今年アップできていなかった出来事の一つを…。
 
11月24日、都了中さんの 一中節都派 家元継承披露パーティーが、
新しくなったオークラ東京 プレステージタワー 平安の間で開かれ、
司会をさせていただきました。
 
 
都了中さんとは、5年前にお会いしてから勉強会などでご一緒していますが、
300年以上続く、浄瑠璃の一派である一中節、
その家元継承の大切な節目の場でお声がけいただき、大変光栄でした。
 
約500名の方がお祝いにいらして、盛大に開催されましたよ。
 
 
 
冒頭、お父様との共演で「猩々」を披露くださいましたが、
まさに秋の心地よい風が吹く宴の中で、くめどもつきない酒壺を与える…
といった風景が思い浮かぶような、了中さんの世界観に会場全体が包まれ、
魅了されたあとを受けて私の司会が始まる、ということもあり、
いかに空気を変えず自然な感じで進めていくか…。
 

猩々の解説をさせていただきながら、心臓はバクバク、あのような緊張感は久々でした。
 
お祝いの言葉では、
一般財団法人古曲会の山田太門理事長、歌舞伎役者の中村雀右衛門氏、
バレリーナの吉田都氏、日本舞踊花柳流 五世宗家の花柳壽輔氏、
オペラ歌手の野々村綾乃氏、元文化庁長官で日本舞踊協会会長の近藤誠一氏など、
日本文化、芸能に関わる方々からのお話があり、
表現すること、伝えることを一生のテーマとしている身にとって、
司会をしながらも心に響く言葉を沢山いただけました。
 
 
 
会の後には、挨拶&記念撮影の凄い行列!!
 
お弟子さんも沢山いらして、
了中さんが一中節をもっと広く知ってもらい楽しんでもらうための取り組みに注力されている、
その想いを形にされていることにも感慨深い気持ちになりました。
 
 
大きなプレッシャーもありながら、お会いする度いつも穏やかな笑顔を絶やさない了中さん、
これからの益々のご活躍を楽しみに、また公演にも伺いたく思います。
 
 
著名なアナウンサーさんのご友人も沢山いらっしゃるなかで、
生CMの様子を以前ご覧くださっていて、
ぜひ私にと大切な場で司会にお声がけくださり、心より感謝。
 
ご参加の皆様からもお褒めの言葉をいただけてホッとしました…。
 
 
 
期待以上のパフォーマンスができるよう、来年も精進しつつ、
ここぞというときに、しっかり力を発揮できるよう努めたいと思います。
 
 
 
今年も残すところあと少しですが…、
皆様どうぞ良いお年をお迎えくださいませニコ