2月の3連休、池尻大橋にあるカフェバー「MIEL」にて、
『音と酒と朗読とvol.2』を主催しました。
 
今回もミュージシャンの丸山茂樹さんとのコラボで、
前半は、普段お酒もご一緒させていただいている、
角田光代さんのエッセイ「今日もごちそうさまでした」より、
しらたき、ごぼう、白菜をテーマにしたエッセイを朗読、
 
そこで出てくる様々なお料理をストーリー仕立てで想像しながら
脳内で味覚化し、「〆張鶴 雪」を飲み、ペアリングしていただく。
 
そこに丸山さんが即興で音楽を演出することで背景がより浮き上がる…。
 
角田さんのチャーミングで、ほっこり、愛ある言葉が紡がれた物語とともに、
ゆったりとした時間をお楽しみいただきました。
 
 
 
 
 

 
合間に小話も挟みつつ、後半は、丸山さんの楽曲「花ろっじ」を朗読化。
 
二人とも兵庫県出身ということもあり、
阪神淡路大震災で被災後も、パワフルに生きているおばあちゃんとの出会い、
ストーリーを朗読し、そのまま丸山さんの歌へと繋げます。
 
 
 
 
この時は、姫路市の田中酒造場のお酒、
野条穂を使用した白鷺の城 喜縁の新酒を飲みながら聴いていただきました。
 
 
 

 
そのあとは、参加者の皆様と交流タイム。
 
 
角田光代さんのエッセイに出てきたお料理、
「しらたきとたらこの炒め物」、「八幡巻き」、「白菜漬け」もご用意。
 
 
脳内調味とリアルとで違いがあるのか?!も体感しつつ、日本酒も。
 
 

 
天寶一の地域限定酒、ツバキアンナさんラベルの、
広島県福山市内 飲食店限定日本酒もお送りくださったので、特別にお出ししました。
 
 
 
ちなみに、白菜のエッセイでは、角田さんのお父様への思い出が語られる内容だったので、
白菜漬けは、私の父が家庭菜園で作った白菜を、
母が昆布と石垣島の塩で漬けたものを送ってもらい…。
塩かげんもよく、いい具合に発酵していて美味しい!と
皆さんに完食していただき嬉しかったです。
 
 
 
 
 
 
 
 
声を活かし作り上げた世界観の中で日本酒を楽しんでいただきたい、
という長年の夢が叶い2度目の企画となりましたが、
丸山さんの即興での音楽とのコラボレーションで、何倍にもその世界が膨らみ、
ギターやアイヌの民族楽器、トンコリの心地よい音色…。
 
 
勿論緊張感もありますが、自身も楽しみながら、
客観的にみて何と贅沢な場をいただいているんだろう…と胸いっぱいにラブラブ
 
 
丸山さんより、
「美しい声の持ち主の方と仕事ができるのは嬉しいです」と過分なお言葉をいただき、
 
ご参加の皆様からも
「有紀さんの静かで優しいトーンの声で朗読してもらうのは、実に心地よいし、
日本酒を飲みながらというのが、リラックス出来て良かった!」、
 
「自分が思っている以上に想像が膨らんでびっくりした!」、
 
「話に入り込んで、最後うるうるきました」など… 
ご感想を沢山いただけて、幸せでしたラブラブラブラブ
 
丸山さんも仰るように、様々な土地でこの会が広められたらいいな…キラキラ
 
 
 
ちなみに、会場となったミエルさんは、
娘婿さんが養蜂場をされているとのことで、
色々なはちみつが販売されていたり、はちみつドリンクもいただけて、
ほっとくつろげる空間。
 
私も本番前に、北海道の蕎麦はちみつを使った生姜ホットミルクをいただきましたが、
とても美味しかったです!!
 
『音と酒と朗読と』、これからも続けていければと思います。
今回もご参加くださった皆様、有難うございましたラブ