ファンでなくても知っておきたい名曲を、ちょっとだけ音楽的に分析してみるブログ
に引き続き、
♪スパイシーマドンナ/BRADIO
こちらの曲を取り上げたいと思います!
MVのご視聴がまだの方は、こちらからどうぞ↓
🎼パワーワードは「bomb! cute! bomb!」
曲を初めて聴いた時、まず印象に残るのが
サビのこのワードではないでしょうか?
意味は、曲名や一連の歌詞からも分かる通り
女性のボディを表す「ボンッ、キュッ、ボンッ」なのですが
それを「bomb! cute! bomb!」と表現しているのが
茶目っ気があるというか、可愛らしい印象を受けますね。
拍は、
bomb! 、cute! 、bomb! で各1拍ずつ と
リズムにもハマっています。
中々歌詞になりづらいこのワードを
サビのど頭から織り込んで、キャッチーに仕上げている点は、特筆すべきではないでしょうか。
ちなみに、ラスサビの最後から2番目のフレーズだけ
「bomb! cute! bomb!」→「マンハッタン」と変わっています。
こちらもリズムとゴロの組み合わせが抜群です!
🎼肯定したくなる、唯一無二のダサさ
さて、歌詞やMVを視た限り、
なんかダサいな~と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それはダンスや歌詞の表現だったり、
70〜80年代のディスコミュージックをルーツとしていることから、古臭さ故に感じるものだったりと
様々かと思います。
拙者も同感です。
ですが、ただ「ダサい」訳ではなく、
良い意味で「ダサい」
肯定したくなるダサさこそが、BRADIO曲の大きな特徴だと思います。
では、何故肯定したくなるダサさが生まれるのか?
それは前回もお伝えした、
ボーカル真行寺さんの魂のこもった歌声が大きいと感じます。
例えば、お笑い芸人が歌ネタで
どうでも無いことを熱唱してたりすると
なんか可笑しくなりますよね?
決してBRADIOがコミックバンドという訳ではありませんが(笑)、
男の願望を詰め込んだこの歌詞を
真行寺さんがソウルフルに歌い上げる様は、
やはり聴いていて肯定したくなります。
ひょうきんさを売りにしたバンドとはまた違った、
彼らだからこそ出せるダサさが、BBRADIというバンドの魅力です。
なお、これは余談ですが
BRADIOのオフィシャルファンクラブの名前は「FPP☆CLUB」で
FPPは、ファンキー・パーティー・ピーポー
の略だそうです。
やっぱりダサいですが、なんか愛着が湧きますね(笑)
興味を持った方は、是非いろいろ調べてみてください!
今回はあまり理論的な話はできませんでしたが
これにて締めとさせていただきます!
拙者は、1990年代初めの生まれです。
スピッツやバンプ、ミスチルなどを聴いて育った世代です。
ジャンルはバンド曲やアニソンを聴くことが多いです。
まだまだ、未熟者ですが
定期的に自分なりに楽曲分析の更新を行えればと思います(月一くらいで更新できれば良いかと)。
今回も、最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m