"カリフォルニアの青い空"に恵まれ、あっという間にワイナリー巡りも最後の訪問地「スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ」に到着です。



さて、こちらはどんなワイナリーなのでしょうか。おなじみの道路沿いのゲートがありました。

今回のナパバレーで訪問するワイナリーの選択は、「オーパス・ワン」を除いてガイドさんにお任せしました。たくさんあるワイナリーですが、事前予約が必須だったり、予約に際してデポジットが必要なところもあったりするそうです。

訪れてきたワイナリーは、どこも素晴らしかったので、こちらも楽しみです。


駐車場から葡萄畑を眺めながら向かう先にワイナリー施設が見えました。
先ほどの「オーパス・ワン」の人工的に美しく手入れされた風景とは対照的に、こちらの「スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ」はまわりの景色と見事に調和し自然味あふれる外観となっています。
バルセロナを拠点とする有名な建築家によるものだそうです。

外にはテラス席があり、青空の下、その素晴らしい景色を眺めながらワインを楽しめるようになっています。


設計にも活かされた眺めがこちらだそうです。
まわりに広がる自社葡萄畑やその先に見える岩山の壮大な景色、なるほどです。


歩いてきた道を振り返ると、こんな感じです。
右側奥が駐車場エリアです。
ちっちゃな雲が遠慮がちに浮かんでいます。
白いテントは定番ですね。
テントの向こうにはこのワイナリーの自社葡萄畑が見えます。


「Cheers!」
ワインでの乾杯はグラスを合わせるとか合わせないとか論議があるようですが、ここでは青空に向かって乾杯ー!!


蛸壺?
そんな訳はない。土製の甕(かめ)でしょうか。
あちらこちらにオブジェが見られます。

さて、施設の中に入ります。


左右にある大きなテイスティングテーブルを見ながら奥へと進みます。



建物内はとても明るくモダンな雰囲気です。

こちらがテイスティングエリアになっていて、大きな窓からの景色を楽しみながらワインを味わえるようになっています。

さっそく、右のカウンターで注文します。


こちらがメニューです。
テイスティングは一番上の$45のみです。種類はその下のリストにある4種類、4杯です。

メンバーさんはテイスティングは無料で、メンバーでなくてもこの4種類のうち2本、フルボトルを購入すると無料になります。もちろんテイスティング後でOKです。
試して気に入ったものを購入すればよいので、本当の意味でのテイスティングですね。


端のテーブルが空いていたので、こちらで外の景色を眺めながらワインを待ちます。


サーブされたグラスを並べてワインショット。

ナパバレー=赤ワインのイメージがありますが、好物のシャルドネ種、この白もスッキリとした辛口で赤に負けず劣らず美味しかったです。


メニュー見開き右側には、ワイナリー自慢の自社葡萄畑の詳細地図がありました。この「FAY」「S.L.V」は葡萄畑の名前だそうで、お隣同士でも土壌がまったく異なるのだそうです。
テイスティングの赤は同じカベルネ・ソーヴィニヨン種の土壌の違いから来る味比べだそうで、「CASK」はその2つの絶妙なブレンドで良いとこ取りとのことです。

さて、テイスティングのあとはエントランスホールの展示を見てまわります。


ワインを飲みながら見てまわるっていうのもありですね。


メニューにあった葡萄畑の土壌見本が展示してあります。


年表の前に展示されているのが伝説のワインのようです。
1976年フランスワインをおさえてカベルネ・ソーヴィニヨン部門を制した際のワインを造ったのがこのワイナリーなんだそうです。"パリスの審判"と呼ばれ、カリフォルニアワインを世界に知らしめるきっかけとなった出来事だそうです。

ワイナリー巡りのフィナーレを飾るにはピッタリの選択でした。

名残惜しいですが、そろそろ出発です。


そうそう!そう思う。
楽しい楽しいワイナリー巡りでした。

さてさて、ロサンゼルスへの便は20時のユナイテッド航空ですが、早めにサンフランシスコ国際空港に到着です。

その目的は、ここです。


香港に続き、2つ目のAMEXセンチュリオンラウンジ。やはりちょっと飲み足りない気分は否めず、ワイン三昧してしまいました。


ワインメニューはこんな感じ。
ナパのワインはもちろんソノマカウンティなどカリフォルニアワインが飲み放題です。
バーカウンターでメニューから注文するのですが、難点は1度に1杯しか頼めないことですね。

これにて、ナパバレー弾丸ワイナリー巡り完了です!