こんにちは。

 

昔と言うほどではありませんが10年以上も経つと色々変わるもので、その中でも鉄的な風景では基隆が最も変化の大きい場所かもしれません。

基隆は国際港なので飛鳥Ⅱなどのクルーズ船も来るような場所です。カップルが非常に多く何となく台場とか神戸ハーバーランド的な役割みたいな町。

 

台湾鉄道一部を除きICカードで特急乗車OKなので

この日は狙ったわけでは無いですが確か1日一本だけ基隆に入るEMU300。今は定期運用を離脱してもうレギュラーで走る事は無いだろう特急車ですが塗装がJNR国鉄色の様な元祖感があって個人的には好きな車です。吊り掛けチョッパとか言う凄い制御器がイマイチなのか故障が多く途中で故障して走れなくなった場面にも遭遇しました。

顔も側面も日本とはチョット趣が違っていますがこれでも結構飛ばし120キロ運転普通でした。

120キロ出せますがこの時代は手動ドア。開きっぱで発車。この後この車も自動ドアに改造されたりしてこういう光景は見られませんがこの時代結構普通でした。

 

客扉は手動ですが客室とデッキを仕切るドアは自動で何とも中途半端な仕様ですが座席は回転リクライニングシートで結構快適そのものでグリーン車に近いピッチです。

 

如何にも国際港的な建物が駅の前にあり日本から来た新車もここで下ろしていた事もある場所。

トワイライトゾーンみたいですがここを通って納入されていました。この駅は今は地下化されてこの線路ももうなくなりました。

地下化されてこの旧駅舎は解体されてこの付近も大幅に近代化されましたが終着駅っぽくて好きな雰囲気です。

駅舎の反対側は港で夜景が綺麗です。

椅子もあるので夜はカップルのたまり場と化す場所です。

 

海側を見ると建物は新しいのが多いので違和感が無いのですが

陸側のこの辺見ると古い建物にこの新設されたイルミのスポットの時代の差が凄いです。

日本人からすればハッキリ言ってボロイ建物が多いとしか言いようが無いんですが年代を見ると40年未満が多くそこまででは無いです。とにかく外見のメンテは非常に悪く外壁が非常に汚いです。

駅側見ると山の上にKEELUNGと光ってる場所がありここに上ると夜景が綺麗で勿論カップルだらけです。

当時でも既に良い歳の私ですのでカップルでは無く同僚の男同士で行きました。大変綺麗ですが結構登るので良い運動になる場所です。

 

最近はどうか分かりませんがここは夜市の賑わいが凄く台北とラインナップが少々違うのが特徴でカニおこわが美味しいですね。

定食8なんてお店がありますが200元=900円。高いですね。入った事は有りませんが「定食」は中国語では無く日本語の漢字なので多分和食スタイルのお店だと思います。

仙草って言うものがどこも多いですが薬草みたいな味のするもので好みが分かれる食べ物です。のど飴みたいな風味と言うか表現が難しいですがダメな方はダメだと思います。私は甘さ控えめだと美味しいと思うので好きです。

海が前にあるので海鮮を使った料理が多いですが生のお刺身はお勧めしません。お腹壊す事は無いのですが刺身は日本で食べるべきかな。どこの海外行ってもなま物の扱いと鮮度の良さは日本がダントツです。

台湾も田舎に行くとハイクオリティな刺身を食べる事が出来る場所もありますがその辺はまた今度載せて見ます。

 

住んでいる我々はいつもこう言う安い物が多いですが美味しいです。見た目が日本では無いですが馴染みのある味です。これで200円弱と普段食べるものはリーズナブルです。

 

IC使うと近郊でも特急でも同じなので特急で。この当時特急と言えばICEがオレンジになったようなこの車でしたが雨が降ると滑るし加速は物凄い悪いし高速運転すると時折動揺したり何かイマイチ感が凄かったですが現在は廃車が発生しておりその内珍しいものに?

 

発車寸前ながら空いていますがここと台北は高速バスが待たずに乗れるほど頻繁で特急より速いので鉄道は比較的空いていました。特急と言えど台北までは速度は全く出さず普通列車と大して所要時間が変わらず大変遅いです。

 

とりあえず今日はこの辺で。

今日も最後までご覧いただきました皆様ありがとうございました。

それではまた。