からテイスティング方法のレクチャー、
そして、今回GIはりまに認定された52種類のお酒のうち、
15蔵16種類のお酒をご紹介しましたよ。
 
 
 
 
それぞれの蔵の造りの特徴、蔵元の想いなどを織り交ぜながら
アドリブでご紹介させていただきました。
 
個人的にも殆ど播磨地域の酒蔵は訪問しているので、
少しでも視聴頂いている方に、播磨にはどのような酒蔵があるのかを
知っていただきたくて…。
 
 
 
東京から視聴くださっていた方から後日、
限られた時間で凝縮した内容のイベントとなっていて、視聴し甲斐がありました!
知らない酒蔵もあり、さらに興味が湧きました、との感想もいただけてよかったです音譜
 

 
 
ちなみに、GIはりまの概要とは、
「はりまの清酒は、口当たりは柔らかく優しい丸みがあり、
苦み渋みが少ない繊細なコクと豊かな香味のふくらみを有し、
兵庫県産山田錦を麹に用いることにより、心地良い酸味が付与され、
後味が軽快なお酒になります。」とのこと。
 
他のGIと比べて特徴的なのは、米および米こうじに、
兵庫県産山田錦のみを使用することを条件としていること。
 
昭和11年に誕生した山田錦は現在まで原種が管理され、
県の「主要農作物種子生産条例」により守られています。
 
 
対象地域22自治体に酒蔵は22蔵ありますが、
「はりま(播磨)の酒」審査会を実施し、
一定の水準を満たしたものだけが「GIはりま」認定酒となります。
 
本年5月に初の審査会が行われ、15蔵が計52点を出品。全てが認定を受けました。
今後は、審査会を4月と10月に実施し、
認定を受けたお酒はその後1年間「GIはりま」を名乗ることができます。
 
 
審査会は、大阪国税局鑑定官室、
兵庫県立工業技術センターなどの協力のもとで運営しています。
 
これから、GIはりま認定が播磨地域の日本酒のブランディング、魅力PR、
海外展開への後押しとなることを願っています!!
 
 
後日アーカイブも配信になるとのことですので、またご案内しますねニコ