ファンでなくても知っておきたい名曲を、ちょっとだけ音楽的に分析してみるブログ


第5曲目となる今回は、



♪スパイシーマドンナ/BRADIO



こちらの曲を取り上げたいと思います!


BRADIOって何者?っと思った方のために簡単に紹介させていただくと、

BRADIOは2010年結成の男性バンドグループです。
ロッキンなどの音楽フェスにも、積極的に出演されております。

特徴は、ボーカル真行寺さんの
日本人離れした歌声ですね。

パワフルでソウルフルな歌声と、
ひたすら続くファルセット(裏声)の2面性が彼の魅力です!

ファルセットについては、
♪Flyers などの曲で堪能することができます。

こちらも彼らの代表曲のひとつですね。

興味のある方は、サビに注目して
聴いてみてください↓




さて、♪Flyers のファルセットやMVの中毒性も語り尽くしたいところですが、

今回は♪スパイシーマドンナ という曲の分析をしてみたいと思います。


ポイントはこちらです↓




🎼マイナースケールなのに、高揚感溢れる作り

🎼パワーワードは「bomb! cute! bomb!」

🎼肯定したくなる、唯一無二のダサさ


それでは、しばしお付き合いください!




🎼マイナースケールなのに、高揚感溢れる作り


殆どの音楽は、メジャースケールマイナースケールの2種類に分けられます。

マイナースケールとは、いわゆる短調による音階のことです。

ピアノの鍵盤をイメージしてみてください。
ピアノには白鍵と黒鍵がありますよね。

例えば、最初から最後までキーがCメジャーの曲を作ろう、となったとき
一般的に使われるのは、ドレミファソラシ (いずれも白鍵)の7音です。
※もちろん例外もありますが、それは曲のアクセントを付けるために部分的に用いられることが多いです。

対して、キーがCマイナーの曲を作ろう、となったとき
一般的に使われるのは、ドレミ♭ファソラ♭シ、となります。

メジャースケールの、ミとラに相当する音が
♭(半音下がる→黒鍵)になる訳ですね。

ではこれによって 
曲はどのように変わるのかというと

一般的に、メジャースケールの方が明るい曲マイナースケールの方が暗い曲

という印象をもちやすくなります。



では、実際に曲を聴き比べてみましょう。
メジャースケールは、川嶋あいさんの♪明日への扉、
マイナースケールは、Doesの♪曇天 を挙げました。

どちらもキーはDとなります。








いかがでしょうか?

同じキーであっても、受ける印象は全く異なるかと思います。


さて、話を戻すと
♪スパイシーマドンナ はマイナースケールの楽曲となります。 

では、先の♪曇天 のような、ちょっとダークな曲となっているのでしょうか?

以上を踏まえ、聴いてみましょう!




いかがでしょうか?

マイナースケールにあるようなダーク感よりも、
かえって底無しに高揚感溢れるナンバーとなっていませんか?
(実際ライブでもすごく盛り上がります)


それを可能とする作りが、この楽曲の魅力のひとつだと、拙者は思います。


例えばそれは、裏拍で載りやすいビートであったり、冒頭のブラスバンドによる派手な演奏など、あるかと思います。


しかし一番は、ボーカル真行寺さんの
パッション溢れる歌声によるものが大きいのではないでしょうか。

曲の節々にあるドスの効いた歌声も感情を煽りますし、後述する歌詞とのマッチングも最適です。


真行寺さんの魅力が最大限に活かされた楽曲ではないかと感じます。



さて、ここまでマイナースケールなのに高揚感溢れる作りであることをご紹介しましたが、

じゃあ初めからメジャースケールで曲を作れば良いのでは、と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

結論から申し上げますと、
この楽曲に関しては、マイナースケールだからこそ表現できる世界観があるのです。


この後、歌詞の魅力についても迫っていこうと思いますが

少々エロチックなこの歌詞には、やはりマイナースケールの方がしっくりくるように感じます
(メジャースケールだと、かえって純粋なメロディになりすぎて、歌詞の世界観とギャップが出来てしまうんですよね)。


この辺りも踏まえ、
詳細は次回へと続きます~。










拙者は、1990年代初めの生まれです。

スピッツやバンプ、ミスチルなどを聴いて育った世代です。

ジャンルはバンド曲やアニソンを聴くことが多いです。


まだまだ、未熟者ですが

定期的に自分なりに楽曲分析の更新を行えればと思います(月一くらいで更新できれば良いかと)。



今回も、最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m