先週金曜、IWC2017「SAKE」部門 チャンピオン・SAKE受賞記念式典並びに祝賀会、
が岩手県二戸市にある二戸パークホテルで開催され、伺いました。
全国から350人以上がお祝いに駆けつけていましたよ![ニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/051.png)
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「小さな街の大きな挑戦」
久慈浩介社長の受賞報告、そして祝賀会挨拶での力強い言葉。
久慈社長が蔵に戻ってきた20年前、二戸は酒米作りに適していない地域と言われ、
畑では雑穀を中心に栽培されていたとのこと。
そんな中、久慈社長は諦めず、生産者の方々との連携、努力の結果、
県北での栽培に適したぎんおとめが岩手県の酒造好適米第二号に認定されました。
一歩ずつ前進し、途中からは地元の養鶏業者の協力も得て、
有機鶏糞を肥料に無化学肥料で栽培。
この地元二戸で栽培されたぎんおとめを使用し、地元の水、人と、
まさに二戸が生んだ特別純米酒が、今年チャンピオン・サケを受賞したことは、
人口3万人に満たない過疎化が進む二戸市で、
いかに酒蔵のみならず地域にとって大きな励みとなったことか…。
ぎんおとめの生産も年々増えているとのことですが、生産者の方々にとっても誇らしく、
更なるモチベーションに繋がっていくことでしょう。
「二戸の乙女は 世界一の美人に育ちました」 印象深い言葉です。
松森淳次杜氏と。
会では、お料理も岩手県産の食材を使った郷土料理が振る舞われ、
南部美人のお酒とともに美味しく頂きました。
祝賀会翌日は本社蔵、馬仙峡蔵を訪れ、
麹室や酒母、醪、そしてawa酒の瓶内二次発酵の様子なども見せていただきましたよ。
道具一つ一つにもこだわりながら、より酒質をレベルアップするための新たな取り組み、
チャレンジし続ける姿勢を肌で感じることができました。
南部美人は、現在34カ国に輸出されているとのこと。
この日もシンガポールへと飛び立つ南部美人が待機していましたが、
これからも世界中に二戸の魅力も合わせて広まっていくことを願っています。
こちらは、本社蔵から車で10分ほどのところにある、馬仙峡蔵。
偶然もあるのですが、この一週間で3日間も久慈社長にお会いし、
想いや取り組みをたっぷり伺うという贅沢な時間をいただけたことに感謝。
弟の久慈雄三さんや松森杜氏にも久々お会いでき、嬉しかったです![ニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/051.png)
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チーム南部美人の皆様のこれから、益々楽しみに致しております。
本当におめでとうございました!