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最近、N’sあおい!と職場で言われる事もあるなか(正直、返答に困る)

先週末、能の“葵上(あおいのうえ)”を観ようと
初めて、国立能楽堂に行って来ました☆

ここんとこ、プチあおいブームが、あおいの周りで起きている(と感じているのは私1人^^;)




能、狂言と、旬のお酒を楽しむ会にお誘いいただきまして。
日本人なのだから、折角の機会ですし、日本の伝統文化に接することも大切だと。


能楽堂に入り、辺りをキョロキョロ。
木造の立派な舞台が素敵☆
この舞台、昔小学校の教科書で見たことがある!くらいの知識しかなかったのですが、、、


今回の舞台は、外国人に少しでも日本の文化を知ってもらいたいとの
狙いでしたが、やはり日本人の方が多かったです。

着物でいらっしゃっている方も多く、なんだか緊張!!



狂言は何を言っているのか分かりますし、笑いもあるので、場の雰囲気も和んだところで

能へと移ります。会場がしーんとするなか、お面をつけたシテ(主役)が、足を擦りながら
歩いてくる音だけが響いてきて。体の動きなど、一挙手一投足に集中して観てしまいました。


能は事前にあらすじを頭に入れておいた上で観ないと、
しゃべっている言葉も聞き取れないし、何を表現しているのか分からないんですね。


でも、皆さんの、舞台中に低く響き渡る声に、聞きほれていました。
1人の声なのに、なんだかハモっているように聞こえるんです。
声の幅があるのでしょうね。


終わったあとも、その静と動の独特の空気感、裏表にある喜と悲、
それを表現する声の感じなど、体に染み渡り、余韻に浸っておりました。




その後は、日本酒を楽しみながらのお食事。
蔵元さんに直接お話を伺えるのも楽しい!

写真はごく一部ですが、山口県の旭酒造さん『獺祭』の純米大吟醸、特に美味しかったです~♪


また、面白いな、と思ったのが、福島県の奥の松酒造さん。
日本酒では珍しい、黒麹を使ったお酒を今年初めて出されました。

焼酎で、黒麹を使われる事は多いのですが、
日本酒では、他の酒蔵さんでもまだないのでは、とのこと。


日本酒だと、やはり魚料理などさっぱりしたもの中心に合いますが、
黒麹を使う事により、油物にもあう日本酒が完成☆


酒蔵さんも、今の時代に合わせて色々と努力されているのですね!

英語、中国語、韓国語を使った立派なパンフレットを作っていらっしゃるところも、
積極的に日本酒を広めていきたい、という心意気が感じられます。




ほろ酔い気分で家路へ、、、、
日本のよさを、改めて実感した一日でありました(^^)