京浜急行新馬場駅北口から徒歩2~3分、駅を降りたすぐ斜め前に、鳥居と一緒に目汁となる福顔の大黒天様が、「こっちへ来い、こっちこっち!!」とでも呼びかけてくれているように出迎えてくれます。
肝心の大黒天様の写真を撮ってくるのを忘れてしまいましたが、笑顔がやさしくてまぶしいです。ここの大黒天様、ひと目見るなり好きになってしまいました。思わずこちらもにっこりとご挨拶してしまいます。
レンズフレア現象ですが、好みの光加減で撮影できました。ドラゴンアイ。
主祭神に関係のある龍が、鳥居に絡みついて守ってます。双龍鳥居です。
■品川神社(しながわじんじゃ)
御祭神:
天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)
天太玉命(天岩戸の神話に登場する神様)の后神。祈願成就・航海安全の神。
宇賀之売命(うがのめのみこと)
お稲荷様・農業・商業・産業繁栄の神
素盞嗚尊(すさのおのみこと)
天王様 風水害除け・厄除け・病気除けの神
この神社もアミューズメントパークのようなところでした。例えば、境内に浅間神社があるのですが、その横には富士山の1合目から10合目を模した小さな山があり、10合目まで登頂した品川の眺めはこんな感じ(登頂まで1分の距離)。「富士塚」と呼ばれているそうです。1合目のあたりには、猿田彦神社もありました。
どこかで読んだ覚えがあるのですが、昔(江戸時代?)、富士山信仰が人々の間で流行り、富士山まで登頂できない人が、ここの10合目を登ってご利益を得ていたのだとか。
境内には阿那稲荷神社に続く鳥居が。上社と下社に別れていて、少し坂を下った下社は、少々薄暗い中に、一粒万倍の泉や、大國主恵比寿神社、八百萬神社、天王白龍弁才天社が並んで祀られており、とても風情があります。湧水が冷たく澄んでいて、風の通りも良いので、ここには龍がいると思います。
拝殿の前に立つと、非常に集中できました。
神楽殿のすぐ脇、赤い車が映えます。クラシックとモダンの融合です。
ご神事に使われるのでしょうか。大きく育った稲が囲ってある網を突き破りそうな勢いです。生命力を感じます。
今、このブログを書いているときに、境内図を見て気が付いたのですが、拝殿の向かって左奥には、板垣退助のお墓もあるようです。。。今後行くときに、手を合わせて来たいと思います。もともとここはお寺の境内で、関東大震災後に世田谷区烏山に移転したことで、お墓だけが残ってしまったとか。お墓はもう一つ、高知県にもあるそうです。
品川にあって、とても眺めが良く、龍がいるせいか、風を感じられる神社でした。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。