先日、長年の夢が、一つ叶いましたラブラブ 
 
下北沢にある「風知空知」にて、「音×酒×朗読」の会を主催。
 
 
朗読会、ずっと前からやりたかったのですが、
ようやくそのタイミングが!
今でも、あの空間、素敵な音楽と共に流れた時間を思い出すと夢心地になります…。
 
 
 
 
同じ神戸出身のミュージシャン、丸山茂樹さんと日本酒イベントでご縁をいただき、
とんとん拍子でコラボしましょう!と話が進んでいきました。
 
 
 
「音×酒×朗読」ということで、阪神淡路大震災から24年目でもあり、
当時のことを振り返りつつ、丸山さんの音楽、そして朗読を聴きながら
灘の百黙、播磨の播州一献を楽しんでいただきましたよ。
 
 
 
合間に、灘の日本酒のこと、
昨年11月に火災で被害を受けた播州一献のことも色々お伝えしました。
 
朗読は、丸山さんが、震災にも負けず前向きに人生を歩んでいる
神戸のおばあちゃんを歌にした「花ろっじ」から書き下ろしてくれた
台本を読ませていただきましたが、
丸山さんの中にある世界観を壊さないよう、私なりにイメージしつつ、
おばあちゃんのせりふは関西弁で、ナレーション部分は標準語で…。
 
 
勇気や元気をもらえる内容に、自然と気持ちも入っていきます。
 
 
この花ろっじを朗読することは決まっていましたが、
前半をどうするか、二転三転かなり悩み…
 
そうだ!食に関するエッセイを読み、
その料理を思い浮かべてもらいながら日本酒を飲む、というのは面白いのでは!
 
日本酒&料理のペアリング、口内調味ならぬ、脳内調味をしてもらおう音譜と思いつき、
普段お酒をご一緒させていただいている角田光代さんの著書
「今日もごちそうさまでした」から、豆腐、からすみ、山菜をテーマにしたエッセイを。
 
角田さんの表現がとても好きで、お茶目でかわいらしい視点もありつつ、
食材に対する愛情が伝わってきてテンポ感あり、
読んでいるこちらもとても楽しくなってくる内容音譜
 
 
 
丸山さんも、内容に合わせて
ギターやトンコリ(樺太アイヌの弦楽器)を即興で演奏くださり…。
 
ただ、この時間、参加くださってる方々も楽しんでいただけているのか…
何しろ初めての朗読ということで感想伺うまでドキドキだったのですが、
皆様それぞれにお楽しみいただけたようでホッとしました。
 
 

 

頂いたご感想少しご紹介しますと…
 
「有紀さんの声が耳に心地よかったです(ほろ酔いで聞くと更に魅力的)」、
「灘のお酒や酒蔵の話、神戸や兵庫県のお話がとても楽しかった」、
「日本酒のフリートーク、止まらない感じがよかった!」、
「お二人のウットリするようなお声にどっぷり浸らせていただいた素敵な時間でした」、
「有紀さんの声のトーン、リズム感が、リアルに食べ物が
まさに目の前にあるような錯覚に陥る静的な迫力があり感動しました」、
「耳から味覚が入ってくる、みたいな味わいがあって本当に不思議な体験だったし
心から楽しかったです」、
「湯豆腐、からすみパスタ、早速食べたくなりました!」、
「今年山菜デビューします!」、
「スタートからスーッとその世界に引き込まれるような感覚で
ほんとに楽しませてもらいました。
日本酒×朗読×音楽だと眠ってしまわないかと心配してましたが、
楽しすぎて終って欲しくないとすら思いましたよ」、
「声が飽きなくて、内容が全部頭に残りました」、
「フリートークで毎度全国の蔵の裏話を自分の事のように語る、
それはまるでアンジャッシュの渡部さんが、出演ゲストの番宣を
本人以上に熱く愛を持って語るシーンとオーバーラップして、
思わず笑ってしまいました」 など…。
 
早速翌日、冷ややっこや湯豆腐を作ったり、山菜スーパーに探しに行かれた方もおられたようでラブ
料理そのものは目の前にないけれど、想像で楽しめる空間というのも、
また面白いかもしれませんね。
 
全体のライブ構成など、慣れている丸山さんにリードしていただいたこともあり、
上手く形にできて心から感謝ビックリマーク
 
普段の司会や講演、トークショーとはまた違い、
こうしてライブ演出をし、プロフェッショナルなパフォーマーとして舞台に立つのは
私にとって新たなチャレンジでした。
(振り返ってみると、ピアノ、和太鼓、詩吟、エアロビの発表会、
高校の学際でのステージ…と趣味の域では、いくつかありましたが!)
 
こういう伝え方もあるのか、と自身の中の新たな扉が開かれたような気がしました。
声を活かした仕事、もっとできるといいなぁ。
 
丸山さんとは、更にブラッシュアップしながらやっていこう、
と話していますので、また第二弾も企画できればと思っています。
 
私の朗読デビューの場にお越しくださった皆様には、心から感謝ですラブラブ
本当に有難うございましたニコ