May J.さん。ボランティアの方たちを労う、素敵なイベントに参加されていたんですね。(^^♪

オンライン開催されたこのイベント。
人間の「叡智の結晶」ですね。(^^♪

オンラインだから、何処にいても見ることができますし。(^^♪

今回の「Have Dreams」も、そんなオンラインでの書店である、「COTOGOTOBOOKS(コトゴトブックス)」の木村綾子さんがゲストでしたね。

「COTOGOTOBOOKS」は8月6日にオープンしたばかりの、オンラインの書店。

そこでは、単に販売するだけでは無く、事前に木村さんが10タイトルくらいセレクトして、作家と共に、この本をより深く楽しんでもらうきっかけになるような、この本に寄り添う特典を付けて、読者に提供しているらしい。

その特典とは何かと質問するMay J.さんに、作家に1時間程度の話をしてもらい動画にしたり、話が得意で無い作家の場合には、それに代わるポストカードを作ったりして読者に渡したりしていると答えた木村さん。

例えば・・ということで、紹介してくれていたポストカードには、作家が発想した景色と、そこから展開した物語が描かれているらしい。

実物を観ているMay J.さんが、「紙芝居」と言ったところを観ると、裏に風景の写真、面にその物語について描かれているのだろう。

こうした特典は、本を読んでいる時間以外の時にも、物語があなたの日常に寄り添いますようにというコンセプトで作っているものらしい。

「それはいつも(作家の方と)一緒に考えられて作られるんですか?」と質問したMay J.さんに、木村さんが答える。

まずは販売させて下さいとお手紙を書いて、その作家に、「私は特典をこんな風に発想したのですが、一緒に考えていきませんか」という風にお誘いをするのだとか。

その話を聴いて、「それを考えるのも、楽しい時間ですよね」というMay J.さんに、「物語が完成するまでの時間に、作者はどんなことを考えていたのか。物語はキリリとした印象だが、この作者さんはどんな一面があるのかと想像するのが楽しい」と答えた木村さん。

フフフ。ここは、「考える」主体が、May J.さんと木村さんとでは違っていた場所でしたね。(^^♪

May J.さんが言った「考えるのも楽しい」というのは、作る立場のことを言っていたんじゃないかな?

それというのも、あなた自身が、プロデュースする立場だから・・。

全国ツアーを終え、今は12月8日にアルバムをリリースする準備を行っているMay J.さん。

恐らくその企画会議では、どういうものをファンに、特典として届けるか?どういうものが喜ばれるか?という話が、日夜繰り返されているに違いない。

本とCDという違いは有っても、木村さんが行っていることと、May J.さんが行っていることには、共通点が多い。

だからこそ、そう言う企画をするのも「楽しい時間」だと、May J.さんは自らの体験を元に語ったに違いない。

あなたが、ファンの為に、いろいろ考えてくれている様子が、想像出来るシーンでしたね。(^^♪

あなたは、本当に、人を喜ばせるようなことが大好きだから・・。(#^^#)(#^^#)(#^^#)

目を輝かせて、特典を考えているあなたの姿が、目の前に浮かぶようです。(#^^#)(#^^#)(#^^#)

もっとも、そういうことを木村さんが知る由も無く、読者にとっての「楽しい時間」という風に考えたのは、当然ではあるんだけどね。(^^ゞ

普通は、作る側は、「楽しい時間」というより、「苦しい時間」と捉えることが多いですし。(^^ゞ

人と人のコミュニケーションの難しさと同時に、面白さについても感じた部分でしたよ。

May J.さんの方としては、自分の意図した内容と違う内容が返ってきた訳ですが、自分が発した言葉によって、木村さんが本の楽しみをどのように考えているか分かったわけですから。(^_^)v

木村さんは、本について、より楽しむには、その作家についてより知っていくことが大事だという風に考えているってね。(^^♪

つまり、本の中で感動は完結せず、本の外に繋がっていくという風に・・。
そういう楽しみ方をしている人なんですね。木村さんは。

そのことを、木村さん自身も明確に語ってましたね。
「そういう風に想像するのも、読書を一歩深めるような行為だと思っている」と。

さらに「本だけで無く、作者の体温も、一緒に届けることができたら・・」、とも言ってましたね。

そして、それにより、「ひょっとして本が得意で無いという方でも・・」と言いかけた時、即座にMay J.さんが答える。

「それは私です!!」と。(^^ゞ

May J.さん、何もそれ、ここで力説しなくても・・。(^^ゞ

本を読むのが苦手で余り読んでこなかったMay J.さん。

でも、本を読むことは大切だと気づいたのか、ファンに対して、「面白い本を教えて欲しい」とそんなことを数年前に言っていたことも有りましたね。(^^♪

数ヶ月前は、「スプートニクの恋人」を鞄の中に入れていたようでしたが、今回の来示おの中で、「1年で3冊読めた」という中にその本は入ってたのかな?
相当長く持ち歩いていたみたいだけど。(笑)

今回、「本の楽しさを知ることが出来た」と言っているところを観るとその本は、読んでて楽しかったのかな?

May J.さんがこの本を持ち歩いているのを知って、私も読んで観ましたよ。一日で!!(笑)

ハハハ、私は読むのが速いのでね。(笑)
何だか、申し訳無いくらい。(^^ゞ

でも、私としては、この本には、それほど感動しなかったけどね。(^^ゞ

May J.さんは、あの時、数ページしか読んでないけど、面白いという感想を漏らしてたっけ?

じっくり読み込むと、じわ~っと、旨みが出てくる本なのかも知れませんね。(笑)

それはさておき、ラジオの中で木村さん。
「読むのは得意じゃ無いけど、話を聴くことが大好きという人」の話もしてましたね。(^^♪

1時間作家の話を聴くことで、一冊本を読んだほどの読書体験が出来たとしたら、それにも価値があるという木村さん。

確かにね。本は読まなくても、その作家の思想なり考え成りが、話から感じ取れれば充分に価値がありますね。(^^♪

その世界観を、自分で想像するという点においては、実際に本を読むことには叶わないとしてもね。(^^♪

木村さんは、COTOGOTOBOOKSの前は、下北沢にある「B&B」という書店で働いていたという木村さん。

そこでは、本屋に作者を招いて、毎日2時間の「トークショー」を行っていたのだとか。

そこで、8年半、イベントを企画していたという木村さん。きっと、COTOGOTOBOOKSはB&Bのオンライン版というイメージなんでしょうね。(^^♪

その木村さんに、「本はいつ読むんですか?本は何冊読むんですか。一日に何冊読むんですが?」と矢継ぎ早に質問するMay J.さん。

本がなかなか読めないMay J.さんにとって、最も興味の有るところだったのだろう。

でも、それって、その本を読む時間がその人にどれほど許されているかということで、全然変わってくると思うよ。(^^ゞ

例えば自分の場合、小説なら、大体2~3時間程度で一冊は読めますが、本を読むのに、それだけの時間が取れるかというとそうじゃないし。

「多分、凄い量は読んでいると思いますが・・」と前置きしながらも、「それが正しい、豊かな読書時間かどうかは疑問」だと答えた木村さん。

更に、1年とか2年掛かって1冊読んだとか、もしかしたら、1冊読み切れなかったと言う方が、人生にとっての財産になったり問いかけてくるものになったりするんじゃやないかということも言ってましたね。

そして、「一概に、沢山読んでいるから多くの事を知っているとは限らない」とも・・。

これには賛成だな。と言うより、同じようなことを自分もどこかで言ってたな?
どこで言ってたんだろ?

まあ、これは本を読んでいる人が、みんな思っていることなのかも知れないけどね。(^_-)-☆

それはさておき、木村さんにも読めなかった本があったことを知って、May J.さん驚いていましたね。(笑)

でも、それはそうですよ。
読めないというのは、文章が読めないということとは違うし。

自分も、粗筋を取るだけなら、1冊の本を、1時間も掛からず読めるんじゃないかと思いますが、この「読む」ということが、「本を読む」と言う意味の「読む」であるのかどうかは、疑問だし。(^^ゞ

May J.さんは、アーティストだから分かるんじゃ無いかな。
ただ歌えるというのと、歌の世界観を自分なりに作り上げて歌うということの差と同じような気がします。(^^♪

本の場合も、読書傾向の違いと言うのも有るし、その本を読むのに、相応しい時期というのもある。

時期というのは、単純な年齢じゃ無いですよ。
その人の精神的な成長具合だとか、経験だとか、興味関心だとか、そう言う物が積み重なった上での、その人にとっての、その本と出逢うべき時期のことです。(^^♪

その時期を外せば、その本の本当の良さが分からないかも知れない。

木村さんも、「読めなかった本が、読む度に見える風景が広がって、何年後に読めるぞということもある」と言ってましたね。(^^♪

これは、自分の成長が、本の中身を味わわせていく例ですね。(^^♪

だから、本を読むことで、木村さんが言うように、「自分を知る。 成長とか退化を知る」ことになる訳ですが、「成長」はともかく、「退化」という点も上げているのが面白いですね。(^^♪

若い時にその本に感じた「みずみずしさ」を、年を取ったら感じられなくなったとかいうような奴かな?(^^ゞ

ただ、「退化」だけでは無いと思うけどね。
まだ何も分かっていない時には、キラキラ輝いていた物が、年齢や経験を重ねることで、それがキラキラしている物じゃなかったことに気づいたということもあるんじゃないかな?

それを含めて「退化」と言っていたのかも知れませんが。(^_-)-☆

結局、本との付き合いというのは、一生物だということですね。

その人にとっての大切な「一冊」は、結局その人が読んでいく中で見つけるしか無い。

お勧めの本や、人気の本というのは、そのきっかけにはなるとは思いますが、それが全ての人にとっての「一冊」ではないのですから。(^_-)-☆

木村さんが、店をオープンしようとしたきっかけは何かというと、実はコロナの影響が大きかったのだとか。

P&Bを辞めてから、コロナ禍のために、本屋自体が店を開けないという状況に、いても立ってもいられなくなったらしい。

本を通して、人と人が触れ合える場所を何とか作れるんじゃ無いかと、ずっと考えていた時、オンラインという英知が、人を乖離させたコロナに打ち勝ったということにヒントを得たらしい。

「本にオンラインを掛け合わせることで、今だからこそ、響き合うプロジェクトだとか、ンラインを通して、人と人が行き交うことが、可能なんじゃ無いか」という木村さん。

確かにね。May J.さんも、コロナ禍ならではでしたね。
自宅で一人で放送したり、生配信出来るように、いろいろ機材を揃えたり・・。
自分で発信できる、スタジオ作りが出来た?(^_-)-☆

木村さんも、「コロナが来なければ、本屋やりたいなと言っていただけだった気がする」と言ってましたが、「必要は発明の母」というところですね。(^^♪

木村さんが、本が好きになったきっかけは、祖母が書道教室をしていたことに関係しているのだとか。

そこで一緒に文字を練習している中で、文字に対する憧れとか、文字が連なることで物語になっていくドラマチック性に自然と惹かれていったらしい。

「本というより、文字が先に有った」という木村さん。

だからかな?
本を書いた作者と寄り添って行こうとするのは。

本は、その作家の精神世界を表した物。
だから、その精神世界を知らなければ、その本当の意味を味わえない・・そんな気持ちがどこかに有るのかもね。

文字というのも、一種の精神世界の表れなので。(^^♪

May J.さんは、そんな風に文字を観たことが無かったらしいですが、書道をやっているとそういうことが自然と感じられるんだと思いますよ。

何せ、「書道」って「道」ですからね。(^^♪
生きる姿勢そのものにつながっていくものだと思いますので。(^^♪

「言霊」という言葉が有るくらい、「言葉の力」というのは凄いもの。
それを文字にした「書」というのも、その力を宿す物。

だから、「魔除け」とか「魔封じ」に使う「御札」が有るんじゃ無いかな?
その「書(言葉)」が魔物を退治するだけの、力が有るとそう考えていたからだと思います。(^^♪

あなたの「歌」というのもそうですよ。その歌詞も、歌声も、全て「言葉」に連なる物。
あなたの歌声が、そしてその世界観やMCが、人々の心を豊かにし、パワーを与えていく。

あなたのライブに行く度に、そういう凄いパワーを、あなたから私はもらっている。
それだけの力が、あなたの歌声やトークに有ると言うことです。

あなたのお陰で、人生観も世界観も大きく変わってきてますよ。May J.さん。(^_-)-☆❤️❤️