日本橋三越カルチャーサロン 日本酒講師として、先日外出講座を開催。
 
今回は、帝国ホテル内にあるフレンチレストラン、レセゾンで
日本酒とのペアリングランチを企画しました。
 
帝国ホテルでは、これまで鉄板焼き店 嘉門で獺祭の会が開催されたのみで、
フレンチでの日本酒会は初めての試みとのこと。
 
歴史あるホテルのフレンチレストランで日本酒の企画という、
貴重な機会をいただけたご縁に感謝とともに、
名を汚さないようにととても身が引き締まる想いでした。
 
 
帝国ホテルの広報の方やシェフソムリエ、
シェフとの打ち合わせも兼ねてランチに伺った際も、
最高のサービスと共にゆったりと時間が流れていて、
東京の中心地にいることを忘れてしまいそうなほど!
 
この雰囲気、お料理にふさわしい日本酒で、
参加者の皆様をどうご満足いただくか、
その日から色々な想いが駆け巡りました。
 
ティエリーヴォアザンシェフは、フランスのレクイエールで、
シェフとして10年間三ツ星を守り続けたあと、来日して13年間、
レセゾンのシェフとして活躍されています。
 
13年前、奥様、お子さんも連れて日本に移住されたということで、
いかに当時から覚悟を持って来日したかが分かりますね。
 
先日、NHK BS1でヴォアザンシェフの1時間近くの特集番組がありましたが
「人生は旅だ、料理も旅だ」というタイトル通り、
時間を見つけては全国各地渡り歩いて、日本の素晴らしい食材を探してこられました。
 
 
 
 
今回のお料理にも、ゆず、すだち、紫蘇、四万十海苔、天草大王など、
日本の食材が随所にちりばめられていましたよ。
 
再度打ち合わせの際には、実際にお出しする料理と日本酒を
合わせながら最終調整、そしていざ当日!
 
 
個室を貸切20名の皆様に、一日限りの日本酒ペアリングをお楽しみいただきました。
 
この外出講座は3度目ですが、毎回ご参加くださるリピーターの方も多く、
お一人参加の方も結構いらっしゃいましたが、和やかな雰囲気。
 
特にこの会は、参加者の年齢層も幅広く30代から70代の方もいらっしゃるので、
本物に日々触れている皆様にもご満足いただけるか…ここも緊張するところ。
 
 
 
 
ホタテの料理に合わせ、四万十海苔を練りこんだパン。
 
 
 
 
日本酒は、個人ではなかなか手に入らない希少銘柄や、
季節限定酒、先日火災で被害を受けた播州一献は、鉱山3年熟成酒を。
 
 
54ヶ月熟成のコンテチーズと、播州一献の相性も◎ラブラブ
 
それぞれの日本酒の解説、ペアリングポイントをお伝えしながら進めていきましたが、
フレンチとも良く合うことを体感いただけたようでよかったです!
 
〆には、あえて濃厚な雨後の月 にごり酒を。
アルコール度数19度のガス感ある原酒ということもあり、
とろとろのフォンダンショコラとの相性もばっちり、好評でしたよ音譜
 
 
 
 
 
最後、ヴォアザンシェフ、伊藤シェフソムリエと。
 
1枚目は、フレンチバージョンビックリマーク
 
2枚目は、ジャパニーズバージョンでビックリマーク
 
一流のお料理、サービスとともに、
上質で和やかな日本酒ペアリングを楽しんでいただく
一日限りのスペシャルなひとときとなりました。
 
 
 
関係者の皆様による多大なるご配慮のお蔭で、
成功に繋がりましたこと、心から感謝ですラブラブ
 
 
ロビーのお花は、クリスマス仕様に模様替えされていましたよクリスマスツリー
 
 

貴重なご縁、本当にありがとうございましたニコ