先日、ローフードのタコミート、
ミールキットを利用して作ったのを紹介しましたが、
今回はローフードのインドカレーを作りましたよ。
 
届いた材料は、こちら。
 
有機ココナツミルク、ミックススパイス
(クミン、カレー粉、コリアンダー、ターメリック、チリ、塩)、
そして大量の有機カシューナッツ。
 
火を使わずに作るカレー、どんな風に仕上がるのでしょう。
全く見当もつかないまま、レシピ通りに作ってみました。
いや、正直混ぜるだけなので、とっても簡単なのですが!!
 
大切なのは、カシューナッツを2~3時間水に漬けること。
前回はクルミを一晩水につけましたが、理由をBardonのカナエさんに聞いたところ、
 
『生ナッツには植物がもともと持っている
「酵素抑制物質」を排除する意味があることと、
浸水によって栄養価を高めています。
 
ナッツはこれから植物になる「種」です。
しかし、例えば机の上で発芽してしまえば、土や水が無くそのまま死んでしまいます。
そこで発芽に適した条件が整うまで、自分で発芽を抑制しています。
 
この抑制物質は私達の体には毒とされており、
また、浸水によって「あっ!発芽の環境が整った!」と抑制物質を排出します。
 
加えて、発芽する際にはエネルギーが使われ、栄養価も高まることから、
「活性化したナッツ」と呼ばれます。』 とのこと。
 
なるほど…。発芽玄米はよく聞きますが、
ナッツも発芽状態にあるほうが栄養価高いのですね!!
 
カシューナッツを3時間ほど水に漬けると、水分をたっぷり含み、
しっとり重みのある状態に変化してました。
 
そのあとは、ココナッツミルク、玉ねぎ、スパイス、
にんにく、オリーブオイルと一緒にミキサーにかけるだけ。
 
 
ボウルに移して、ブロッコリースプラウト、トマトを混ぜてできあがり。
 
ブロッコリースプラウトも、発芽した新芽なので栄養価高いですし、
カレーペーストに絡まりやすいのでいいですね。
 
ここでまた、カナエさんの豆知識。
『植物の新芽や蕾にはその植物がこれから成長するための栄養が詰まっているため、
栄養の宝庫です。 西洋では、その新芽(ジェモ)のエキスを抽出して病気を直す
ジェモセラピーが医療現場で用いられている国もあるようです。』 と。
 
すごいですね~!!
改めて、我々は植物、動物のエネルギー、
生命力を頂いて生きているんだなと実感。
 
 
正直、ナッツ主体のカレーってどんな風味なのか…ドキドキしながらいただきました。
 
カシューナッツ自体はクセのない味わいですし、
ココナッツミルクの風味もあまり感じられず、
本格的なスパイスの優しい香り、トマトの酸味、雑穀入り玄米とよく合いますねラブラブ
 
例えると、カレー風味の卵サンドの具の部分、みたいな味わい。
普段、腹八分目に抑えているのに、あまりに美味しすぎてお替りしてしまった…。
 
これなら、パプリカ入れたり、レモンをぎゅっと搾って
爽やかな酸味をプラスしても美味しいだろうな、と感じました。
 
翌日は、カリッと焼いたライ麦パンに
カレーペーストをたっぷり乗せていただきましたが、絶品でしたよ音譜
 
麺類に絡めても美味しい、とのこと。
色々アレンジできますし、ヘルシーでこの満足感は…感激でした!!
これからの時期、冷やしカレーもいいですね音譜
 
この自粛期間、初めてローフードの世界に足を踏み入れてみましたが、
美味しいだけでなく、体への負担が軽くて胃腸が喜んでる感じ。
 
知識豊富なカナエちゃんが作るミールキットだから、
初めてでも安心して利用できるし、
体調を整えたいときにローフードを取り入れる、
という選択肢もありだなと実感しました。
 
ご興味ある方、ぜひ試してみてくださいね!
食の世界はやっぱり面白い…。自炊で、日々発見の連続ですニコ