先日、三千櫻×NAMIの会が五反田のAGIで開催され、伺いました。
NAMIは、メキシコで造られたSAKEなんです!
メキシコの富豪、コッペルさんが日本酒の美味しさに感動し、
メキシコでも造りたいと酒蔵を建ててしまったほど!
そして、初めて造ったものを昨年11月にお披露目会でいただきましたが、
あまりの美味しさに衝撃を受けまくり![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
4ヶ月ぶりに幸運にも再会の機会をいただきました。
岐阜にある三千櫻酒造の山田耕司社長に、指導者として声がかかり、
昨年メキシコの蔵で酒造りの指導をされました。
蔵内は常時7度設定で四季醸造できる環境。
醸造機械も最新のものを取り入れているとのことですが、
メキシコで、しかも初めての造りでこんなにも酒質の高いお酒ができるものかと、
本当に驚きました。
米は、日本で作られ精米した山田錦を輸入しています。
今回はラベルも完成し、純米酒と純米大吟醸をいただきましたが、
心地よいフルーティーさと、程よい甘み、酸味がバランスよく、スルスルと進みましたよ。
参加者からは、三千櫻の味わいに似ている!という感想が多く聞かれました。
オーナーのコッペルさん一家や造り手のアドリアンさんも参加されていてお話伺いましたが、メキシコで日本酒を知っている人は、ごくごく一部だと。
今後、メキシコにある米の産地にも蔵を建てて、
メキシコ産の米を使ったSAKEも造りたいと計画中だそう。
まずは日本酒の存在を知ってもらうためにも、
世界中でSAKEが造られることは必然の流れだと思います。
と同時に、日本で造られる日本酒が飲みたい!と思わせるだけの魅力、
ストーリーを伝えていくことも大切かと。
年々海外で酒蔵が増えていますが、この先5年、10年、20年、
すごいスピードで日本酒を取り巻く環境が大きく変わるのでは、
とNAMIをいただきながら改めて感じました。
アドリアンさんはこの数ヶ月、三千櫻の蔵でも酒造りをし、明後日メキシコに帰国すると。
とても繊細で大変な作業だけど、やり甲斐あるし、日本酒はとても美味しいと思う、
と笑顔で話してくれました。
滞在中、日本食ではまったのは、ラーメンだそう![ラーメ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/232.png)
![ラーメ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/232.png)
日本の酒蔵の現場で毎日造りを体験することで、
より日本酒の奥深さを感じられたことでしょうね。
文化も違う地で、日本酒の事をほとんど知らないメキシコの人達に
一から指導された訳ですが、どのように伝え、
1年目でここまで酒質の高いお酒を造ることができたのか、とても興味深いです。