涙雨 | 虚構の部屋

虚構の部屋

この世のすべては虚構。でも、虚構のなかにも真実はある。

艶が~るのファンアートを描いています
2.5次元に生きる美和の自室。時に荒野にも繰り出しつつ
ここでは”艶が”関連の独り言、お話し、絵などを徒然に更新します

 

 

 

雨が降る

 

閉じた瞼の向こう側で

 

 

もしも時計の針を 戻すことができたなら

 

今でも迷わず そこへたどり着ける

 

今でも気持ちは 変わらずそこにある

 

 

 

…けれどもう一人の私が

 

子供のように泣く

 

雨の中濡れながら まるで懇願するかのように

 

 

 

少しでも目を開けて 現実を見てしまったら

 

きっと簡単に崩れる

 

だから私は目を閉じ

 

今はただ 繰り返される雨音が消えるのを

 

息を潜めて 待っている

 

 

 

 

今日は辛い。

もうこれを言うのも四度目か。

沖田さんの旧暦のご命日。
慶応4年5月30日(1868年7月19日)。

 

重い体を床に横たえ、ひとり旅立った沖田さんを思うと

この日は毎年、涙が止まらないです(ノДT)

はあ…。

 

 

今日の絵は、もともと

twitterの診断メーカーにて出た、とある結果…

【沖田総司が花になると

乳白色の星のように

光の散りばめられた花が咲きます。

雨の日にだけに咲いて、

枯れると砂のように崩れてしまいます。

花言葉は「傍にいて」です。】

という元ネタがありまして。

なんて沖田さんにぴったりで切ないんだ(´□`。)

と、勝手にイメージを描いたものです。

 

強い沖田さんも沖田総司だけど

その中には弱い沖田総司ももちろんいるはずで。

 

(´・ω・`)

 

考え出したらきりがありませんね。

せめて今は、安らかな眠りの中にあらんことを。

 

 

…雨は寂しい。

朝になったら、上がるかな。