呪術廻戦0 感想メモ | 雪の上に照れる月夜に梅の花

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雪月花の時 最も君を想う…土方歳三、新選組、薄桜鬼大好き

呪術廻戦にすっかりハマってしまっております。

アニメから入ったんですが、アニメは用語とか細部がわからなくてもそれなりに面白いストーリーだったし、ストーリーもさることながら出て来るキャラクターがみんなすごく魅力的だった。
それと、アニメの主人公の虎杖くんのあんまり能力高くないのを運動神経で補ってて、そのくせ莫迦なのかと思うくらいポジティブっていうのとか、立ち上がりのあたりの薄っぺらい正義感とか、僭越ながらうちの息子の高校時代にそっくりで。

ええ……、息子は基本馬鹿正直の阿呆。ああいうタイプです。
女の子とは友達というか同志になっちゃうタイプだから高校時代全然モテなかったんだってさw

知らんけどwww

 

ま、それは置いといて。
 

 

映画の「呪術廻戦0」

 

4DX行ったとき、これもらえてめちゃうれしかった。
 

4DXでは五条先生にボコボコにされて、ぶん投げられてw
夏油と乙骨の戦いに巻き込まれてグルグル回ってw

血しぶきの代わりに水が飛んでくるしw

ライド型アトラクションに乗ってるみたいですっごく楽しかった。

車酔いする人はちょっと注意かもだけど。

フツーのでもいいので、もう一回くらい観たい。
 

知れば知るほど疑問も湧いてきて、つい検索しちゃったり。
検索すると、どんな用語でも一発でヒットするのはとてもうれしいんですが、ついでにネタバレもガッツリ踏むので、もうこれは原作読んだほうがいいと思って先日ネットで最新刊の第18巻まで全部まとめて買ったんですが、到着したとたん一日で全部読了してしまいました。
読み始めたら面白くて途中でやめられなくなってしまったんで……。

 

 

さて、映画の詳しい感想のメモを書き留めておきたかったのですが、そんなこんなでグズグズしているあいだに結局最新巻まで全部読んでしまったので、純粋に映画だけの感想は無理。

ある程度続きを知ったうえでの映画の感想です。

 




ではいきます。


何度も言いますが、映画は原作を知らなくても、それ単体で十分面白い作品だったと思う。

起承転結がしっかりあってテンポも良かったし、キャラがそれぞれとても魅力的だったし。
乙骨くんの成長物語でよーく考えたらちょっと???なんですが、さらっと見たところでは無問題。

乙骨くん人気出るだろうな~なんて、見ながら思いました。

あと、元々好きだなって思っていた禪院真希ちゃんがカッコよくて、ますます好きになりました。
真希ちゃんが乙骨との最初の出会いでめっちゃ構えてるのから好意というかその一歩手前みたいな気持ちになっていくのが感じられたのもよかった。

さて、推しの五条先生、やっぱすごい良かった!かっこよかった!

乙骨は自分の潜在能力に全く気が付いていないというか、知らないんですね?
呪術師としての能力に加えて性格も、徐々にではなくてガンガンとすっごく変化していくのは、彼が呪術師として目覚めていくってイメージでいいのかな?
そして百鬼夜行なんですが、やっぱどこかおかしくない?
夏油傑は物語の中では「乙骨が力をつける前に乙骨を殺して過呪怨霊折本里香を奪う」と言ってたけど、結局、夏油の本当の目的は乙骨の完全覚醒だったのではないか?なんて考えたりもしてるんですよね……。
乙骨を一人にするために東京の新宿と京都で百鬼夜行を同時に行うって言ってるんだけど。
それは呪術高専の戦力を二分することや、高専東京校で乙骨を孤立無援にするためってのは納得いく作戦っぽく聞こえたんだけど。
だけど、よーく考えたらやっぱなんか矛盾してる気がして。


・勝率二割以下の戦いを夏油側から挑む。

・その勝率を9割9分にまで上げるための条件は乙骨を殺して過呪怨霊折本里香を奪うこと。


うんうん、まあ、それはわかる。だけど、

 

・下手をすると敵も味方も全滅するほどの力を乙骨は持っている。だから高専は乙骨は出さない。
 

これがわかっていてどうして夏油は乙骨とタイマン張る?危険すぎるじゃん?
いや、そもそも呪術師最強の五条悟が必ず来る。

最強だけに。
ミゲルは五条悟を何分間か足止めするというノルマを課されていて、時間稼ぎしてたんだよね?
でもそれって夏油が自らタイムリミットを仕掛けているようにも見えなくもなかった。
最初の方で、乙骨は死刑保留ということを忘れるな(意訳)という高専の上層部に、そうなれば自分が乙骨側になることをお忘れなくと五条先生が上層部に言い放つけど、てことは、五条先生+乙骨だけで高専側全滅にできるぞってこと?かな?とかも思うと、夏油もまた日本に4人しかいない特級呪術師の一人であったとしても勝ち目がないような気が……。
そして、ボロボロで瀕死の夏油は、五条が高専に駆け付けたとき、開口一番「家族は無事か?」って聞くんだよね……。それに五条は「全員逃げた」って答える。
そして五条に「あの二人(パンダと狗巻)を(夏油に)やられるの覚悟で送り込んだな」というと、五条は「お前のような主義なら若い術師を殺さない。そこは信用した」って答えてる。
???
でも乙骨を殺そうとしたよね???殺して里香を奪おうとしたよねと、初回観たときは思っただけだったんだけど……。

 

夏油は何かのためにわざと捨て身になったのではないのか???

二回目観終わって、なんだかそう思ってしまった。
 

一回目の時も、映画の中でちらっ一瞬と映る写真?思い出?で、夏油と五条が呪術高専の同級生だったことがわかるし、「親友」と呼べる間柄だったこともわかって、胸が痛かったけれど。
だけど、この物語はそれだけだろうか?違う気がする。
もちろん、どうして呪術高専で五条と共に学び親友だった夏油が呪詛師になってしまったのか?という疑問も凄く湧いてくるし。

そもそも映画はアニメの前日潭で、ここで夏油が死んでしまったらアニメの夏油は何?誰?ってなってるし。
それに、エンドロールのあとの、ミゲルと乙骨が海外?で仲良く食事するシーンとか、そこに五条先生が現れるシーンとか、もう何のフラグなの?これ???
 

知りたくなるじゃないかっ!

もうこれは原作読むしかないな……ってなって、読んでしまったんですが……。

夏油の目指すのは非術師を殲滅し呪術師だけの世界を作ること。
漫画読んで、その思想に至った夏油の気持ちも分かったし、夏油はむしろ滅茶苦茶真面目な人なんだってのもわかった。
五条がエエ加減っぽく書かれている理由もなんとなくわかった。
少々ええ加減な人の方がクソ真面目な人よりもタフだもんね。
真面目な人が真面目に考えすぎてとか、理不尽に耐えきれなくなって道を踏み外すってのは案外あるよね……うん……。

夏油は何かに気が付いていた?
それで、乙骨の呪術師としての覚醒を急いだ?

 

私はそういう考えに至りました。

 

乙骨を急激に育て上げたのは結果的に夏油だし。
乙骨、術式コピーだけじゃなくて反転術式までできるようになっちゃった。

夏油は本当は自分が死ぬまで戦うつもりはなかったのかも。
乙骨がまさか自らを生贄としての呪力の制限解除まで行ってみせるとは予想していなかったのではないだろうか……。

 

で、最後、解呪達成で里香は消えたはずだけど、乙骨はまた新しい“里香”を手に入れて呪術師を続けているって仄めかしが、あのエンドロールのあとのシーンがあそこにある理由よね?

 

 

 

漫画読んだあといっぱいいろいろ想像したし、もっともっと言いたいこともあるけれど。
今は映画に直接関係あることだけ、とりあえず。

 

もうしばらくの間は頭の中が呪術廻戦で一杯の日が続きそう。

そして五条悟と夏油傑の二人がすごくすごく好きになりました。
学校時代の妄想が楽しくてたまらない。(腐ってはいませんからねあせる)
 

 

昨日、来年アニメ2期決定って発表がありましたね。
もう、楽しみでたまりません。
一期は二クール分だった?
二期も二クールあるだろうか?
過去編からの渋谷事変までいくかな?
 

漫画のほうも謎がいっぱいで、続きが待ち遠しい。
 

 

少年誌の漫画は今までわりと苦手分野だったんです。

今までだと、実写テレビドラマとか映画で面白いなと思って原作を買ってみたりしたこともちょくちょくあったんですが、苦手な絵柄が多くてすべて挫折。
読み切って続きが楽しみだと思うの、呪術廻戦が本当に初めてです。
戦闘場面が多くて結構早く読めてしまうのがいいような、寂しいようなw

 

 

五条先生、いい先生だよ?

「いい先生」にはいろんな意味がありますけど。
生徒たち「バカ目隠し」とか言ってるけどw
伊地知さんに「いい加減」って言われてるけど。
ナナミンに「信頼してるし信用もしているけど、尊敬はしてませんっ!」なんて言われてるけど。

でも、彼が自分の使命として教育を選んだのも、いい先生になったのも、やっぱり彼の人生の中での夏油の存在の大きさのせいよね。

五条先生の、能力高すぎて六眼のせいだけじゃなくても色んな意味でいろいろ見えてて、どんなときも物事を俯瞰してる感じが多分高専上層部の人たちには人をみくびっているように見えて腹立つんだろうな~なんて思いますが、しょうがないよね。最強なんだからw

こういう天才すぎて周りから性格悪いと思われる最強キャラ、やっぱ私は大好きです。
 


 

またフィギュア増えてしまった。
とても気に入ってます。


 

五条と夏油、思想はわかれてもやっぱり最後まで親友だったっていうのがいいなぁ……。