逢引・チェリ三奇行譚・第三話~第五話 | 雪の上に照れる月夜に梅の花

雪の上に照れる月夜に梅の花

雪月花の時 最も君を想う…土方歳三、新選組、薄桜鬼大好き

逢引は、三話ずつで内容が変わるんですね。(今更気がついた)
そして、一つの区切りに4つ種類がある感じ?

…ということで、第三話読了後から第五話読了後の逢引になります。


本編ですが。
第三話は、着物を返しに初めて屯所を訪れた話。三味線を土方さんに聞いてもらうことが主人公の励みになってくる。
第四話は、土方さんが時々揚屋に来てくれるようになる。高杉さんを知っていると言ってしまう。
第五話が池田屋事件のあと、心配でお見舞いに行くお話。初めてのデート(?)になります。


…これらのことをよーーく踏まえると…

確実に怒りが増しますのでご注意ください



では、行きます。




逢引・ずっと見つめられて

私を何を見て何を思ってるの?
「なんだと思う?」と言われて…

①私の手を見ている

そう言われて、そんな綺麗な手でもないと思い恥ずかしくて隠した。
「…何も隠すことねえだろう。誰が綺麗な手だと言った。三味線の稽古でマメが出来ていたから見入っていたんだ。俺に褒められようと思って稽古に励んだんだろう?こんなに思いのこもった手を見せられちゃあ、男はたまらねえよ」

チェリ三、また滾ったか!?
…って…冗談はさておき。
副長ルートは、副長の主人公への気持ちが副長本人の意に反して少しずつ変化していくところがとてもいい…と私は思っています。
彼の最初の変化を、本編では総司さんが、彼目線では山南さんがなんとなく気がついている。
でも本人は、まだそれが恋情の始まりであるとは気付いていません。
主人公は「なんだか気になる変わった女」なんです。
そして、主人公は「何らかの理由で」家に帰れず、行くところがないから置屋に置いて貰っている。
三味線の練習は仕事上しなくちゃいけないこと。
でも土方さんが下手でも下手なりに聞いてくれて、口ではけなしながらも上達すればちゃんと気がついくれる。それが嬉しくて一生懸命練習してしまう…。
そんな、二人の気持ちが一歩一歩近づいてくるところなんですよね、この辺り。
そんな本編を読んで、そのあとにこの逢引を読んだらどう思う?
凄くイヤな気持ちになりますよ、私は。
「俺に褒められようと思って稽古したんだろう?」ですって?
このチェリ三の頭を三味線でぶん殴って「アンタのためじゃない!」って叫びたいわぷんぷんぷんぷんぷんぷん


②私の頭を見ている

私の頭、そんなに変だろうか?
「いつも突拍子もないことをしでかすお前の脳味噌は一体どうなっているんだろうなと思ってな」
「ひどい!私そんな…あ…しちゃってましたね…すみません」
「かまわねえよ。おかげで俺はお前に興味が湧いて仕方ねえんだ。こんなに胸が高鳴るのは生まれて初めてだよ」

なんでしょうね、このペラッペラの会話は…。
私はチェリ三の脳味噌の方がどうなってるのかを知りたい。
あ、でもチェリ三なんてどうでもいいや。
あんたは土方さんじゃないんだから。
チェリ三は生まれてこの方ないほど胸が高鳴っているのかもしれないけれどもね。

③わかりません…
「正直、俺にもわからねえよ。ただ妙にお前のことが気になって見ていたんだ。何が俺をそんな気持ちにさせるんだろうなぁ。やっぱり一度俺の女にしてみねえとわからないかもしれねえな。覚悟しておけよ、○○」

すぐ側にいる主人公に(あれ?どこ見てるんだろ?)と思われること自体、目が据わっちゃってたんじゃないのかという疑惑を抱きますが、その上…
「どこ見てると思う?」「わかりません」「俺にもわかんねえ」という、このやりとりwwwwww
やっぱり目が据わってたんじゃねえかwwwww
滾ってる最中かwwwww
そんなヤツに「やっぱり一度俺の女にしてみねえと…」なんて言われてる主人公
「俺、なんであいつのことこんなに気になるんだろう?いっぺん俺の女にしてみるか
SEI・犯・罪・者のような思考の飛躍
もしくは三流エ・ロ漫画げへへ
チェリ三くん、脳内思考がソレというだけならは、アブナイ奴だけどまだ個人の趣味のレベルと言うことで見過ごしもしてやろう。
だけどそれホントに口に出しちゃったら、普通の女なら三歩後ろに飛び退くぞ。
しかしコイツの正体は女の手に触れただけで照れて赤くなるような奴。
正真正銘のチェリー君。
チェリ三くん、春・画を見過ぎて耳から脳みそ溶けて出たのか???
チェリ三、二次元オタク疑惑。
はよ月ENDイって現代においでかもん
秋葉原で二次元にどっぷり浸かって萌を追求するもよし。
タブレットで思う存分エ・ロ画像をみるもよし。美・少・女・エ・ロ・ゲーするもよし。
メイドカフェメイドなかやんとか大好きそうだな、このチェリ三・・・フッ

…揚屋って江戸時代のメイドカフェなのかも???(違)



逢引・手から血が…

「ただのかすり傷だ、気にするな」
治療をして包帯を巻いてあげる主人公。
その手際を見て、土方さんは何か言いたそうだけど…

①「好きになった」って言われたりして

一人で想像してほくそ笑む主人公。
「お前のことが好きになった…と、言い出すとでも思ったか?お前の妄想していることなんざこっちは百も承知だよ。でも、ありがとよ。助かったぜ」
からかわれたとはいえ「好き」と言われて、主人公の胸はざわついてしまっていた…。

もうこの主人公が…・・・ヤバイ
この二人、ホントにこれから恋に落ちるのか???

②「また来る」って言うのかも

「お前にこんな特技があったとは。怪我したらまた来るよ」
「かすり傷程度なら私も治療できますけれど、大きな怪我をしたときはちゃんとお医者さんに言ってくださいね。はい、出来ましたよ」
…と顔を上げたら、すぐ近くに土方さんの顔があって驚く。土方さんも驚いている。
「…すまねえ。ありがとよ」
怪我した上に照れている土方さんからは、どこからも“鬼”を感じなかった。
こういう土方さんもなんだかいいじゃない(←本文ママ)

ホンモノの土方さんなら、わざと顔を近くにして、からかったんだろうと思うな。
主人公が驚いたのを見て「ククッ」って笑う程度だと思うけど。
そしてチェリ三もおかしいけれど、主人公がもうメチャクチャオカシイのはどうしたら…変…


③「器用だな」と言ってくれるのかな

そういいながら彼の視線が主人公の手元から顔へと移る。
「…何ですか?」
「良いものを見させてもらったなと思ってな。その器用な手際といい、治療してくれる時の表情といい、どこまでも俺を癒やしてくれるんだな、お前は。
でも、どちらかというとお前の表情に癒やされたよ。その優しい表情にな」

もうさ…このシリーズも四回目ですが…なにかあるごとにチェリ三は「癒やされた」って言うんだけど、言い過ぎ。言い過ぎで嘘くさい。
この設問は、設問そのものがちょいヘンですが、この「器用だな」はいいんだけれど。
もうその続きが全部余計だ。
また「優しい」って言ってるし。
なんなんでしょうね…。
新運営の考える場面とか台詞には、間を想像して萌えるとか楽しむとか、そういう余地が全然ない。
言葉と言葉の間(はざま)から醸し出される想いや、言葉に出来ない気持ちとか、そういうものを読み取ったり察することができない。
全部陳腐な言葉にしてしまって、だからものすごく野暮な土方歳三…いや誰方チェリ三になってしまってる。
どうしてそれが分からないんだろう…。
本物の土方さんは、いちいち言葉にしてしまう野暮をすごく嫌うと思うんだけれど。
言葉にしないとわかってくれないような野暮で察しの悪い女には絶対惚れないと思うな。(断言)


逢引・何か怒ってる?

先ほどから土方さんが不機嫌そうな顔をしている。

①不機嫌ではない

そもそも勘違いで不機嫌ではないのかもしれない、だったらいいのだけれど。
「色々やらなきゃいけないことが山積みでな。それで機嫌が悪いんだ」
「手伝えることがあったら何でも言ってくださいね」
「お前に手伝ってもらうことなんざ何もねえよ。ただ…お前の顔を見ているうちに不機嫌な気持ちがおさまって来たから不思議だよ」

もうこんなの丸ごとどぶに捨てます。
忙しいから不機嫌。それなら揚屋に来るなよ。
…私の個人的な意見ですが、不機嫌をまき散らす人って甘ったれだと思うんだな。
なーーんかヤなチェリ三。
不機嫌は一瞬忘れられたのかもしれないけれど、屯所に帰ったら結局は仕事はそのまま残ってるわけで。
自分が揚屋で遊んできて、それでさらに仕事が溜まって、それでまた機嫌悪くなって平隊士とかに当たるんじゃないぞ、チェリ三、いいな!


②京の情勢が悪いから

「…そうだな、この先どうなるかわからねえからな。そんな中で、お前が無事に生きていけるかどうか…」
「確かに…。って、え?私のことを心配してくれていたんですか?」
「…ちがう。新選組のことを心配していただけだ。勘違いするなよ」
「いいえ、勘違いしておきます。だって、そっちのほうが機嫌良く暮らせますから」

そうだ。まずは新選組だ。新選組はアンタの肩にかかってる。
…ていうか、もうこんな副長いらないでしょ。
山南さん、今がチャンスですよ!
そして主人公、「そっちのほうが機嫌良く暮らせますから」とはどこからものを言ってるんだよっ
この副長は100%ありえませんが、もし、仮に土方さんがそう言ったとしたら「だって心配して貰えてうれしかったから」みたいに言えないのか?


③私が他の男の人と喋っていたから

(さっきまで沖田さんや永倉さんと話していたから焼きもちを焼いたのかな?)
「そんなわけねえだろう。新選組のことでちょっと頭を悩ませていただけだ」
「あ、そうですか。そうですよね」
「じゃあ、もう帰るよ」
「すみません。私が余計なことを言ってしまって」
「本当だよ。俺の気持ちをぬけぬけといい当てやがって…」
「えっ?」
「なっ、何でもねえよ」
少しはやきもちを焼いてくれていたんだ…。

これは正真正銘のチェリーチェリ三。
今までの訳の分からん偽物に比べたら、チェリ三ですらかわいくてマシに思えてしまう不思議。



逢引・正直に答えてください

芹沢さんが死んだとき、気絶した私を揚屋まで運んでくれましたけれど…
あの時、本当に私の裸を見ませんでしたか?
ちょっとまて!
なんだ!この設問は

芹沢鴨粛清を艶の土方さんはどんな思いでやったのよ?
艶が~るのシナリオ内の話に限定したとしたら尚更。
酒に酔わなければいい人だった。でも彼はやり過ぎた。
でも、もっとうまくやる方法があったかもしれない。
そう思うのが艶の土方さんだ。
そして、あんな大仕事のあとですぜ。
そら本当なら馴染みの女の所へでも行きたい気分だったかもしれないけれど。
てかね、正直なところ、そんなことをしている間はホントはなかった。
粛清ではなく、攘夷派に殺されたことにしたのでね。
殺したらおしまいではなかったのよ。偽装工作もあっただろうし。
二日後には壬生寺で盛大な葬式をしているし。

そして主人公も友達を助けるのに必死で。
血の海で倒れている人を見たのも初めてで。
そしてなによりこの子は素直なタイプのハズなんだ。
いくらなんでも「あのときホントは私の裸見たんじゃないの?」なんて聞く女の子じゃないよ。

そしてだ。
何が腹が立つって、この逢引のあとの第六話はどんどん焼けのシーンなんですよ。
火事の中を土方さんが主人公をおぶって川の中を走って逃げる。
そして古寺で一休み。
寝起きの寝間着のまま、しかも濡れて着崩れてしどけない姿の主人公。
着物を直そうと思うけれど紐がほどけなくて…のシーン。
あのドキドキ感(〃∇〃)
なのに、その前にこんな下衆っぽい逢引をユーザーに読ませる運営の気がしれない


①見てない

「あの時も言っただろう。ガキに手を出すほど飢えちゃいないと。
それに見ないで良かったと思ってる。
あの時見ていたら、お前の信頼を失っていただろうからな。
いい女に嫌われるほど、男として辛いものはない
お前の存在は、俺の中でそれだけ大きくなっているってことだ」

あああああああ…最初の一文以外全部×。
ねえねえ、この台詞で萌えるって人、その萌えポイントを教えてください。
運営の狙いはどこにあるんですか?
裸見るのが信頼を失う?そうじゃねえだろ。礼儀の問題でしょ。
主人公を蓮っ葉なレベルの低い女郎ではなく、普通に女性扱いしただけ。
蓮っ葉な女郎だと思ったなら見るも何も、それこそチャンス到来!
でもチェリ三がチェリーであるが故のとまどいと焦りでコトは首尾よく行かず。
それを誤魔化したんだな。うんうん。
……って、そんな話じゃなかったてへぺろ
でも、言い訳内容が珍妙でしかもぺらぺら喋り過ぎてると、普通は嘘吐いてるか何か隠していると思うものよね~えへッ


②忘れた

「忘れた。覚えてないな、その時のことは」
「思い出してください。変なことをされたんじゃないかって、本気で焦ったんですから…」
「心配するな。本当に何もしていない。目の前にいい女がいるのに俺が手を出さないとは…。
お前は、時に俺を、勇気づけたり、臆病にさせたりする。出会ってからずっと、お前に翻弄されっばなしだよ」

あ、そう。
もう「忘れた」でいいじゃん。なにを主人公は食い下がっているのか。
ホントにウザい女に阿呆な男だわ(呆)


③見た

「本当は見たよ。存分に見せてもらったよ」
顔が赤くなり身体が熱を帯びた。
「意外に……だったな」
「意外になんですかっ!」
「意外に綺麗に身体だった。あんな綺麗な裸…今まで見たことないくらい」
「今のでわかりました。土方さんが本当は見ていないってことが!
私の裸はそこまで綺麗じゃありませんから!」
(自分で言っていて悲しいが、でも事実だ)
「…くくっ。やっぱりお前は面白い奴だな。
ああ、見てない。本当は見てない。でも今度はどうするかわからないぞ。
お前の存在は、もう十分俺をその気にさせているからな」


この男、キモチワルイ

それに主人公…そうじゃないだろ!そこじゃないだろ。
怖いだろう、こんな男。
秋斉さんに正直に全部話して、こんな男、藍屋の遊女に接触禁止出入り禁止にしてもらいなさい。



もうさ…土方歳三をこれ以上愚弄するのはやめてくれるかな。

チェリ三って言って笑い飛ばして弄ぶレベルをはるかに越えましたよ。


そして何度も言うが、

この逢引のどこが本編重視なの???


本編を踏みにじっているじゃないですか。


こら、運営!
弁明してみろっ!!!