睡蓮 すきま


This Years Model

残念ながらこれでは睡蓮のブログパーツが埋め込み不可のようですので
こちらにどうぞ。新曲も聴けます。

こちら

日本で一番好きな、かっこ良いアーティストは?といわれたら
現役・解散のものも含んでも
「睡蓮」
だと今は思い切って言えます。

ソフトバレエというバンドへの思い入れみたいなものは
一生敵いません。
ですが呼吸をしていて、普遍的な音というのが
今は一番惹かれます。
それを実現しているのが間違いなく睡蓮です。

以前よくこのブログを更新していたときは
睡蓮の音源はまだ世に出ていなくて
この先、ボクの大好きな藤井麻輝の音を聞ける日が
くるのだろうか?という不安でいつも一杯でした。

3月11日に早くもサードアルバムがリリースされます。
約1年という短い期間に三枚もアルバムがリリースされたというのは
藤井麻輝さんのキャリアでも初のことでしょう。

何でもありのこの時代に
何が新しいか、何が最先端なのか、
なんて考えるだけでアホらしくなってきて
そういう時代の隙間をぬって目から鱗みたいな
アーティストがひょっこり生まれたりますが・・・。

睡蓮の最大の魅力は「言葉」にあるような気がします。
多くのアーティストが投げ出した
日本語で歌うことの美しさや
日本語でしか表現できないものを
真っ向から立ち向かっている、と。
そこには作為性もなくただただ美しいのです。漆黒の耽美さ。
英語と日本語が同時に生まれていそうな才能で
曲によって英語と日本語が使い分けてあります。
押し売りなメッセージも
自殺なんてよしなよ!元気に生きようよ!エイッ
みたいなチープなものが現代のメッセージソングと
されている現在の日本の音楽シーンにあっては
かなり異質の存在感。

ソフトバレエに対する思いは大きすぎますが
もうソフトバレエをまたやって欲しい、
シャフトはもうやんないのかな?
なんていう女々しさを完全に払拭してくれました。
正直ファーストアルバムは違和感があったし
戸惑いもありましたが
セカンドを聴いて何だか理解できたといいますか。

今、次が一番楽しみな人たちです。

もっともっと売れて欲しいです。