先週土曜日、加東酒米生産者大会があり、講演で伺いました。
東条、秋津といえば、日本酒好きの方はピンとくる方もいらっしゃるでしょう。
兵庫県加東市は、山田錦特A地区がとても多く、東条地区や秋津も含まれています。
年1回の大会で、山田錦生産者や蔵元など550名ほどが参加され、
加東酒米品評会の表彰もありましたよ。
一位の兵庫県知事賞の山田錦、まさにトップオブザトツプの酒造好適米、
粒が美しいですね…。惚れ惚れしちゃいます
講演では、今の国内外の日本酒の現状や普及のための取り組みを踏まえ、
今後兵庫県産の山田錦ブランドをいかに高め広く知ってもらうか、お話させていただきました。
まさにワインでいう、ロマネコンティの特級畑のような素晴らしい田んぼが加東市にありますが、それを知っている人は業界関係者と一部の日本酒ファンのみ、というのはとても勿体無いと感じていて。
あまり考えたくはありませんが、日本酒の国内消費が、今後劇的に増加することは想像しづらく、海外生産の美味しいSAKEが近い将来増えていくことは目に見えてますし、
世界の日本酒人口が増えていくと同時に、それでも日本で生産される日本酒が飲みたい、
と魅力を感じてもらうためにも、原料である米のブランディングは大切ではないかと。
酒米作り、酒造りのプロフェッショナルな皆様に向けてお話させて頂くなど、
ほんと恐縮し通しでしたが、兵庫出身者としても応援したく、
一つでも何か伝わるものがありましたら幸いです…。
抽選で、私は剣菱のお酒をいただきました
貴重な場にお声掛けいただき、本当に有難うございました