初めて七草粥を食べました | 雪の上に照れる月夜に梅の花

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七草粥食べた?

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食べました。
てか、食べに行きました。
 
奈良市の春日大社の参道の途中にある春日荷茶屋。
月替わりで季節のお粥を食べさせてくれる昔からあるお店で、
今月は七草粥
 
 
七日の今日から紅白餅が入るようになるそうです。
白みそ仕立てのお粥のお店なので、
七草粥もうっすらと白みそ風味です。
 
実は生まれて初めて食べる「七草粥」でした。
食べたことがないので味が想像できず
私は家でも作ったことがありません。
 
せり、なずな
ごぎょう、はこべら、ほとけのざ
すずな(かぶ)、すずしろ(大根)
これぞ七草
 
 
なずな、ごぎょう、はこべ(ら)、ほとけのざって
そのあたりに生えてる雑草。
あ、うちが田舎だからかもですが。
 
そう。食べられる雑草です。
 
私が子どものとき、食事は祖母が作っていたのだけれど、
祖母はお粥が嫌い(祖母は船場の米屋の娘)
そして雑草を食べると
戦争体験を思い出すから嫌だったんでしょうね。
「1月7日には七草粥を食べるの?」と祖母に聞いたことがありますが
「あんなもん、美味しいことあらへん!」と
ひとことで片づけられました。
料理上手と親戚で評判で
日々のお惣菜はもちろん
とんかつ、コロッケ、ハンバーグやグラタン
クリスマスには一羽丸ごとのローストチキンまで
作ってくれた祖母ですが
七草粥を一度も作ってはくれなかった。
 
祖母に
「節分って巻き寿司をまるかぶりするの?」と聞いたときも
「そんな品のないことはしない」と言って
絶対させてくれなかった。
多分あれは大阪の色街で
ちょっとエッチな理由で始まった風習だったからかもしれない。
 
そんなことを思いながら食べた
初めての七草粥でした。