先週日曜は、京都伏見にある山本本家さんへ。

神聖という日本酒を醸し、創業して341年の歴史ある酒蔵です。


伏見には23蔵もあり、酒蔵が隣接。
「ちょうど月桂冠さんと黄桜さんに挟まれた場所にあるんですー」と取締役の山本さん。

木造の蔵が立ち並び、とても風情のある通りで観光客も結構来ていましたよ。



神聖は、最盛期には2万石生産しておりほぼ普通酒でしたが、現在は5000石ほど。

ここ5年でサーマルタンクの数も増やし、
特定名称酒の比率が30%ほどまで上がってきました。



蔵では、普通酒などを造る大きなラインと、
吟醸系用の小仕込みのラインがあり、
10名の蔵人で全て仕込んでいます。




 

ヤブタの搾り機械は3台!圧巻
!!


中硬水の伏見の湧き水、京都で生産された酒米「祝」、そして京都で開発された酵母「京の咲」で仕込んだ純京都のお酒など、色々頂きました。



表千家の茶懐石の際に出される、唯一のお酒も神聖だそうですよ。

昨年、今年とパリで開催された日本酒コンテスト、蔵マスターでは、
プラチナ、ゴールドを受賞されており、アメリカの輸出も好調とのこと。
 
そして、先代から食中酒として日本酒を楽しんでもらいたい、という思いで、
以前酒を造っていた蔵を改装し、40年前から焼き鳥屋「鳥せい」を酒蔵の隣で営業しています。


店内に入ってみて奥行きの広さにびっくりビックリマーク
現在は250席あり、更に外には常に行列ができるほどの人気でしたよ。

観光客も勿論来ますが、地元のリピーターの方々が大半だそう。
お昼間から日本酒と焼き鳥、皆さん楽しんでおられました音譜




ごま田楽ももっちり、美味しい〜ラブラブ


神聖の日本酒、色々楽しめますよ!
蔵出し生原酒とタレの焼き鳥、バッチリ合いましたグッド!


鳥の白濁スープのラーメンもいただきましたが、
コクがありつつ、思ったよりサラリとしたスープで、ぐびぐびいただけちゃいます音譜

 
周辺には月桂冠の資料館や黄桜カッパカントリーなどもありますし、
伏見の酒蔵通りの雰囲気を楽しめるので、京都にお越しの際はぜひ!


 
山本さんは今年3月にご結婚されましたが、
お相手はこちらも創業300年以上の歴史がある、
聖護院八ツ橋の後を継がれる鈴鹿可奈子さん。

老舗企業の横の繋がりも深い京都だけに、
ご結婚の話は周辺でかなりの話題になったそう。
結婚した上で、それぞれの老舗家業を継ぐというあまり前例のない決断をされましたが、
そこまで互いに思えるお相手に巡り会えるって素敵だなとラブ

今後の益々のご活躍が楽しみです!!
 

お忙しい中、ご案内いただき有難うございましたニコ