ネイリストが、一般的に購入出来るフェイスシールドを試してみた。


コロナ感染症の感染予防としてサロンに導入する事になったフェイスシールド。


今やネットでは様々なタイプを見かけます。


どのタイプがいいのか私自身も悩みに悩み、2タイプのフェイスシールドを購入してみました。


サロンワークでどの程度使えるものなのか、ネイリストとしての使用感をお伝えしたいと思います。
(あくまでも個人的な感想です)
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今回取り上げるフェイスシールドは、よく見掛けるブルーのラインが印象的なコチラのタイプ
と、その次ぐらいによく検索すると出てくるコチラのタイプ。
最近では前者のブルーライン(勝手にこう呼びます)のタイプは、色々なお店にも販売されているのを見掛けるので、手に入れやすくなっていますが、お店によって値段は様々なようです。

では、それぞれを比較していきたいと思います。
比較項目は
◎手に入れやすさ
◎素材感
◎扱いやすさ
◎装着感
◎透明度
◎呼吸や曇り度
◎価格
の項目で比較していきたいと思います。


では、先ずは「手に入れやすさ」です。
・ブルーラインタイプ
→ネットまたはホームセンター等でも実店舗にて購入可
・メガネフレームタイプ
→ネットで購入可(まだ実店舗で見掛けた事がありません)

次に「素材感」
ブルーラインタイプは上部のブルーライン裏側にスポンジが装着されており、おでこにあたるように支える事が可能。
柔らかい下敷きのようなシールドで直ぐにダメになりそうな感じはないです。
少しシールドに細かな傷が付きやすい気がします。

メガネフレームタイプも同じく下敷きのような素材感ですが、ブルーラインタイプに比べると少し厚さがあるような、ほんのちょっと硬い印象があります。

そして「扱いやすさ」
ブルーラインタイプは頭部にゴムで被るように装着するタイプの為、ゴムの取り外しは不可。
人によってはゴムがきつかったり、緩かったりするかもしれません。

ただ被るだけ、という装着のしやすさはいいですね。
また、使わない時にはフラットになる為、収納にも便利です。

メガネフレームタイプは、シールドとフレームが分かれており、装着時にシールドをフレームにはめ込むようになっています。
シールドにははめ込む用に穴が空いていますので、はめ込むのは比較的楽です。
ただ、このままだと収納には不向きなので、使わない時にはフレームからシールドを外さないといけない煩わしさがあります。

「装着感」
装着感は人それぞれ感じ方が違いますが、今回はネイリスト目線でお伝えします。

ブルーラインタイプはスポンジ部分がおでこ辺りにあたりますがそれはさほど気になりません。
ゴムも髪型によほどのこだわりがなければ特に気になる事ではないでしょう。
施術中、着けているのを忘れるぐらいの集中はできます。
ただ、スポンジにファンデーションがついてしまう、という見落としがありました。
間にティッシュなどを挟むなど工夫が必要かもしれません。

メガネフレームタイプは、フレームの固さが少しきになりますが、比較的ブルーラインタイプと同じぐらいの軽さで悪くはないです。
ただ長時間着けるとなると耳のあたりなどが痛くなりそうです。
そして、一番気にして購入を迷ったのが、メガネの上から装着できるのかどうか。
私は普段からメガネをかけているのですが、もちろんその辺りも考慮して設計はされているタイプのシールドです。
ただ、メガネによってはフレームがあたったり、変に重なったり、と裸眼の方よりは少し不便さを感じました。

そして、ネイリストとしては気になる「透明度」
まずは、使用前にはシールドには保護フィルムが貼ってありますので、忘れずに剥がしましょう。
私は気付かずそのまま装着し、何だコレ?!全然見えない!となってました(^_^;)
保護フィルムは両面貼ってあります。
最初は慣れなくて、視界が悪いように感じますが、施術に集中するとそれにも慣れます。
透明度に関してはどちらも甲乙付けがたいクリア感です。

「呼吸や曇り度」
ネイリストとしてフェイスシールドを装着する時間は1時間以上だと思います。
慣れないとなかなかキツいものがあります。
特にキツいな、と感じたのはブルーラインタイプ。
こちらは上部がスポンジで閉じられる為か、息が苦しい感じがします。
マスクもしますので特に苦しいですね。
メガネフレームタイプはその逆で上部は空いていますので呼吸は楽です。
ただ、上部からのダストなどが防げないことが難点ではあります。
曇り度についてはどちらも特に気にならないところでした。

最後に「価格」です。
こちらは現在安定した価格とはなっていないようで、知る限りでは、ブルーラインタイプが最低¥180~、上は¥600代~と様々です。(1枚)
この価格の差の理由は分かりませんが、長持ちするようなものではないと考えると、安く使い捨て価格で購入できた方が良いかもしれません。

メガネフレームタイプは、メガネフレームとシールド○枚入りもしくはシールドのみ、等で価格が別れます。
シールドだけ購入できるのは便利ですね。
こちらは¥1000~と価格帯にもバラつきが見られます。


いかがでしたでしょうか。

今回は、ネイリスト目線でのフェイスシールド比較をしてみました。
フェイスシールドを導入する業種は、今や多岐に渡りますが、より安心してお客様にご利用いただく為に、と考えての対策としては全ての業種に当てはまる事かと思います。

 

フェイスシールドをお探しの方へ

参考の為に載せておきます。

 

 

 

 



他にもフェイスシールドは色々なタイプが出てきています。
ご利用されるお仕事により、どのようなタイプがいいのかは違いますので、より使いやすそうな物をぜひ見付けてみて下さい。

後日追記:シールドは光を反射して施術中見えずらい事があります。
メガネフレームタイプは外したあとのフレームの跡が気になります(マスクで隠れる位置ですが)。

☆_______Disdirena_______☆
by Nailist.yuki

nailist.yuki
JNA認定講師
PREGELエデュケーター


当店では、ハンド席ではカーテンを設置しておりますが、フット席ではカーテンではなくフェイスシールドを装着させていただきます。
大袈裟な対応かもしれませんが、予防はやり過ぎても困る事はないと思いますので、より皆様が安心してお過ごしいただけるよう、予防対策を徹底しております。

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