小学生の頃から
香水愛用者の私
たしか海外旅行のお土産
が初モノだった
飾っているだけでも絵になる愛らしい小瓶
身仕度の最後に数滴
一日中甘く淡い香りのベールを身にまとい
その日の“自分”が創られる
つけ忘れた日には、大きな忘れ物をしたように落ち着かない
様々な種類を愛用してきたせいか
以前は微かな香りで自分が愛用したものの名前はすぐに浮かんだ
香りとともに当時の自分が蘇り、懐かしくなる
いまは『彼』と出会った頃からのもの
｢〇の香りが残ってた｣
そんな会話をした事もあった
何処かで同じ香りとすれ違ったとき
私を思い出すだろうか
ちなみに休日は
『彼』が愛用していたものを身にまとっている
それは
偶然にも私も愛用した
時期がある好きな香り
だったが
逢えないとき
香りだけでもそばにいてほしい
そんな思いもあった
どちらもまだ無くなる
気配はない
瓶が空いたら違う香水にしよう
美しい手をもち
常にいい香りがする男性
に私は弱い
香水愛用者の私
たしか海外旅行のお土産
が初モノだった
飾っているだけでも絵になる愛らしい小瓶
身仕度の最後に数滴
一日中甘く淡い香りのベールを身にまとい
その日の“自分”が創られる
つけ忘れた日には、大きな忘れ物をしたように落ち着かない
様々な種類を愛用してきたせいか
以前は微かな香りで自分が愛用したものの名前はすぐに浮かんだ
香りとともに当時の自分が蘇り、懐かしくなる
いまは『彼』と出会った頃からのもの
｢〇の香りが残ってた｣
そんな会話をした事もあった
何処かで同じ香りとすれ違ったとき
私を思い出すだろうか
ちなみに休日は
『彼』が愛用していたものを身にまとっている
それは
偶然にも私も愛用した
時期がある好きな香り
だったが
逢えないとき
香りだけでもそばにいてほしい
そんな思いもあった
どちらもまだ無くなる
気配はない
瓶が空いたら違う香水にしよう
美しい手をもち
常にいい香りがする男性
に私は弱い