「薄桜鬼・真改」 少し安心しました | 雪の上に照れる月夜に梅の花

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雪月花の時 最も君を想う…土方歳三、新選組、薄桜鬼大好き

薄桜鬼 真改の件

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↑1枚目の画像はマイページに出ちゃうので…深い意味は無いです。
文字より土方さんのお顔の方がいいと思っただけ。

昨日、久々に真改の公式Twitterが流れてきた。

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うちはアニマックスは契約していないから見られないのかな?なんですが。


だけどこのTweet見て、ホッとした私がいます。

実は、ものすごく心配していたんです。
薄桜鬼・真改のプロデューサー、もしくはディレクターが誰なのかということを…。

薄桜鬼の公式設定集をお持ちの方は分かると思うまですが…。

薄桜鬼 -新選組奇譚- 公式設定集 追想録 (B’s-LOG COLLECTION)/エンターブレイン
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もしかしたらもう絶版になってるかも?ですけれど。


ゲーム制作でのプロデューサーとディレクターの仕事の差ってよくわかんないけれども。

一般的にはプロデューサーのほうが制作全般の管理、そして全体の責任者。
ディレクターは企画演出担当。
…合ってるかな?

薄桜鬼の世界が真改でどうなるかがとても心配で。
カズキヨネさんもいなくなってしまったから。
でも、薄桜鬼でディレクターだった藤澤さんがプロデューサーとして残ってくれている。
欲を言えば、ディレクターのままで細部まで監督してくださったらいいのだけれど。
それは叶わずともプロデューサーとして関わってくださるのならば一縷の望みがあると思って。

公式設定集をお読みになった方は分かると思う。

薄桜鬼の世界は、当時ディレクターだった藤澤さんの世界。
歴女ならぬ歴男の藤澤さんが描きたかった新選組の世界です。
キャラ設定もキャラデザインも藤澤さんのイメージが大きく反映されている。
「武士の一分」をしっかりと背負った土方歳三も。
美男の左之さんも。(左之さんはホントに美男だったらしいですよ♪)
そしてちょっと天然の斎藤さんも。(彼、今一番人気ですが)
そして特に沖田総司。
彼は、性格といい見た目といい、藤澤さんがいなければ生まれなかった。
あの沖田総司を初めて見た人は、それまでの小説や漫画や映画のイメージとは全く違う沖田総司に最初は違和感を覚えると思います。
そのまま薄桜鬼の沖田総司が受け入れられない人も多いとも思う。
でも私は逆で、それまでのステレオタイプの沖田総司像に違和感を持っていたので、この沖田総司の登場は本当に嬉しかった。
私にとっては、本当に血の通った沖田総司が現れたという感じだったから。
(注:それまでの沖田総司が嫌いだったわけではありません。むしろ好きでした。
ただ実在した一人の人格として辻褄が合わない、納得出来ないところがある…はっきり言わせてもらえば、美化しすぎているのでは?と思っていました)

そして、今現在分かっている史実は最大限いじらず、その中で最高の物語を作るということに拘ったのも、多分彼がいたからだと思うし。

でも、藤澤さんにも心残りがあったことが、この設定集には書かれていて。

それは江戸以降の土方さんルートを大幅にカットせざるを得なかったこと。

私も、ここまで詳しく正確に描くなら、流山以降の土方さんルートも充実させて欲しかったと思っていましたが、それは藤澤さんも同じだったらしく…。
でもそうすると土方√だけ異常に長くなってしまうので泣く泣くカットにしたみたいです。
おまけに糖度が全然無い。
藤澤さんがプロットを書くと「千鶴」の名前がどこにもない…ということになったりしていたみたいなんで(苦笑)
いえ、それでも私は全然構わないんですが。むしろそうして(←)
特に藤澤さんは江戸脱出と仙台での部分に榎本さんをもっと絡めて描きたかったそうです。
そして私もそのシーンがもっと欲しいと思った。
そんな藤澤さんが再び関わる真改ならその場面が増えるかも…と、大きく期待したいと思います。

真改の新キャラに関しても情報が小出しにされていましたが、藤澤さんは野村利三郎や相馬主計を元々は出したかったとおっしゃっていたし、坂本龍馬暗殺の場面を盛り込めなかったのが一番の心残りだとおっしゃっていたので、今回の真改でこの三人が攻略&サブキャラで登場すると知ったときに「もしや、藤澤さん…」と思ったりもした。
でも逆に、藤澤さんじゃなくて、この三人を入れて全然カラーの違う話になってしまったら嫌だなぁとかも思った。
それはとても強く思った。

だから、その藤澤さんが薄桜鬼を新しくするんだ…と思うと、安心と楽しみな気持ちがぐーーんとUPしました。

ああ…良かった…。


最近、スマホのゲームで、作り手のスタッフが変わると全然ダメになったとかそういうのを見てきて、ものすごく不安になっていたから…。
全然別物にしてしまうなら、いじらないでそっとしておいて欲しいって思うことが多かった。
薄桜鬼も同じ道を歩むかもしれないと思うと、すごく辛かった。
スマホゲームが終わろうが変化しようが薄桜鬼だけは変わらないはずって、自分の心のよすがにしていたから。
まだ真改が本当にどうなるかはわからないけれど、それでもソフトとハードがある限り「薄桜鬼」は変わらず私のところに存在してくれる。


そして私の心の中の薄桜鬼は、誰もいじることはできない。





ついでに貼っておきます。

ホームページより。

「公式」 薄桜鬼 真改

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これ…ホントに期待していいかな、いいかな…。
なんか、読んでるだけですごくワクワクo(^-^)oしてくるんだけれど…。


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HPでは「仕様」の部分が追加になっています。
背景の色調が相変わらずそれらしい。
綺麗だったオリジナルを踏襲してくれるみたいでうれしいです♪


あ、そして、真改になったら一つだけ訂正してもらいたいところが…。
一番最初、初めて総司と一君が登場するところ。

一番最初。このスチルが出て来る場面。
ここだけ総司が一君を「斎藤君」って呼んでる。
初登場シーンなので「斎藤君」のほうが誰だか分かりやすいからわざと?なのかな?
でも、やっぱり総司は「一くん」って呼んで欲しいような気がするな…。

そして…流山でのシーン。
土方√と平助√では近藤さんと土方さんの別れのシーンの話が少し違うのだけど、真改になったらどうするんだろう…。
統一するかなぁ…。