望郷 ⑩ | 雪の上に照れる月夜に梅の花

雪の上に照れる月夜に梅の花

雪月花の時 最も君を想う…土方歳三、新選組、薄桜鬼大好き

襖の締まる音で、俺は目を覚ました。

いつもとは若干違う寝心地の夜具、そして眼を開けると見慣れぬ天井が見えた。

 

(あれ?ここどこだ?)

 

寝る前、俺は何を……。

俺は夜の縁側で曽祢さんと話をして、それから審神者がやってきて……。

そうだ、俺は顕現前に自分の記憶から消し去っていたものを思い出して、そしたら急に息を吸っても吸っても上手く息が吸えず息苦しくなって、そのうち意識がもうろうとしだして。

それで俺は審神者に部屋に運び込まれて……。

そのあとの記憶が全くない。

ああ、かっこ悪いったらありゃしねえ。

くっそう。どんな顔してこの部屋を出ればいいんだ。審神者と顔を合わしたかねえな……。

布団で体を起こした俺は、額に手を当ててため息を吐いた。

そしてふと、襖の向こうから小さく話し声が聞こえるのに気がついた。

あの声は審神者と……国広?

俺はつい聞き耳を立ててしまい、話の一部始終を聞いてしまった。

 

聞きながら俺は、過去といい現在といい、国広に随分心配をかけてしまっていたのだと知った。

 

俺は土方さんに最後まで共にいさせてもらえなかった。

でも、国広は……。

過去のあの時、俺と突然別れることになったあと国広は……あいつは土方さんの傍で何を見たのだろう。

そしてあいつはどんな思いを胸に秘めて、この本丸で、池田屋事件の現場や鳥羽伏見の戦場を戦いぬいているのだろう。

襖の向こうから微かに聞こえる話を聞いて、俺は今までそれに全く思いが至っていなかったことに気付いた。

 

 

 

 

「さてと……」

 

審神者の声が聞こえた。話が一段落したようだ。

 

「そろそろ私は政府の元に出向かなくてはならない。和泉守兼定を頼む。あいつが目を覚ましたら、さっきの握り飯を食べさせてやりなさい。腹が減っては戦は出来ぬと言うが、腹が減りすぎていては考えも暗くなりがちだからね」

「わかりました」

 

人が立ち上がる気配と、審神者が外出用の羽織に袖を通しているのだろう、衣擦れの音がかすかにした。

 

「では行ってくる」

 

そういう審神者の声が聞こえて二人が部屋を出て足音が遠ざかっていった。

 

 

・・・・・

 

 

しばらくしてまた人の気配がして、審神者を見送った国広が戻ってきたようだった。

隣の部屋でしばらく何か思案でもしていたようだが、やがて俺の寝間のある主の居間に入ってこようとして襖を開けると、既に俺が目を覚まして布団の上で体を起こしているのを見て驚いた顔をした。

 

(兼さんはいつから目を覚ましていたのだろう?もしかして主との会話を兼さんは聞いてしまっただろうか……)

 

国広の大きく見開かれた眼がそう言っていた。

それでもとっさに国広は「あ、起きてたんですね」と明るい声を出し、「おはよう、兼さん」と言って笑顔を作った。

 

「もう朝餉の時間もとっくに終わってしまいましたよ。ほら、おにぎり食べませんか?お腹が空いたでしょ?」

 

俺の傍らに座ると、手に持った盆を脇に置いて、主の指示で作らせたらしい握り飯の乗った皿を俺に差し出した。

幾分小ぶりに作られた三角の握り飯の皿には南天の葉が品よく飾られ、その横に沢庵が心持ち多めに添えられていた。

 

「歌仙さんが作ってくれたんですよ。さあ、どうぞ」

 

国広に勧められるままに握り飯を一つ摘み上げた。

 

「握り飯か……」

 

握り飯を見たのは顕現してからは初めてだった。

いや、こんなふうな『握り飯』という名が相応しくないと思えるような品のいい握り飯は初めて見た。

俺が知っている握り飯は、戦場(いくさば)で兵士たちが戦いの合間に急いで口に詰め込んでいた、げんこつみたいな丸い形のシロモノだったからだ。

つまみ上げた握り飯を見つめたままうつむき加減で動かない俺に、なんだかぎこちない雰囲気になってあわてて国広が「食欲ないですか?じゃあお茶でも……あ、しまった、もうすっかり冷めちゃった。淹れなおしてきますね」と言って盆をもって立とうとするので、俺は小さく「国広」と言って手だけ伸ばして国広の腕を掴んだ。

国広は俺を見た。

そして俺もゆっくりと顔を上げると国広の眼を真っすぐに見た。

国広は少々困惑してしまったようだったが、俺が審神者と国広の話を聞いてしまっていてもうごまかせないと悟ると、俺の眼をちゃんと見返してきた。
 

「俺、思い出しちまったんだ。世間じゃ俺のことを土方歳三の愛刀だとかなんだとか言っているが、俺は土方さんと最後まで一緒にいたわけじゃねえ。土方さんはその前に俺を手放していた」

 

俺の声は自分で思った以上に寂しげに国広の耳に響いたかもしれない。

 

「俺、思いあがってたのかもしれねえ。土方さんを護って折れちまう覚悟も、土方さんと共に戦で散る覚悟もしていた。だけど土方さんがまさか俺を手放すなんて想像もしてなかったんだ。だからすげえショックでよ……」

「兼さん……」

「土方さんにとっちゃ、俺なんかより頼りになる刀が他にあったんだろうな。俺みてえなうぬぼれた刀じゃなくてよ、こう……もっと国広みてえな頼りになる刀が……」

「そんなことない!土方さんはそんなつもりで兼さんを手放したんじゃないよ!」

 

いつもニコニコとしている国広らしくない怒ったような声に俺が目を伏せると、国広がはっとしていつものようにまた笑顔を作った。

 

「でも兼さんは、思い出したんですよね。土方さんとのこと。よかった」

「よかった……か……」

 

思い出してよかったのかそうでないのか、気持ちは半々だった。

 

「なあ国広、土方さんは俺を手放した。土方さんから俺を受け取ったのはまだたいそう若い男だ。そうだな……国広、丁度見た目はお前くらいの……」

「昔の年の数え方だと十七歳。今だと十五が六くらいでしたよね」

 

突然俺ははっと顔を上げ、国広の顔をまじまじと見た。

 

「国広……お前……」

「思い出してくれましたか?」

 

この本丸に顕現して、突然あの審神者に不躾な態度を取られて、そして国広を紹介された。

ここで初めて出会った時、国広に親し気にされて最初は驚いたけれどすぐに違和感を覚えなくなった。

ただ単に慣れたのだと思っていたが、国広、お前、その姿……。

 

「お前……市村……鉄之助……」

「うふふ。そうですよ。僕のこと、市村だってわかってくれたんだから、兼さんは間違いなく本物の土方さんの和泉守兼定だ」

 

国広がすこしおどけたように笑った。

 

「だ、だがお前、なんであいつの姿に……」

「僕は土方さんの元でずっと兼さんと一緒にいました。だから兼さんの土方さんへの気持ち、僕なりによくわかっているつもりです。土方さんが突然兼さんを手放してから、僕はずっと兼さんのことが心配でした。あれから……兼さんと別れてから、僕、絶対もう一度兼さんに会いたいと思っていました。兼さんがあれからどうなったのか、どこにいるか、神界にいるのか現世にいるのか、そしてどんな姿でいるのかもわからなかった。もちろん、兼さんが記憶を失くしているなんて僕は全く思っていなかったし、こんなに……京時代の土方さんにそっくりな姿で顕現してくるとも思っていませんでした。だから僕、本物の兼さんだったら絶対気づいてくれる姿でいようと思ったんです」

「そうだったのか」

「土方さんが市村に自分の写真と書付を故郷に届けさせる準備をしていることは、あのとき僕も兼さんもなんとなく気が付いていましたよね。でもまさかその時になって突然腰に差していた兼さんを市村に渡してしまうなんて思ってもみなくて僕は本当に驚きました。もちろん、一番驚いたのは兼さん自身だっただろうけれど……」

「ああ……。一瞬、何がどうなったのかわからなかった……。なんで俺が箱館を脱出する鉄之助の手に渡されたのか、今でも納得できねえ」

「僕ね……あのとき、土方さんはもう故郷には戻らない、戻れないんだって本当に腹を決めたんだと思うんです」

「……」

 

俺は一つ大きなため息を吐いた。

 

「俺とは今生の別れ、土方さんはもうこの世で二度と俺をその手に握るつもりはなかったってことか……」

「違うよ、兼さん、そういう意味じゃない!」

 

国広が大きな声を出したのが意外で驚いた俺に、国広は小さく「あ……ごめんなさい」と言ってから、話題を変えた。

 

「兼さん、覚えていない?蝦夷での二股口(ふたまたぐち)での戦いのこと」

「二股口……」

「土方さんが兼さんを手放す直前に戦ってた場所」

「ああ、あの峠の銃での戦い……」

「そうそう。土方さんが指揮をとってたでしょ。あの時、峠でみんなでお酒飲んだの、覚えてる?」

「ああ、そうだったな。春とはいえ夜は肌寒くてよ。土方さんが茶碗に一杯ずつ皆に酒をふるまったやつだろ」

「うん、そう」

「あの夜は土方さんも楽しそうだったよな。戦の合間だったが、みんなの顔に一瞬だったが笑顔が戻った」

「そうだったね」

「あれが、俺が見た土方さんの最後の和やかな顔だった……」

 

穏やかに笑う土方さんの顔が脳裏に浮かんだ。敬愛する我が主。俺の唯一無二の存在。

 

「僕も同じです。あの日から土方さんはもう笑わなかった」

「え?」

「お酒を配ったあの夜から二日後の四月十五日の夜、二股口が一時休戦で箱館の五稜郭に戻った土方さんは、市村に兼さんを託して箱館を脱出させました。昨日の夜と同じ満月の夜だった。土方さんは自分の愛刀和泉守兼定を持って夜の闇に紛れて五稜郭から出ていく市村の姿が見えなくなっても、ずっと窓辺にたたずんで、市村の姿が消えていった方を見つめていました。土方さん、兼さんを手放してとても寂しかったんだと思います」
「ありがとよ、国広。お前、俺に気を使ってそんなこと言ってんだろ。だけど……」

「兼さん、聞いて」

 

国広の声がとても真剣だったので俺は口をつぐんだ。

 

「あのあと……兼さんを市村と一緒に箱館から脱出させた次の日には、土方さんはまた二股口へと戻りました。すでに開陽丸を失っていることで旧幕府軍が制海権を掌握できなくなっていたのは兼さんも知っての通りだけれど、兼さんが箱館を去ったころには旧幕府軍の資金や銃弾の不足はもちろんながら、新政府軍は兵士、武器、軍資金も食料も、自由に海を渡って江差(えさし)や松前に送り込んできていたんです。この戦は長く持ってあと一ヶ月。五稜郭に戻ったときの状況を見て、土方さんはその現実を悟ったのだと思います。もちろん土方さんのことだからそれを予想して市村を脱出させたんでしょうが、でも、それが本当に現実になったんですよね……」

 

俺ははっとした。

国広は俺と生き別れたあと、土方さんと共にあの戦地に残って何を見たのだろう。どんなに耐えがたい風景を見てしまったのだろう。

 

「国広、お前……」

「ねえ、兼さん、兼さんが初めて土方さんのところに来たとき、近藤さんが土方さんと兼さんはどこか似ていて、和泉守兼定は土方さんらしい刀だって言った話、前にしましたよね」

 

急に国広が明るい声を出した。

 

「近藤さんにそう言われたの、土方さん、まんざらでもなかったんだと思いますよ。自分でもそう思っていたから自分の身代わりに兼さんを故郷に帰しちゃったんですよね」
「自分の身代わりなんて、そんなこと、あの人は思っていたのかねえ……」

「思っていましたよ、きっと。土方さん、市村に最初は自分の写真だけを持たせるつもりが急に兼さんを連れて行かせたのは、兼さんが自分の身代わりであり、自分の魂みたいなものだったから。他のどの刀もだめ、僕もだめ。兼さんじゃなきゃ意味がなかったんです」

「土方さんの魂……」

「禄(ろく)を失い路頭に迷う旧幕臣たちのために蝦夷に北方警備と開拓をする国を作ろうとした榎本さんに土方さんも賛同してついて行ったわけだけれど、いつかは故郷に帰ろう、近藤さんや沖田総司の眠る江戸の地に戻ろうって土方さんは思っていたと思います。でも、土方さんの予想通り、土方さんは二度と故郷の日野には戻れなかった」

「え?あれから土方さんは……。土方さんはあの戦で亡くなったんだよな?亡くなった土方さんはどうなったんだ?そういや国広、お前の刀身は行方不明だったな……」

「土方さんは今も箱館のどこかに眠っています。今はもう土方さんが眠る場所はわからなくなってしまいました」

「そんな……、土方さんがどこに眠っているのかすら、わからねえってのか!」

「ええ」

「だが、なぜだ?新選組副長で蝦夷共和国の陸軍奉行並まで務めた人が、どこに埋葬されたのかわからねえなんて……」

「兼さん、近藤さんを切腹させずに斬首にした新政府軍の蝦夷での旧幕府軍の兵の遺体に対する扱いは、人の尊厳を踏みにじると思うほど酷かったでしょ。土方さんはああなる覚悟をしたから、市村に兼さんを故郷まで持って行かせたのだと思います」

 

思わず眼を覆いたくなるようなむごい仕打ちがあったことを思い出して、俺は絶句した。

もしや土方さんも……あいつらに……。

 

「でもね、土方さんの遺体は、辱められることがないよう、旧幕府軍のごく一部の人たちによって極秘のうちにひっそりと埋葬されたんです。みんな土方さんの墓が荒らされることを恐れて一切その場所を口外せず、また書き残すこともありませんでした」

「……」

「土方さんが亡くなったとき新選組は五稜郭ではなく弁天台場にいたんです。だから元新選組の隊士たちは、土方さんの死に目にも会えず、どこに眠っているのかも知らされませんでした。その新選組がいる弁天台場が孤立してしまって……それで新選組を救うために土方さんが……」

 

静かに淡々と話し続ける国広の声が一旦止まった。

俺は国広のその様子で、土方さんが新選組を救おうとしてそこで命を落としたことを理解した。

国広は一つ小さくため息を吐いてから、また口を開いた。

 

「兼さん、島田さんって覚えてませんか?」

「島田……魁……だったか?ああ、覚えている。京にいたころからの古株の隊士だったよな。鉄之助が俺をもって外国船に乗って箱館を脱出するとき、港まで送ってきたのも島田だった」

「そうです。あの人がね、箱館戦争が終わって新政府につかまって釈放されたあと、兼さんをずっと探していたみたいなんです。僕、兼さんに会いたかったから、顕現してから兼さんのこと必死で調べました。それで兼さんらしき刀を探す手紙が残されていることを知りました。島田さんは市村が兼さんを持って箱館を脱出したことを知っている唯一の人でしたから。埋葬場所がわからなくなってしまった土方さんのためにも、土方さんのことを慕い戦い続け生き残った新選組隊士たちのためにも、島田さんはどうしても兼さんを探し出したかったのだと思います」

 

俺はどこにいたのか?

わかるのはそこが真っ暗な狭い箱の中のような場所だったということだけだ。

 

「だが、形見として俺が送られたってんなら、届けられた先は土方さんの実家のはずだろう?」

「ええ。でもその頃土方家は逆賊という大罪人を出した家だから一族根絶やしになるという噂が流れて、土方さんの遺品を井戸に捨てたり焼いたり隠したりして、隠れ住んでいたそうです」

「鉄之助は彦五郎さんのところ……佐藤家のほうに行ったのか?」
「正確なことはわかりません。証拠となる記録は何一つ残っていませんでした。わざと書き残さなかった、いえ、残せなかったのだと思います」

 

それほどまでに明治新政府は新選組を憎んでいたのだろうか?

いや、ただ怖かったからに違いない。徳川幕府が、武士が、刀剣が息を吹き返すことが。

 

「でも、年月が経って兼さんはちゃんと土方家に届いていたことがわかりました。土方家は兼さんを厳重に保管していた。それを知って僕は土方さんの魂は兼さんという愛刀と一緒にちゃんと故郷に帰ることが出来たに違いないって思ってすごくほっとしたんです」

 

国広は一度言葉を切ってうつ向くと「よかったです……本当に……」と小さな声で呟いた。

 

「だからね、兼さん。僕や新選組の刀剣たちはもちろん、新選組の関係者や、土方さんや新選組を認めてくれている人たちにとって、兼さんは土方さんの象徴。あの時代を土方さんが生き抜いた証。大事な大事な、何にも代えがたい刀剣なんです。だから僕は兼さんを全力で護りたいと思っています。兼さんを護ることは土方さんを護ることなんだから」

 

国広に『護りたい』などと言われるとなんとなくむず痒いような気がした。

国広もまた、本当はもっと冗談ぽくそう言うつもりだったのだろう。

だが、笑おうとしていたはずの国広の顔のその大きな瞳からは涙が一つぽろりと落ちて、表情が歪んでしまっていた。

 

「国広……。俺は、何も知らなかったとはいえ、随分お前に心配かけてしまってたんだな。すまなかった……本当に……」

 

「いいえ、いいんです。こうやって兼さんに再び会えたんだもの。今、僕は十分満足です」

 

国広が一つ鼻を啜って、手の甲で涙をぬぐった

しかし、俺の心には新たな心配事が浮かんできて、国広に尋ねずにいられなかった。

 

「なあ、国広、もしかしてその箱館も俺たちの戦場なのか?土方さんの死に方もまた、俺たちが守らなきゃならねえ歴史なのか?」

 

ずっと手に持ったままになっていた握り飯を見つめながら俺が聞くと、国広は口を引き結んでこくんと頷いた。

 

「護らなきゃならない歴史に例外はありません……」

「そっか……そうだよな……」

 

土方歳三の戦死

言葉で知るのと、その場面を実際に目にするのとでは、衝撃が全く違うはずだ。

あの鳥羽伏見での土方さんの敗戦場面を目の当たりにしただけで俺は取り乱してしまったのだから。

 

俺は何のためにこの世に顕現したのだろう。

憧れていた自慢の主の死に際をこの目で確かめるためなのか。

 

「俺……その場面を見たらどうなっちまうんだろうな……」

「兼さん……」

「自信ねえわ……」
 

俺はすでに内心強く動揺していた。

だが、国広にそれを知られたくなかった。これ以上あいつに心配かけたくねえと思ったからだ。

 

動揺を隠そうと手に持っていた握り飯を口に詰め込んだ。

 

小奇麗に握り飯を作ってくれた之定には申し訳ないが、味なんて全く分かりゃしなかった。

 

 

 

~続~