先日は、日本橋三越カルチャーサロンの外出講座講師。
 
外苑前にあるイタリアン、アクアパッツァにて、イタリアンと日本酒のペアリングを企画しました。
 
 
今回は秋の日本酒、ひやおろしも3種類取り入れ、
季節のお酒も楽しんでいただきましたもみじ
 
事前に料理とお酒を合わせて、より良いペアリングになるよう微調整。
 
パスタに塩を少し足したり、
アクアパッツァには、途中でフェンネルを加えることで、
日本酒との相性がより良くなることを体感いただいたり、
肉料理には黒胡椒でメリハリをつけたり。
 
この本番に向けての調整がまた、色々な可能性を探る時間となり、楽しいのです音譜
 
 
 
中には、ツブ貝やジャガイモが。
 
 
 
 
 
日本酒の場合、お酒と料理の比重に合わせ、旨味、甘み、酸味など、
味わいの成分を中心にペアリングを考えることが多いですが、
実際やってみると香りの要素もかなり大切だな、と。
 
ご自宅で日本酒楽しむ時も、上級編ではありますが、
ハーブや香辛料を色々変えながらより近づく部分を探っていくと、楽しいと思いますよ!
 
アクアパッツァの日高良実シェフは高校の先輩でもあり、
日頃から大変お世話になっているのですが、
肉料理には同じ出身地である兵庫県の銘酒、黒松剣菱を合わせました。
 
 
 
 
剣菱と洋食ビックリマークと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
今パリで活躍中のフレンチシェフとも、フランス料理と剣菱は合うよねー!
という話で先日盛り上がりましたし、
豚肉のローストやゴルゴンゾーラチーズのソースにも負けない味わいで、旨味倍増ラブラブ
熟成系のチーズとも相性抜群ですよ。
 
今回は更に、リーデルの純米グラスで黒松剣菱をご提供白ワイン
 
 
今年発売したばかり。大ぶりで横長、飲み口の口径が大きい形状が、
純米酒ならではの、ふくよかな米の旨味を引き出し、
柔らかくクリーミーな質感を口中に長く留めるとのこと。
 
同じ日本酒でも、器によって味わいも大きく変化しますし、違いを感じていただきました。
ボディのあるお酒にはこの純米グラス、おすすめですよ。
 
デザートまで6品それぞれに、
合わせるポイントなど解説しながらお楽しみいただきました。
 
 
この会はいつも、ご参加くださる皆様の年齢層も日本酒歴も幅広いので、
反応が気になるところなのですが…
 
とても楽しかった、新しい発見ができた、
あおいさんの会はいつも美味しい日本酒に出会えるので嬉しい、
などなどご感想をいただき、緊張もホッと解きほぐれます。
 
お一人参加も多いのですが、
同席の皆さんと会話も弾み和やかな時間が流れるのも、日本酒のお陰ですね。
 
 
アクアパッツァの皆様には、準備から本当にお世話になりました!
有難うございましたニコ