最初に運ばれたのは
地元の総合病院。
 
 
搬送中の救急車の中で、救急隊の方が
 
「もう少しで着くからね
 もうちょっと頑張るよ〜」
 
とずっと優しく声をかけてくれました。
 
 
病院に着くまでの記憶も
着いてからの記憶も
今回はしっかりとある。
 
 
運ばれたのは前回と同じ病院。
 
でも、前回は意識はあったらしいけれど
所々ポツンポツンと覚えているだけで
どんな所で誰がいたかは
全く覚えていません。
 
覚えていたらもっと不安になったかも...
 
だって、ここは心停止した場所だから。
 
 
心停止の直前の記憶はあるけれど
見た景色の記憶はなくて。
 
そのおかげか、運ばれた場所を見ても
不安になることはありませんでした。
 
 
血圧がはじめは測定不能で
測れるようになっても50台前半。
 
前回も運ばれた病院だからか?
 
末梢からの点滴はトライもされず...笑
 
(普段から採血も鼠径なほど血管がないので、
 この血圧じゃなおさらとれるわけないものね←)
 
すぐに鼠径からシースを入れられました。
 
しかも両足の鼠径に(°_°)
 
 
シースというものがあるのを
この時初めて知りました
 
CVとの違いは今でもよく分かりません(・・;)
 
 
 
前回と違って、この時は
昇圧剤で少しずつ回復してきた。
 
 
少し元気になったから、救命の先生に
「今日帰れますか?」と聞いてみたら
 
『いや、今日は泊まりだな〜』って
即答されて落ち込んだけど(´;ω;`)笑
 
 
よく考えたら
かなりの量の昇圧剤を入れてるから
帰れるわけない。
 
でも、この時は
そこまで頭が回りませんでした(´-`)
 
 
この時点でまだ血圧60台とかだけど
低いながらに安定してたので
そのままかかりつけの大学病院に
転院搬送されることになりました。
 
 
大学病院までの救急車に
同乗してくださったのは
同い年くらいの男の看護師さん。
 
たまたま前回運ばれた時も
処置に当たってくれたそうで。
 
「今回は意識もあるし、前回より
 だいぶいい。よかった、よかった!」
 
って何度も言ってくれました。
 
 
前回は、転院搬送の救急車内で
また心停止する可能性があったから
救命医の先生が同乗してくれたらしい。
 
かかりつけでもないのに
2度とも受け入れて対応してくださった
この地元の総合病院。
 
退院したらお礼を伝えに行きたいなぁ...