東京酒蔵巡り視察ツアー2日目、
 

 
まずは、環境省 奥多摩自然保護官事務所の方より、
秩父多摩甲斐国立公園についてのレクチャーがありました。
東京にも、国立公園に指定されている自然があったとは…。
都内でも大自然を感じられる場所があることを再認識。
 
そのあとは、青梅梅林へ。
 
立派な公園ですが、現在は整備中で入口まで。
 
 
時期的に、蝋梅が綺麗に咲いていました。
 
 
 
 
お土産屋さんも2店舗ほど。
梅干しや梅を使用したお菓子など、色々販売されていました。
 
 
 
 
 
 
そして、そのあとは酒蔵を3蔵巡りましたが、皆さんご親戚だとは知りませんでした!
 
まずは、澤乃井を醸す、小澤酒造。
 
 
 
入口横の立派なかやぶき屋根、
現在こちらで小澤家の皆様住んでおられるのだそう!
 
小澤幹夫社長より、酒蔵の歴史など伺い、中へ。
 
 
 
熟成古酒も、ずらっと並んでいました。
 
1年経つごとに100円アップしていくとのこと。
(もっと付加価値つけてよい気もしますが…!)
 
 
そして、仕込み水に使われている井戸も拝見しましたが、
石垣の洞窟の中にあるんですね。
 
掘られたトンネルを歩いていくと、水が湧いていました。
 
水を大切にされている様子が伝わってきます。
 

 
小澤酒造さん、どこまでが敷地なの把握できず(笑)
とにかく広くて、川が流れてたり、吊り橋があったり…。まるで自然公園のよう。
 
 
 
レストランやお土産屋、利き酒コーナーなどもあり、ゆっくり時間を過ごせますよ。
 
 
 
我々もお昼はこちらのお店で、豆腐や湯葉など中心としたヘルシーなお料理いただきました。
 
 
 
 

 
利き酒コーナーは、一杯頼めば持ち帰りできるお猪口がついてきて、
2杯目からは100円引き。お得ですね…!!
 
 
私は300年杉の木桶仕込みと、きもと造りの2種類をいただきました。
 
 

 

 
充分に澤乃井を満喫したあと、嘉泉を醸す、田村酒造場へ。
 
 
文政5年創業です。こちらも、なんとも老舗の酒蔵らしい、歴史的な建物の数々…
 
 
この立派な煉瓦造りの煙突は、8角形で帯鉄で補強されており、
登録有形文化財に指定されています。
 
他にも、美しいお庭や歴史的な建築物の数々に圧倒されました。
 
 
田村分水や、精米する為の旧水車小屋があったり、
 
 
 
昔は商いをする人達が、この川を船で何往復もしていた時代もあったとか。
 
 
田村半十郎社長が丁寧に蔵を案内、くださいました。
歴史好きな方にはたまらない場所ですね。
 
 
 
 
普段の酒蔵見学ではここまでは見られない、とのことですが、
ぜひ訪れて雰囲気を味わっていただきたいです。
 
 


 
そして、多摩自慢を醸す、石川酒造へ。
 
 
こちらは10年以上ぶりに2度目の訪問。
色々進化していました。
 
 
蔵内のガイドをしてくださった畠山さんは、英語、フランス語も堪能で、
多くのインバウンドに対応されています。
 
 
 
 
 
 
 
蔵の中に、また立派な門、この奥に石川家の皆様お住まいだそうです…。
 
 
石川酒造ではクラフトビールも造っているので、
麦酒工房や、昔のビール造りに使用していた窯も。
 
 
 
焼きたてピッツァなどがいただけるイタリアンレストラン、おむすびのお店、
お土産屋など、こちらも色々と楽しめます。
 
 
 

いつもお世話になっている方が企画している、
医療貢献犬を支援する活動の一環で造られた日本酒もあったので、購入しました!
 
売り上げの一部が寄付されるとのことで、ご興味ある方はぜひ!
 
帰りは渋滞もなく、東京駅まで1時間足らずで到着しましたよ。
 
2日間の旅でしたが、都内でも、
十分に本物を感じ体験できる場所、コンテンツが豊富にあると改めて実感。
 
もっと深堀していきたいな…と感じました。
 
今は新型コロナウイルスの影響で、観光も自粛ムードではありますが、
落ち着いたらまた多くの方が訪れますよう。
 
プライベートでも、都内郊外色々散策したいと思います。
大変有意義な機会を有難うございましたニコ