大袈裟なタイトルであいすみません
先週この漫画を読んだら、これまた大袈裟ですが育児感がガツンと変わるような体験でして
ハードブックのリンクを貼りましたが、各種ネット漫画サイトでも読めます
売れっ子漫画家・東村アキコさんによる、愛息子・ごっちゃんの赤裸々な育児漫画
成長過程の年齢的には5歳まで。ごっちゃんが小学生になったら本人のプライバシーもあるので、大人気漫画ながら就学1年前にこれにて終了
と完結した漫画です。
東村さん曰く、炎上が怖いので←○○すべき的な、育児ハウツー的なことは一切書かず、育児には何の参考にもならない、ただただ東村家のドタバタ育児を描きました
だそう。
その力の抜け具合とリアルさが良くて
説教めいたことはゼロでとにかく個性的すぎる東村さんとごっちゃんの仲良くケンカしな
〜状態がめちゃめちゃ面白い
ゴルゴ13作戦が失敗に終わった後の断乳作戦
言うことを聞かないごっちゃんに対抗すべく鬼の力を頼ったり
青山の青鬼、赤坂の赤鬼はめっちゃ笑ったw
ごっちゃんが成長して東京の鬼作戦が無効になったら、今度は地獄作戦に移行していますw
タカラヅカメイクのごっちゃんのヅカネームが麦一穂とか
東村さん自身は『米一俵』w
ごっちゃんを叱るときに、お尻をひん剥いて叩くと思いきや思い切り噛むとかww
基本ゲラゲラ笑いながら読んでたんですが、朝5時に目覚めて元気全開のごっちゃんに、後生だから7時まで寝かせてと泣きながら懇願するとか、育児あるあるももちろん随所に散りばめられています
こういうの見るとその時まで頑張ろ
と思えるw井戸から蛇口への進化…楽しみぃ
漫画全体を通じて思ったのが、東村さんのごっちゃんに対するスタンスがとてもフラットで、ごっちゃんを『叱る』のではなくごっちゃんとケンカした、という表現をされているんです。
立派なお母さんを目指すのではなく、子どもが楽しく毎日を過ごせることを第一に考えてあげられているのなら、結果はどうあれそれで良いのかなと、なんだかとても気が楽になりました
この漫画を読んで以来、子供に『言い聞かせる』というよりフラットな関係で会話する、という感じにしたら、気持ちが楽になった気がします
漫画のごっちゃんを見ていると、歳はうちの子よりもう上だけど、子供の中では色んな葛藤があっての結果としてのイヤイヤなんだなーと、当たり前のことですが思えたり。
先週金曜の夜に読んだのですが、それ以来力を抜いて育児出来てて、結果ほとんどイライラせずに過ごせています。きっと今だけだけどw
ごっちゃんの成長を読んでいると、うちの子もこんな風なザ・男子に育って甘くてくのかな
とかこんな風におしゃべり・ケンカするようになるのかぁ…と思うとドキドキワクワクします
そしてこの漫画を読んで、育児は大変だけど楽しまないと損だよねととってもポジティブな気持ちになれました
育児に疲れているそこのあなた
サクサク読めるので気が向いたら読んでみてくださいね
読んでるわよとっくにと言うそこのアナタ、ぜひツッコミコメント下さいなこの漫画の面白さを共有したい
あと、こちらは真面目系なのですが、NHKのすくすく子育てのトイトレの回を観ました
小児科医の先生が回答者で、トイトレスタートを1歳半で初めても構わないけど3歳からだって構わない、とか保育園では出来てるけど家ではオムツ、という子について保育園で出来てるならトイトレはちゃんと進んでる、とか、他の子と比べて焦ってしまう親の気持ちに、親同士を比べられたら嫌でしょう
その子だって同じ、とビシッと子供の立場に立ってアドバイスをされていて、そうだよなぁとうなづきまくりでした
ﾒﾓﾒﾓ
そして、親も成長を見守る力がちゃんと付いてきていますよ、トイトレは悩み相談の状況でもちゃんと進んでいますよ、焦らなくて大丈夫ときっぱり言われていて、司会の古坂大魔王さんも、親はこう言う言葉を待ってたんですよー、大丈夫って言ってもらえるだけで、焦る気持ちが落ち着きますよね〜と言っててほんとそうとこれまたうなづきまくりでした。。
今後お着替え・トイトレなど色々身につけるべきことで悩むことも出てきそうですが、専門家の意見を聞いて大丈夫焦る必要なし
と言ってもらう機会も大事だなと思ったのと、
つい比べてしまいがちな双子それぞれを出来ること・出来ないことで比べてしまってはいけない
と気付かされました。もし自分が言われたら、めっちゃ傷つきますよね
ちなみに2022年5月21日放送の、双子・三つ子の回も、多胎育児へのエール盛りだくさんで、とても励まされました
以上、最近私の個人的な、育児への心の負担が軽くなった2選でした
キミ達の成長を、お母さんは心から楽しみにしているよ
保育園のお迎え時に、手を繋いで教室から出てきた双子