奈良の旅、一日目の終わりに春日大社に行きました。中学校の修学旅行でも来た記憶が無いので、たぶん初めての参拝です。
自分の苗字が藤原氏に関係があることから、一度、訪れたいと思っていた神社でした。
奈良公園を横切ると、おなじみの鹿が。
一之鳥居から御本殿までの参道は、ひたすら長いです。
■春日大社(かすがたいしゃ)
御祭神:
武甕槌命様(タケミカヅチノミコト)
経津主命様(フツヌシノミコト)
天児屋根命様(アメノコヤネノミコト
比売神様(ヒメガミ)
奈良時代に神様が常陸国の鹿島神宮から、御蓋山へお越しになる時、武甕槌命が白鹿に乗って来たことから、春日神鹿は神様のお供、神の使いとして大切に扱われるようになったそうです。そう、奈良の鹿はただの鹿にあらず、神の使いであり、国の特別天然記念物。鹿せんべいを求め、人を追いかけているばかりでは無いのです。
春日大社らしいおみくじも引いてみました。おみくじを口に咥える鹿のお守り、かわいいです。
初穂料500円で特別参拝も。回廊をめぐり、御本殿にぐぐっと近づけます。
幾つあるのでしょうか。金色と青銅色の灯篭がインスタ映えしそうです。
夕暮れ時でしたが、白装束をお召しになった宮司様が、本殿の前で正座をし、神様に向かって深々とお辞儀をしているお姿を偶然見かけました。崇高で、ピュアで、夕日を受けて、一心に神様に祈りを捧げる姿が、とても印象的でした。
成田山新勝寺のブログでも書きましたが、祈りを捧げている人って、本当に美しいですよね。あまりじろじろ見てはいけないとも思うのですが、惹きつけられます。神様目線からも、そんな人間が可愛くてしょうがない、と思われているはずです。
帰りの参道では、光の柱が立っているようで・・・はっとしました。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。