May J.さんが主役の「レイチェル・マロン」を演じて居た、ミュージカル「ボディーガード」。
その魅力を、私なりにまとめて行っています。(^^♪
一種の備忘録?(^^;\バシッ!
悲しいかな。人の記憶というのは、日に日に薄れていくもの・・。
エビングハウスの把持曲線によると、記憶したことは1日経つと30%くらいしか覚えてないそうですから。(T_T)
もっとも、忘れるから人間は生きていけるとも言えますが。(^^ゞ
自分がやってしまった恥ずかしいことを、全部バッチリ覚えていたら、恥ずかしくて、とても生きていけない・・・。(笑)
想い出についても、忘れるが故に、想い出は美しいし尊いとも言えますが、同時に、忘れてはいけないもの、忘れたくないものも有る。
そうしたものは、記録に残しておくといいですね。時が経ってから見直すと、その時の感動が蘇って、再び新鮮な感動を味わうことが出来ますので。(^_-)-☆💖💖
ということで、昨日の苛立っていたレイチェルが、トニーのつまみ食いに、ついに堪忍袋の緒を切らして、「これ以上つまみ食いしたら刺すわよ」と言ったシーンの続きです。
・・・って、前置き長い?(笑)
レイチェルが、トニーに対してイライラしていたところへ、姉のニッキーがやってきて、「どうしたの?」と尋ねる。
このニッキーの登場で、トニーは救われましたね。
ニッキーが入ってこなかったら、本当に刺されてたかも。(笑)
そのニッキーに、「昨日のショーはどうだった?」と尋ねたトニー。
話題を変えて、レイチェルの怒りの矛先から逃れようとした?😁
何せ、自分の命が掛かっているから必死?(笑)🤣🤣🤣
その二人の会話を聴いていたレイチェル。
フランクに自由を拘束されているイライラの虫が治まらなかったのか、「まだあんなところで歌っているの?」、「恥ずかしいわ」と、立て続けに、姉のニッキーを傷付ける言葉を吐いてしまう。😖
フランクとの愛に目覚めるまで、レイチェルには、我が儘なところが有ったという設定でしたが、それが出ていたのは、このシーンでしたね。(^^ゞ
我が儘というより、若くして世界的なスターになってしまったために、周りの人間の気持ちへの配慮というのが、余り出来無かったのかも?
おまけに今は、身を守るためとは言え、フランクから自由を拘束をされて、苛ついてますし。(>_<)
しかも、トニーのつまみ食いが、レイチェルの怒りに、「🔥火に油を注ぐ」結果となってしまった。😱
だから、姉のニッキーの気持ちに配慮できなかったんだろうね。
でも、これは、それだけ姉のニッキーを信頼し、甘えていたとも言えるんじゃないかな?
一見華やかだけど、生き馬の目を抜くような油断ならない「ショービジネス」の世界に生きる「レイチェル」にとって、姉のニッキーは、数少ない心許せる相手だっただろうし。(^^♪
とは言え、これは酷い言葉だった。😣
ニッキーにとっては、唯一自分を表現出来る場所を、「あんなところ」と言われては・・・。
「そう、あんなところでまだ歌っているの」と、そう、傷付いた様子で話すニッキー。
一瞬のセリフでしたが、姉のニッキーがレイチェルに、いつもどんな思いを抱いているのかが、分かるセリフでしたね。🥺
このセリフに現れていた、ニッキーの悲しみ、やるせなさは、やがて悲劇へと結びついていきます。🥺
この姉のニッキーの存在は、ひょっとしたら、この話では、フランクより大きな存在なのかも知れないと、そう思いましたよ。😔
その重くなりそうなニッキーのセリフの直後に、マネージャーのビルが飛んでやってくる。
どうやら、レイチェルに呼ばれたらしい。
重大なことだと思って、慌ててやってきたビルに、「フランクが日曜のブランチを許してくれない」と訴えるレイチェル。
「ブランチを許してくれな・・え”え”~!!」とビル。
「え”え”~!!」は、ダミ声風の「え、え~~!!」という感じの発音。「え」より「い」に近かったかも。(笑)
マネージャーのビルを演じていた内場さんは、吉本新喜劇の座長を務めていた人。
ということで、新喜劇を観ていたら、驚きのシーンで良く出てくるセリフだと分かりますね。(^^♪
だから、大阪公演では、この「え”え”~!!」に対する反応は早かった。
会場は、直後に大笑いでしたから。🤣🤣🤣
関西人なら、内場さんのことは知っていたのだろうし。余計に、何かやってくれないかと、期待を込めて観ていたのかもね。(笑)
一方の東京公演では、このセリフを聞いても、最初、笑い声が起こらなかったところをみると、こういう舞台やライブでは、観客の反応は、やはり土地柄というのも、大きく影響するのだと思いましたね。(^^♪
因みに、この内場さんの「え”え”~!!」は東京公演でも、回を重ねるに連れ、ジワジワと?浸透していったみたいだけどね。(^_-)-☆
笑い声が、会場からちらほら起こってたし。😂
それはさておき、話を戻すと、そこへタイミング良く(笑)、フランクが現れる。😁
そのフランクにビルが、「レイチェルが友人とブランチをしたがっている」と、何とかレイチェルのために仲介に入ろうとするのですが・・。
だが、フランクは、それを許さない。
そして、「いつもの行動こそが危ない」と、火曜日にブランチを行くことを提案する。😁
それを聴いたレイチェルは、「火曜にブランチ?どこから連れてきたの。この宇宙人!!」とフランクを馬鹿にしたような大袈裟な言い方をしてましたね。(^^ゞ
このフランクの言葉には、レイチェルのみならず、周りもあきれ顔。😅
これって、ブランチというのは、日曜日の朝食と昼食をかけたものということだからかな?
自分もフランク並みだな。😅
何でこれが、「👽宇宙人」と言われるほど、変なことなのか、分からなかったし。(^^ゞ
そうかあ。自分、👽宇宙人だったのかあ〜♪
道理で!!(^^;\バシッ!
そこへ、サイが現れて、「マイヤー」のライブへの出演依頼が来ていると、興奮した様子で話だす。😅
「マイヤー」?だったと思うけど、有名な番組のようですね。(^^♪
これに出る事が、DIVAとしての、ステータスシンボルのような・・?🤩✨✨
だが、それを許さないフランク。
その理由は、「入り口が1カ所しか無いそんな場所は守れないから」だという。
それに対して、「これまでも守ってきた」と激高するトニー。
いつも食べているだけのような、旧来からのボディーガードのトニーでしたが、この場面では、フランクに🔥対抗心を燃やしてましたね。😅
人々がそれぞれ騒いでいる中、「みんな黙って頂戴!!」と制止したレイチェル。
そして、一同が黙ると、「私は私のやりたいようにやる」と宣言する。
そのレイチェルを観て、「二人で話したい」と言うフランク。
ビルの指示で、全員が部屋を出ていくと、フランクはレイチェルに、「君たちを守りたいんだ」と必死に説得する。
その真剣な様子に、一瞬、心動かされた感のあったレイチェル。
このシーンは、💃レイチェルが✨聡明な女性であることが分かるシーンでしたね。
あれだけ、フランクのことを怒っていたのに、フランクの言葉を、冷静に判断する理性を持ち合わせている。🥰💕💕
それと、人の心を推し量るだけの観察力も持っていたのかも知れません。😍
ショービジネスに生きる彼女ですから、そういう聡明さを持っていないと、周りにいいように利用されてしまいますし。(^^ゞ
でも、そこに広報担当のサイがやってきて、ショーに出るのかどうかを尋ねた時、少し考えたにも拘わらず、「フランク」の横を通り過ぎる去り際に、「出るわ」とサイに告げて行ってしまう。😟
でも、この、一見「フランク」の忠告を無視したような行動は、「レイチェル」が我が儘だったからじゃないと思います。(^^♪
寧ろ、これは、「レイチェル」の「プロ意識」がさせた判断!!(#^^#)(#^^#)(#^^#)🌹
後で、それが分かってきますが、このシーン。May J.さんも、レイチェルの気持ちが、痛いほど分かったんじゃ無いかな?
あなたも、プロ意識の高い人!!
表面には出さないですが、恐らく、こういうことが多々有るんじゃ無いかと思います。(^^♪
一見、何気無いシーンでしたが、自分は、「レイチェルの人物像」を、より鮮明にする、大事なシーンだったと思います。(^^♪
レイチェルが、決して感情だけで行動する人ではないということ。
聡明な人で有るということ。
プロ意識の高い人で有ると言うこと。(これは後のセリフで分かります)
そして、一度決めたら、迷わず行動する強さを備えている人であること・・等々。
この部分があるからこそ、あとのシーンでのレイチェルの魅力が、より際立ってくる。
聡明で、そして、ピュアな精神を持ったレイチェルの・・。(#^^#)(#^^#)(#^^#)😍💃💖🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹🌹
このシーンでは、いつも「レイチェル」の聡明さとプロ意識の高さを、リアルなあなたの姿と重ねて観てましたよ。May J.さん。(^_-)-☆❤️❤️