2泊3日で、奈良県の神社巡りをしてきました。

 

大神神社(おおみわじんじゃ)、橿原神宮(かしはらじんじゃ)、春日大社(かすがたいしゃ)、天河大辨財天社(てんかわだいべんざいてんしゃ)、玉置神社(たまきじんじゃ)の5社。

 

奈良に来るのは、コロナが収まった2020年9月以来。その時は、お寺中心で、同じく一人旅をしていた人からは、「主要なお寺なら、2泊もあれば十分。バスでほとんど回れますよ」と言われていて、舐めていました。

 

さすが仏教を取り入れた時代だけあって、お寺は北中心に集まっているのですが、神社となったら訳が違います。距離が違います。仏教よりも歴史が古く、自然崇拝から生じているのですから、遠いのは当たり前ですよね。特に奈良駅から南がだだっ広いし、山谷の連続で公共バスでも行けないようなところも。。。あまりの遠さに絶句でした。今更ながら・・・奈良県ってデカいんですね。。。

 

先ほど、旅の道中で撮った写真の整理が終わったのですが、なんだか色々あって、もう1年も前のことのよう・・・昨日、奈良から帰ってきたばかりなのに、不思議な気分です。

 

さて、奈良の神社巡り第1弾は、大神神社からスタートしました。

 

 

三輪駅から神社までは、名物、三輪そうめんのお店が目立ちます。暑い日だったのですが、のぼりの旗が涼し気で、参拝前から食欲をそそります。

 

 

■大神神社(おおみわじんじゃ)

 

御祭神:大物主大神(おおものぬしのおおかみ)
配祀 大己貴神(おおなむちのかみ)
   少彦名神(すくなひこなのかみ)

 

鳥居をくぐるところから、太鼓の音が聞こえ、ラッキーでした。幸先が良いです。ちなみに、帰りに鳥居を出るときにも、太鼓の音が。

 

 

三輪山から来る御神気でしょうか。。。参道の脇をキレイな水が流れており、暑い日だったのですが、ひんやりと空気が澄んでいます。

 

 

こちらが拝殿です。

 

格式が高くとっつきにくいかな、と少し想像していたのですが、いやはや、やわらかいエネルギーでした。温かみ・包容力のある、懐の深さを感じます。今回、初めて参拝するのですが、ご縁をいただきたく、御神酒を供え、時間をかけて参拝しました。

 

ホームページによると、大神神社は日本で最古の神社と呼ばれており、古くから神様の中の大神様として尊ばれているそうです。その割には、張り詰めたような緊張感はありません。

 

 

左に写っているのが、巳の神杉(みのかみすぎ)。樹齢500年と言われており、大物主大神の化身とされる白蛇が棲むことから名付けられたご神木です。

 

この大神神社、三輪山をご神体とするため本殿が無いそうです。

 

境内がとにかく広いのですが、御祭神の荒魂(あらみたま)を祀る「狭井神社(さいじんじゃ)」も参拝しました。

 

 

社殿のすぐ横にある「くすり井戸」。ここの湧水は、万病に効くとのことで、ペットボトル500ミリ3本分を頂いて帰りました。ひんやりとしたお水は、ただただおいしかったです。

 

 

ご霊泉と反対には、御神体である三輪山の登拝口(とはいぐち)がありますが、現在はコロナ禍ということもあり、残念ながら登頂禁止になっていました。ただ登拝口の前に立つと、山道の上の方から、ただならぬ霊気がなだれ降りてくる気配がします・・・ただ事ではない感じがしました。来年、また参拝するときには、どうぞ登頂できますように、とお祈りして、狭井神社を後にしました。

 

他にも、久延彦神社(くえひこじんじゃ・知恵、学問の神様)、市杵島姫命神社(いちきしまひめじんじゃ・海、水の神様)、磐座神社(いわくらじんじゃ・少彦名神をお祀りしている。)、成願稲荷神社(じょうがんいなりじんじゃ・商売繁盛・心願成就)、など、様々な神様がお祀りされています。

 

境内を回る途中、とかげや黒蝶トンボなど、かわいらしい生物にも出会いました。大神のもとで、生命が育まれているのを感じます。

 

来年、また参拝したいと思います。

 

 

今回ゲットした品々。

 

本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。