捨てられない
猫ベッドを今まで幾つも試してきたけど、一つだけ使わないのに捨てられず一年以上経過していた物があった。
何度も、もう捨てる!!
と思ったのにダメで、埃の被らないところに置いておいた。
持ち上げるための持ち手がついていて、ベッドの裏側でくっつけるとそこがびろーんとならない凄いやつ。
その持ち手がうちの子にとっては恰好のガジガジ素敵アイテム
生地も柔らかめでモグモグ対象
一回使ったら早速ガジガジしたので敗北~~~~!!!!
慌てて退散させたやつ
すごいお気に入りのベッドを丸洗いして干すとめちゃくちゃ時間が掛かるから、その間の短時間選手としてとっておいた。一応・・・
それから一転、今はケージの中で毎日使われてる
ケージを新しくしたら、ハンモックがついてきた。
そのハンモックもお気に入りだったけど、隙あらばガジガジしていて布がギザギザハートになっていく・・・
悪戯防止スプレー生地にかけといてもお構いなし。
ぎぇえとなりながら涙目で「どうせこれもダメやろな・・・」と中用に使ってみたらそこでぐっすり眠るようになった。
えーーーーーー
ふちが厚手で、顎のせするのに丁度いいみたい。
眠そうに目をとろんとさせながらもこちらを眺めている事が多い。
またそれがとんでもなく可愛いのである。
見つけると毎回鼻血出そうかって程もん絶するくらい可愛い。
猫も人も、色んな事や物に慣れたりする。
順応適応出来ると助かったり、助けられたり、楽になったりする。
ただ、ずーーーーーっと慣れる事が出来なかったものがある日突然こうして出来るようになったり、使えるようになったりする事もあるから面白いね。
一年間使わなければさよならする。
を使用期限として基準を設けた事で手放しやすくなった物は沢山あった。
それでも、何故か手放せない物はあって、特に使わないけど思い出の品々はかさばってもとっておきたい、と思ってしまう。
その楽しかった過去に囚われる・・・ような懐かしむだけのような。
曖昧な境界線があるからきっと捨てられない。
私は本当にすぐ忘れてしまうから、動きを動画でとっておきたい。
写真だけだと、この時どんな感情で会話を楽しんだのか?
忘れてしまうのが嫌で帰ってからも何度も見返したりする。
一緒に、その場の空気まで思い出せるような気がして嬉しい。
脳内思考キャパも、蓄積引き出しキャパも極めて狭いから
「そんな事あったかな・・・」
「あったような気もする・・・」
そんな事が多すぎて、書いたり写真に撮らないと生きていけない。
安心材料なのだろうなきっと。
これが、汚部屋に改革がおこせたら
こんな考え方ももしかしたら違う視点になれるかもしれない。
旅に行ったら写真、たった一枚だけにして
『旅奇跡の一枚』
とか名前にして宝物に出来るかも。
やってみたいと望む事は、汚部屋に革命をおこして自分の気持ちいい空間を勝ち取る事。
そうなった世界で、私の思考と行動がどういう変化をするのか実験。面白そう。なかなか進まないけどね