沢山あるな
どんな時に見たい
作業のお供に
リラックスタイムに
鑑賞会と決めて
泣きたい時
苛々してる時
眠りたい時
人生において、物語を見ている時間はとても大切。
このかけがえのないひと時を無くしたくないと思う。
私にとって映画やアニメ、ドラマは沢山の違う世界を見る事が出来る、旅をしたような気分になれる。
現実世界でも異世界でも
全部楽しい
ホラーだけは迷い込めないな
星の数程ある物語の中で、ひと際光る何かがあるから手に取り、目にする。
パッとしない自分の人生がカラフルに、知らない色になる。
花が咲くように、無数の星が降るかのように。
美味しい物を食べ、不思議を見て、あたたかい生き物の交流を描いて、立ちはだかる壁には皆で挑もうとする。
時に違いに苦しみ、認められず一人になり、それを経て胸を熱くする友情や親愛があり、亡くなりいく生き物へ涙する。
成長を伴う登場人物達を、時に自分と重ねて『こうなれたならば』『こうありたい』と自分の事のように熱く思う。
自分が観ただけでスーパーマンのように強くなれた訳じゃ勿論ないけど、余韻に浸り今より少し前を向く事が出来る。
映画の見方は昔とは違い、声優さんも気にするようになった。
幾つも作品に出てるが、全部毛色が違う物もあれば『この人と言ったらこの声だな』という物もある。
魅せ方が違う、同じようで話し方、表情、温度までも伝わるかのよう。
マイクの前で喋る彼らは、声で全てを演じなければならない。
喜怒哀楽、些細な感情の揺れまでも。
人の感情は移り変わるから、常にそれを体現していかなければならない。息を飲む音の出し方も様々で面白い。
紙のすれる音、衣擦れの音、お腹の音
収録に必要のない物は僅かすら出す事は許されない。
スタジオに入った事はないが、きっと緊張を張りつめているのかな、と想像する。
そんな中で登場する人物の喜怒哀楽を演じると言う事は言葉に出来ないけどただ『凄い』
好きな作品に浸るには、どこからがスタートでも良い。
・原作から
・アニメから
・コミックから
・二次創作から
・舞台から
色々あるけど、どこからでも好きはスタートさせられる。
一つ見つけると、枝分かれするように増えていく。
これもまた面白いと思う。
齢を重ねていく日々に、好きな物も種類もどんどん変化していくのだろう、でも自分で思考出来る内はそういう『好き』を遠慮なく追いかけていきたいとも思うのだ。
人生100年時代だとか言われているが、仮にもそこまで生きるのなら今好きな物ってどれだけ残っているのだろうな。
そして、どれくらい『好き』が増えているのだろね。