私も、死者(私の場合は肉親)と対話をすることがある。でもそれは手を合わせて目を閉じて拝む時であり、ローズのように夜な夜な呼び出す訳では無い。

死者に呼びかけるのは、たいてい何か悩みや不安を抱えている時だし、そんな時相手は都合良く自分が言ってほしい言葉を返してくれるものだ。

前半はローズに強く共感しながら楽しく観れたけど後半、特に終盤は胸が詰まって泣きそうになった。

そんな話だと思っていなかったのに、意図せず自分の喪失感に向き合うことになってしまった。自分はまだまだ引きずっていることを突きつけられて辛かった。


私が今、この作品を観たのも巡り合わせであると感じる。

15年前の私では、この作品をお洒落で最後に少しほろりとできる喜劇としか思えなかったかもしれないから。



すごく主観的で具体性のない感想しか書けなくてごめんなさいm(_ _)m


最後に。
ローズの樫山文枝さん、本当にお美しかったです。
昔、錦織さんと共演されてたなんて!知らなくて不覚でした(-.-;)
樫山さんがマドンナ役の寅さんも見直し中です^ ^
(余談ですが『葛飾立志篇』は地味だけど味わい深くておすすめですよ)

クランシーの神敏将さん格好良かったです。
スラッと背が高くて、売れない作家役なのに惚れそうになりました😍
鬼の時も格好良かったし…😍
気が多くてスミマセンm(_ _)m💦

この役柄、才能があってハンサムなんだけど悪ぶっていてなんか軽くて…40代当時の錦織さんにすごく似合っただろうなと思いました(*^^*)


それではこの辺でおしまいさます。

またその内、観劇した舞台の感想でも書きますね。

その時までサヨナラ〜 (^^)/~~~