先日、広島に行ってまいりました!
 
NPO法人チーズプロフェッショナル協会と食べあるキングのコラボで、
フォーリンデブはっしーさん、Jaffaさんと一緒に、
一泊二日で国産チーズの魅力を探る旅へ…。
 
 
個人的にもチーズは大好きで、食事としてだけでなく、
普段から冷蔵庫になにかしらチーズを常備し、おやつ代わりにいただいたりと身近な存在。
そして、チーズは日本酒との相性も抜群、ということもあり、
今回のお声がけはとっても嬉しかったですラブラブ
 
2日間でこんなに沢山のチーズを頂いたことは過去にないくらい、
色々な種類のチーズを頂き幸せな時間でした…音譜
 
まずは、JALに乗って羽田~広島空港へ。
ちょうどJALの機内誌には、はっしーさんの連載も掲載されているので、
ご本人と一緒に一枚カメラきらきら!!
 
 
 
 
お天気もとてもよく、チーズプロフェッショナル協会の坂上さんや
関係者の皆様と合流して、一路 三良坂フロマージュへ!!
 
空港から車で1時間半ほど走ると、見えてきました、
三次市にある三良坂フロマージュの看板!
 
 
 
この瓦屋根の一軒家が、ご自宅兼チーズ工房になっています。
ちなみに、工房の裏が牧場になっていて、東京ドームおよそ2個分の敷地で、
牛、山羊、羊、猪豚などを飼っているとのこと。
 
三良坂フロマージュの松原正典社長が、一から開墾したというから驚きました。
山地酪農をしながら、朝しぼった牛や山羊の新鮮なミルクでチーズを作っているのですね。
 
なんだか、子供の頃憧れていたハイジの世界のよう…ほっこり
 
扉を開けると、チーズの販売コーナー、そしてソフトクリームもその場で食べられる音譜
ということで、これは頂かずにはいられません!
 
 
山羊のミルクを使ったソフトクリームは、コクがありつつも
さっぱり、すっきりとした後味でヘルシーな味わい。
私はチョコレートとのミックスをいただきましたが、甘味控えめで美味しかったですよ。
 
ソフトクリームでクールダウンしたあとは、工房見学。
 
ちょうどリコッタチーズやモッツアレラチーズを作っているところでした。
 
 
 
モッツアレラは、ちぎる、という意味なのですね。
滑らかになるまで練ったあと、丁寧に一つずつ絞りだすように
同じ大きさに丸めて、ちぎっていきます。
 
 
 
2年前に宮崎のダイワファームさんでも
チーズ作りを目の前で見せていただきましたが、
一つ一つ手作りで、時間や温度を調整しながら、
香りや手の感触で状態を確かめつつ、
発酵を促し美味しいチーズが生まれていく過程は、
日本酒にも通じるところがあるなぁ…と感じました。
 
 
 
 
 
搾ったあとのホエーは栄養満点でタンパク質も豊富に含まれていますし、
猪豚に与えているそうですよ。
 
冷蔵室で熟成させているチーズもいくつか見せていただきました。
 
 
 
 
 
そのあとは、松原さん家の自家製食材を使ったお料理を御一緒にラブラブ
 
 
お昼から贅沢なテーブルですキラキラ
 
 
 
色の濃いお野菜の数々!!
 
 
自家製のお野菜や牧場で飼っているホエー猪豚のハムやベーコンをパンに乗せて、
そこにトロトロのラクレットチーズを!
 
 
 
 
 
ホエー猪豚のオーブン焼きは、甘味と旨味が凝縮されていて、
焼きパイナップルとの相性抜群!
 
 
 
チーズも色々な種類をいただきました。
 
金山寺味噌を和えたチーズは…日本酒に合わせて頂きたかったですね!
おつまみにぴったりです!!
 
ヨーグルトも、三良坂フロマージュで作られたもの。
濃厚な味わいで、美味しいビックリマーク
 
 
先ほど工程を見せていただいた、出来たてのモッツアレラチーズ、
弾力ある食感とミルキーな味わいがたまりません!
 
オリーブオイルの香りとなめらかさが、
またモッツアレラのミルキーさを引き立てて…幸せな気分に音譜
 
そして、できたてほやほやのリコッタチーズ、
スプーンですくうと湯気がふわっと立つのに感動!!
 
 
大豆の甘味に似ていて、お豆腐をいただいているような感覚に。
これに蜂蜜を少しかけると、デザートチーズになりましたよ花

特にフレッシュチーズは出来立てが美味しいですし、国産チーズだからこそ味わえる美味しさ、魅力的ですねラブラブ
 
三次の鵜飼い、という名前のチーズは、栗の木の灰をまぶし熟成させた山羊のチーズ。
 
さっぱりとした酸味が癖になり、好きな味わいでした。
松原さんが三次ご出身で鵜飼とご縁があるとのことで、
地元をPRするためにもこのネーミングにされたそうです。
 
フロマージュドみやさかは、
柏の葉で包んだブラウンスイス牛の白い熟成チーズ。
 
柔らかい食感でコクもあり美味しいビックリマーク
フランスの国際チーズコンクールで銀賞、銅賞を受賞し、
JAL国際線ファーストクラス欧米路線にも搭載されています!
 
フロマージュドみやさかシェーブルは、
柏の葉で包んだ山羊の白い熟成チーズ。
 
フランスの国際チーズコンクールで金賞受賞ビックリマーク
チーズの本場、フランスでも高い評価を受けたチーズです。
 
牛と羊のチーズを食べ比べてみるのも、おすすめですよ。
 
カレドラヴォンドシェーブルは、6~9月限定のチーズ。
 
三次産のラベンダーが乗せてある白い熟成チーズで、
ラベンダーが収穫できる時期のみの販売だそうですよ。
見た目も可愛くて、ラベンダーの香りも楽しめます。

地元の食材や文化を織り交ぜ、チーズでその魅力を伝えていくというのも素敵ですねラブ
また鵜飼を見に来たい、ラベンダー畑を見に行きたいと、
三次を訪れるきっかけにもなりそうです。
 
本当にどれもこれもレベルが高く美味しいチーズで、
中には和歌山の無農薬完熟梅が入ったフレッシュチーズなど、
日本ならではのオリジナルもあり、
国産チーズならではの楽しみもあっていいなぁ、と感じました。
 
東京でも、ひらまつや、表参道にある&ecle(以前日本酒の会をさせていただきました!)
などのフレンチで、三良坂フロマージュのチーズを扱っているそうですよ。
 
自家製の梅ジュースも美味しかった…カクテルきらきら!!
ご自宅にはテレビもないそうですが、自然と対話しながら四季の移ろいを感じ、
地元で採れた野菜や自身で育てた豚さん達のお肉をいただく…。
 
今の時代、逆に本当の贅沢ってこういうことなのかな、と改めて。
 
お子さんとも御一緒しましたが、大自然の中でのびのび育っていて、
酪農をし、チーズを作っているお父さんのことが大好きなんだな、
ということが伝わってきて…。これからが楽しみですね。
とても素敵なご家族でした花
 
 
心づくしのおもてなしに感謝ラブラブ
 
食事をいただいた後は、牧場へ…ニコ