今日は相続関係でない事を一つ。
無くならないですよね、動物の殺処分。
うちには保護猫が居ます。元々野良ちゃんが多い地区。
捨てられたのか、野良なのか今となっては…
見つけた時には暫く様子を見ていました。野良だったらもしかしたら母猫が戻ってくるかもって思って。
でも母猫は来なかったし、ずっと鳴きっぱなし。
結果、保護して病院へ行ってみてもらうと離乳も済んでるし生後およそ2ヶ月くらいじゃないかと言われました。
どうして一人で庭に居たのか、どうやって今まで生き延びて来たのかわかりません。
うちの子にするって決めてから、慌ただしく日々が過ぎていきました。沢山の物を揃えて環境を整えて、耳ダニも居たし風邪も引いてたので治療も。
暫くしてから避妊手術もそうですし、経過観察も。
私自身、夜勤のある仕事で、こんな小さな子を迎えて猫ちゃん育てのプロ?から見たら覚悟が足りないと怒られてしまうかもしれない状況でした。
主人と二人、何とか協力しあって初めての猫育て。
カリカリを細かくカットしてウェットご飯に混ぜて食べさせたり、兎に角最初は体重を増やす事に四苦八苦。
今では立派な4キロちゃんです
毎日可愛くて仕方ない、ですから余計に『殺処分』と言うニュースを見る度にズンと重たい気持ちになります。
切ない。
保健所に連れて行った人の話みたいな枠で
「引っ越すから」
「子供が生まれるから」
「大きくなっちゃったから」
「可愛くなくなったから」
「相手と別れる事になったから」
そんな事ばっかり。中にはご主人が倒れたり、亡くなったりで連れて来られる子も居ますが、上記の理由って一体なんだろうって。
保健所に連れて行けば自分の手を汚さず、嫌な思いもせず手離せると思っている方々も居てびっくりする。
ガス室に押し込めて、ガスを充満させるお仕事、その作業を捨ていく飼い主さん、あなたに出来ますか。
誰かがあなたの代わりに、その子の命を奪うのです。
命を迎え入れたら、生涯を全うするまで責任を持つのが飼い主の責務です。
主人とは、万が一の時の事を話し合います。
その時、愛猫が健在ならば誰に後をお願いするのかなども勿論。
保護しているつもりが、多頭飼いになり崩壊してしまった事例も幾つも聞きます。ペットショップで飼ってみたいから迎えて飽きたって話も沢山聞きます。
人間の理由は彼らには関係ない、「こんな筈じゃなかった」でどうか手離さないで欲しいなぁと思いつつ、飼ってるふりしてご飯あげないとか躾と称して暴力してるとか……そういうのはもっと駄目。
全ての子達が、迎え入れてもらったお家でどうか幸せに生涯を全うして欲しい。
募金とか、私にはほんの少しの事しか今お手伝い出来ないけれど出来る事を少しずつ。改善になるといいなと願いながら……