ピークは過ぎたようだが2018年にはトヨタCH-Rが飛ぶように売れたようだ。今も街ではごく普通に見かける。この車のデザインをした人は絶対ガンダム世代だと僕は信じている。随所に最近のトヨタ車に見られる深海生物のような曲線を認めるが、SUVとはとても思えないスペースユーティリティのなさ、リアの造形と大げさなスポイラー。このデザインがバカ売れしていることに驚く。

 

 

 その影で、ひっそりとロングセラーを続けているのがNISSAN JUKEだ。デビューから何年経つのかなあ。もう8年位変わっていないのでは?これが登場したときにはそのぶっ飛んだ造形にドン引きしつつ、ちょっと興味があって試乗したっけ。その後、ドラマ「逃げるは恥でも役に立つ」で石田ゆり子扮するユリさん(だっけ)の愛車としてCMで息を吹き返しかけたが、結局ブレイクせず今に至っている。

 

 この2台、造形はあまり似ていないけれど、コンセプトは全く同じでしょう。トヨタはJUKEをうまいことガンダム世代がほしい、と思わせるデザインにうまくリファインして売出し、まんまと売り切った、と思う。

 

おまけ:リアデザインがよく似ていて、更にガンダムしているけれど、なぜか顧客にそっぽを向かれたのがホンダシビックハッチバック

※画像はメーカーのWEBカタログから引用させていただきました