岐阜酒蔵取材、1日目は4蔵訪問しましたよ。

まずは、白川郷の三輪酒造。


三輪研二社長がご案内くださいました。
にごり酒どぶろくを昭和51年から造っていて、
現在全生産量約1900石のうち9割がにごり酒とのこと。



観光地でもある白川村から依頼を受けたのがきっかけで、
白川郷で昔から造られていたどぶろく、にごり酒をメインに造られています。

1.5ミリの網目で濾しているので、酒粕は1%も出ないそうですよ。


口当たりなめらかながら、米の甘みも感じられつつすっきりキレもよい味わいで、
つい飲み過ぎてしまいます…ラブ


次に伺ったのは、竹雀の大塚酒造。

大塚ご夫妻がご案内くださいました。
(奥様は三重出身ですが、高校時代剣道の試合を通じて出会ったとのと!
素敵なお話…ラブラブ)

家族4人で酒造りをされていて、生産量は150石ほど。
蔵元杜氏でもある大塚清一郎さんは、東京農大卒業後、
味に惚れた三重の酒屋八兵衛を造る元坂酒造の社長に直談判、
そこで数年山廃造りなどを学び蔵に戻ります。

酸をしっかり出し米の味が活きる味わいを表現しています。
お燗酒専門店では常連の銘柄ですね。
3年前からは酵母無添加のきもと造りにもチャレンジされています。




続いては、房島屋の所酒造。

所優社長にご案内いただきました。
仕込みは2人で250石ほど生産しています。


原料米は五百万石、山田錦を中心に、
地元産の酒造好適米 ひだほまれも少しずつ増やしています。

搾り機は珍しいもので、全国で5.6蔵しか使っていないのでは、とのこと。
掃除がしやすく清潔な状態を保てるのだそうですよ。


房島屋も燗酒向きな印象ですが、所さん自ら燗をつけてくださいました音譜


4蔵目は、達磨正宗の白木恒助商店。


熟成古酒で有名な酒蔵です。
代表社員の白木滋里さんが案内くださいました。


昭和46年からの熟成古酒が沢山眠っていて、ロマンを感じますね…。

お父様の白木善次さんにもお会いでき、なぜ熟成古酒を造る事にしたのか、
その想いをたっぷり語っていただき贅沢な時間でした。






詳細は以前連載で紹介しているので、ご参考までに…。


そして夜は、岐阜市内にあるお店で懇親会音譜

7蔵元にお集まりいただき、ツアーメンバーと一緒に楽しく有意義なひととき❗️

岐阜のソウルフード、油揚げも美味しく、
郷土料理でもある漬物を炒めて卵でとじた一品は、
初めていただきましたがお酒のつまみにぴったり音譜


初霜は地元栽培のお米で、岐阜でしか販売していない地酒。
岐阜に来たからには、こういうお酒をいただきたいですね音譜




岐阜県は本当に個性豊かな日本酒が多いのが特徴の一つ。
二日目以降もまだまだ続きますよニコ