最近、トヨタ、Lexus、audi、フォルクスワーゲンで光が走る方向指示器をよく目にする。たしか、audiはこれをダイナミックターンインジケーターって呼んでたっけ。そもそも、最近のこの手法はaudiが先駆けたものだと記憶している。audi はLEDをいち早く自動車のライト(特に車幅灯)に採用し、ヘッドライトユニットの周りにLEDの電飾をつけてみせた。これはその後後発メーカーが次々と採用する様になったが、その頃にはaudiはもっと繊細なLEDのヘッドライト周りをきれいに演出し、他の追随を許していない。拝借した写真はフォルクスワーゲンゴルフのリアコンビランプです。

 

 話が逸れたが、このダイナミックターンインジケーター。元をたどると1970年のはじめに結構流行ったんですね。各社3つか4つの電球を次々とリレーで光らせていました。なんと、この流行は子供の自転車にまで波及したんですね。自転車の荷台の下に電飾ユニットを載せ、各社嗜好を凝らして子供の物欲を刺激してくれました。お借りした写真は、当時売れ筋だったマルイシ自転車のヤングホリデー。

 

 audi やLexusは50年前のブームを知った上でこのターンシグナルランプを世に出したのか?

 私は当時を知るものとしてはちょっと気恥ずかしいものがある。