沖田さん お誕生日?おめでとう! | 虚構の部屋

虚構の部屋

この世のすべては虚構。でも、虚構のなかにも真実はある。

艶が~るのファンアートを描いています
2.5次元に生きる美和の自室。時に荒野にも繰り出しつつ
ここでは”艶が”関連の独り言、お話し、絵などを徒然に更新します


本日6月1日は、沖田さんのお誕生日・・・・


かもしれない日だそうです。



彼は生年も定かではなく、


天保13年説(6月1日生まれなら、1842年7月8日)

天保15年説(同じく、1844年7月15日)


の2説あり、6月1日生説にも実は疑問があるので、ほぼ謎なのですよね・・・・。


ただ、暑い夏の日に生まれた、というのだけは確かだそうです。


そんな、謎めいた男← 沖田総司に


持てるだけの愛を持って、今日はお祝いです!


沖田さんラブお誕生日(?)おめでとうございますドキドキドキドキドキドキ





*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆





【 ただいま 】




夕餉の使いから帰宅すると、泣きべその天使に、困り顔の貴方。



『ああ、おかえり…!』


虚構の部屋


『よかった、もう大変でしたよ。かあさまがいない、かあさまはどこ?って・・・。

こういうとき、やっぱり父親では役不足ですね。』



私の姿を確認して、ぱぁっと笑顔を向ける二人。


その顔がそっくりで、見るといつも頬が緩んでしまう。



「お昼寝中に出たのが悪かったのかも…。普段はあんなに、とうさま、とうさま、なのにね?」


そう言って、つい、笑みをこぼしながら小さな天使を抱き上げる私。


すると貴方はまるで、“天使じゃない、小悪魔のようだった”とでも言いたげな顔で、ため息をこぼしている。


さっきまでの泣きべそが嘘のように、


今はとろけるような満面の笑みで私の腕の中に納まる“彼”に、


小さくやきもちを妬いたみたいな、拗ねた口調で貴方は呟く。



『・・・これは、うかうかしていると、とられてしまうな。』


「え?」


『貴女は私のものなのに。』



同じ顔をした小さな“彼”に向ける、貴方のその真剣なまなざしに、私は思わず破顔せずにいられない。



「ふふっ、…自分の息子と勝負するんですか?」



『彼が望むなら、受けて立ちます。』





迫る夕闇。


さあ、今夜の夕餉は、貴方たちの大好きなお魚を煮付けましょう。


そして今日もまた、こんな風に平和な一日が暮れゆくことに、


私は目を細め、笑い皺を増やしてゆくのだ。






*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




彼が病気じゃなかったら。


例えばこんな平和な日が、あったかもしれない、なんて思いまして。


新選組だったのは避けられないだろうなぁ。


近藤さんと土方さんとの絆を思えば。


でも同じ、新選組隊士の斉藤さんや永倉さんは明治の時代まで生きたのだから、


彼だって、ひっそりその時代に生きていられた可能性もあったわけで。


子供好きだったそうだから、


きっといいお父さんになってたんじゃないかな~なんて思ったりしましたうへー