千葉県にある「上総一ノ宮駅(かずさいちのみやえき」。かつて日本の地方行政区分だった令制国である上総(かずさ)国の名がつく歴史を感じる駅名です、しかもその一之宮である神社。

 

駅から神社を結ぶ同六にはシブい石碑が立っています。

 

 

■玉前神社(たまさきじんじゃ)

 

御祭神:玉依姫命(たまよりひめのみこと)

 

玉依姫については、あまり詳しいことを知らなかったのですが、家に帰ってから調べたら、まあ、出るわ出るわ、これまで行ったことのある神社や重要な神様とのつながり多数。特に目を引いたものだけ箇条書きしてみます。

 

・玉依(たま より)という名の通り、「神霊の依り代となる姫」という意味を持つ

・神格は「海神」「水神」

・御神徳・・・子宝、海上安全、安産、農業、漁業、殖産興業、商売繁盛、方除け
悪病、災難除け

・姉の豊玉姫が生んだ子供の育児をした

・ウガヤフキアエズと結婚した後、四人の子供を産んだが、その一人が初代天皇である神武天皇

・神を束ねているという伝説もある。江の島の近くにある「龍口明神社」では、ご祭神として玉依姫をお祀りしている。

 

 

しかも、この玉前神社、「御来光の道」と呼ばれる出雲大社までを結ぶレイライン上の起点にあるそうです。ちなみに、日の出の位置を結んでいるのは、

・玉前神社

・寒川神社

・富士山頂

・竹生島

・皇大神社

・大神山神社

・出雲大社

という聖地の数々。

 

境内には面白いご利益スポットがたくさんあるのですが、その中でもご紹介したいのが「はだしの道」。

鳥居をくぐった正面に、御神木があるのですが、その周り白い小石が敷き詰められている道を左周りに3周すると、ご利益が頂けます。しかも、靴ではなく、靴下を脱いで、はだしで小石の上の歩くため、激痛、苦行のようで、終始、悶絶でした。

 

日頃の体重増を恨みつつ、ゆっくりゆっくり、一歩ずつ進んでいくのですが、痛い痛い。。。胸からは妙な汗が出てきて、身体全体がすぐに熱くなります。3周するまでに7~8分はかかったでしょうか。途中から、真下を向いたまま、ゾーンに入るというか、集中していくのですが、進行方向右側にある御神木からのパワーや、見守ってくださっている感じがして、不思議な感覚でした。

 

何周廻れたかによっても、ご利益が変わるようです。3周頑張って良かった!

 

 

こちらは第一鳥居入ってすぐのところにある御神水です。一口すすってみましたが、強い鉄の味がしました。土地のパワーがたっぷり入っている感じがしました。

 

縁結び・子育て・安産など、女性を守護してくださる神社として有名なようですが、龍神様にも関係しているようですので、男性にもお勧めします。はだしの道は是非、トライしてみてください!!(健康体の方であれば、さほど痛みは感じないと思います。自分の場合は、普段の不摂生が影響しました。。。)

 

本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。