第11回雄町サミット」がホテルグランドパレスで開催され、司会を致しました。
 
岡山県産雄町を使用した歓評会では、
全国より過去最多の215点が出品されましたよ。
 
一部では優等賞の発表と、結審の審査員からの講評があり、
出品酒の評価や雄町らしさとは?!といった点も、
各視点でお話いただき、大変勉強になりました。
 
雄町の特徴である「うまみ、ふくらみ、なめらかさ」が評価の基準ですが、
全般にバランスが良く、酒質も年々良くなってきているとのこと。
 
山廃、生酛、古酒、原酒、ガス感のあるものなど、
雄町の多様性が感じさせるお酒も増えているとのことで、これからが益々楽しみですね。
 
 
 
 
2部では、岡山県の備前県民局や、岡山県漁連から地元の食材を使った
日本酒に合うおつまみも沢山用意され、雄町の日本酒とともに皆さん楽しまれていました。
 
 
 
優等賞受賞酒蔵のインタビューも、皆様それぞれの想いを伺えて、とてもよかったです。
 
 
 
中には、今回初めて岡山県産雄町にチャレンジし、
初出品で見事優等賞を受賞した宮城県の花ノ文を醸す中勇酒造店さんや、
雄町サミット11回開催中10回優等賞受賞の、極聖を醸す岡山の宮下酒造さんなど…、
 
優等賞率2割という狭き門で、名だたる酒蔵さんもなかなか受賞が難しいなか、快挙ですね。
受賞した皆様、本当におめでとうございます!!
 
また、今回初試みということで、オマチスト検定も開催されましたよ。
全問正解者には、後日「オマチスト認定書」が発効されるということで、
堂々とオマチストを名乗ることができます!
(オマチスト、とは、雄町を使用した日本酒の味わいが好きな雄町ファンの人のこと)
 
岡山県から、雄町生産者の皆様も参加され、
直接お話を伺える貴重な機会でもありました。

ヒノヒカリと比べても、雄町がいかに背の高い稲かが分かりますし、
品質のよい米を作る為のご努力も、並大抵のことではないと思います。
 
 
 

一度生産が途絶えた雄町を復活させた、
利守酒造の利守忠義会長の熱い想いも伝わってきて、
ぜひ近いうちに雄町の田んぼにも足を運びたいな、と感じました。
 
 
酒蔵プレスでも、雄町サミットの模様がレポートされているので、チェックしてみてくださいね。
レポートはこちらから
 
雄町サミットには、これまで何度も参加者として伺っていましたが、
今回司会でお声がけいただき、大変光栄でした。
 
雄町といえばこの方、日本酒ライターの市田真紀さん音譜
日本酒冊子「酒蔵萬流」、いつも興味深く拝読していますビックリマーク
 
有意義な時間を有難うございましたニコ