10月20日公開の映画、恋のしずくの試写会、
そして恋のしずく×東広島日本酒パーティーに伺いました。
 
実はこの一週間で恋のしずく、2度観る機会に恵まれたんです。
 
農大に通う、日本酒嫌いのリケジョ女子大生が、老舗酒蔵に実習に…。
ということで、東広島市、西条が舞台なのですが、広島の風景がとても美しく描かれていて、
また造り手の酒造りに対する姿勢、精神性も見事に表現されていて…。
 
なんだか、酒造りに携わる蔵人や広島の酒蔵の皆様と重ね合わせながら観てしまい、
かなりのシーンでハンカチが必要でした…。
 
役者皆さんの演技がとてもお上手で、
主演の川栄李奈さんは初主演とは思えない自然体な演技。
 
 
杜氏役の方は本当の杜氏さんが演技されてるのかと思うほど。
1度観た後に知りましたが、竹鶴の石川達也杜氏が監修されていたのですね。
パーティーで石川杜氏ご本人にも伺いましたが、ひねりもちを作るシーンだけは
コツや慣れも必要とのことで、石川杜氏ご自身の手が映っているそうですよ。
 
 
酒造りは命を育む仕事…。なんて尊い世界なのだろうか、と改めて。
 
また、大杉漣さん、この作品が遺作となりましたが、
私誕生日が同じということもあり(実は今日なのです)
日本酒の蔵元役で出演されていたことも、嬉しかった。
 
とても美味しそうな日本酒の飲みっぷりに魅かれました…。
 
蔵元と杜氏が縁側で杯を交わすシーンも印象的なのですが、
舞台となっている酒蔵、お庭も素敵だなと思って観ていましたら、
先日の豪雨で大変な被害を受けた柄酒造さんとのこと。
 
撮影はすでに終わっていましたが、瀬木直貴監督はじめスタッフの皆さん達で
泥の掻き出し作業にボランティアで行かれたそうです。
 
 
現在は映像にあるお庭もなくなってしまったとのことで…。
麹室も製造機器も被害を受け、今期の造りは厳しいかもしれないと
蔵元にも先日伺いましたが、なんとか復旧していただきたいですし、
我々も 応援を続けていきたいですね…。
 
物語の中では日本酒の楽しみ方なども色々織り交ぜて出てきますし、
出演者のファンの皆さんが映画を観た後に、
これまで日本酒はあまり飲まなかったけれど、飲んでみようかな…
というきっかけになれば嬉しいな。
 
また近いうちに広島行きたい!!と思える要素たっぷりの、温かな映画でした。
西条名物、美酒鍋も美味しそうでした…ラブラブ
 
映画にも出てくる日本酒、鯉幟、命なりけり、
また9酒蔵の公開記念限定ボトルのお酒も発売とのこと。
 
 
 
先日全ていただきましたが、それぞれ飲み比べができて楽しかったですよ。
 
 
 
来月公開となりますので、ぜひ皆様もご覧いただければ嬉しいですニコ
あと、広島繋がりということで、広島カープ優勝おめでとうございますー!!