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この日は、早起きして、朝6時50分羽田発の飛行機で。



無事鹿児島空港に着き、串木野の港まで車で約1時間。



そこから、また船に乗り換えて甑島まで50分くらいかなぁ~。


塩田酒造の塩田社長が、港まで船で迎えに来て下さっていまして。
お心遣い、ありがたいことです!!!


が、


皆船に乗り込み、さぁ、出発!!!というところで、、、いきなりハプニング!!!



何故か、エンジンかかってるのに、クラッチが効かない!
すでに岸壁から綱はほどかれており、船は方向感覚なく、ただプカプカ海に浮かんでるだけ。


えぇ~~、これって、漂流?!しかも、港の中で?!


岸はすぐそこなのに戻れないという、なんとも不思議な体験。
いざという時は泳いで渡るしかない!なんて冗談いいつつも、


塩田さん、エンジン見ながら相当な焦りよう、、、。
角田さんも、さいさき不安なご様子、、、(写真がその図)



結局、救助の船を呼んで、岸まで引っ張ってもらいました。
ところが、まもなく岸に着くかという、まさにその時!!!


次は、救助隊の方が、海にどぼん!!!


え?!  だ、大丈夫ですか?!?!


すぐさま引き上げられましたが、危うく岸と船の間に挟まってしまうところでした。ホッ。
こんな事、そう起きる事ではないですよね。

パンツの替え、あるのかなぁ、と角田さん。
救助隊の方、皆の笑いをとって終わりでよかったですが、、、(^^;)



この取材、まだ始まったばかり(というか、始まってもない)のに、大丈夫かしら、と、
とりあえず代わりの船が来る間、港の近くの喫茶店で待機する事に。


塩田社長の知り合いがやっている、ジャズ喫茶、その名も「喫茶パラゴン」が開いているだろう
とのことでタクシー乗って行ってみたら、、、。

その時、10時50分くらいだったのですが、

「只今準備中。 12時開店」の看板が!!!



ええっ?!


そしたら、さすがは塩田さん、交渉間もなく、お掃除中のお店に入れていただくことができました。
本格的で美味しいコーヒーまで立てていただいて、本当にお店の方にも感謝!!です。


それにしても、島に着くまでにこれだけの事が起きるなんて、、、。



「これ、テレビの取材だったら、相当おいしいよね」

と、皆口々に言っておりました(^^;)



それから1時間後、甑島から、おたふく風邪で寝込んでいた漁師の日笠山さんが
ご自身の船を操縦して来てくださり、、。ほんと、申し訳なかったです!!



改めて船に乗り込み、再出発!!!

ちょっとドキドキしたけど、次はちゃんと走ってくれました(^^)


まずは、船の上で、生きているカンパチを、その場でさばいて!
写真の様な器具を使って、魚を絞めるんですって。

揺れる船の中で、島の料理人の方が一生懸命さばいてくださり、、、ありがたく頂きました。


身がプリップリで、噛み応えがあて、噛めば噛むほど旨みが出てきて、、、。
臭みもなったくなし。

鹿児島特有の、甘めのお醤油が、また旨さを引き立てていましたよ(^^)



他にも、名物のきびなごも、昨晩捕ってきたばかりのものが。
ピカピカ光っていて、頭を持って、そのまま味噌酢醤油につけてガブリ。
丁度卵を持っている時期なので、濃厚さも加わり、美味☆

お酒も進みますぅ~~。(すでにビールを飲みながら)

時期的には、11月が一番脂が乗っているそうですが、
卵を持ったきびなごも、また貴重ですよね。


いきなり船の上で、お魚、堪能させていただきました♪
(といっても、これは序章にすぎません!この取材、本当、海の幸三昧でしたぁ☆)




一度島に着いて荷物を置いた後、再び船で島周辺をクルーズ。
甑島って思っていたよりも縦長の島で、結構大きい!
そして、周りにはたくさんの無人島や、岩があるんですね。


小さな岩の上で釣りをしている人たちがたくさんいましたよ。
釣りファンに人気の島みたい!
夕方になると船の迎えがくるそうです。


海猫の生息地や、ナポレオンの顔の形をした岩、洞窟、滝など、
色々と案内していただきました。


この日は曇り空でしたが、それでも海の色の綺麗な事!
吸い込まれそうな深いブルーで、ほんと、感動!!!
ダイビングしたら、色々な魚が見れるんだろうなぁ~~~。

ん~~、潜りたかった!


そして、一通り巡った後、甑島に戻って参りました。
長くなっちゃうので、島での夜は、また次回!!!