次のコミュニケーション方法を求めて | 何処にも売っていない、藍染め作品集。

 

今日は、どっちの顔で行こうかな。そんな一枚が撮れた。週一回の職人生活になり、自分のサイトだけで、どうやって販売していくのか試行錯誤を繰り返している。浅草のミュージアムが閉館して、ネットに出したが今一で、青空個展に出展し始めて、何となく接客が分り始めた矢先に、コロナの襲来を受ける。そして、今度は、売り方からのリスタート。

 

手に取れない物をどうやって販売していくのか。最初、マスクを売り出した時は、値段を抑えて、藍染め、抗菌、それだけで、掲載と同時に買い手が付いた。驚いた。今まで、ネットでなんか売れないよ。と思い始めていた。手にして、身に付けてもらって、悩んだり、値切られたり...そんな中でも、お褒めしたり、トークのやりで物が売れて行くのか、と学んだ。

 

これからは、身に付けたイメージをどうやって持ってもらうか。そこが一番重要。モデルが入れば一番伝わるのだが、自分をモデルにするのは、限界ある。欲しいと思わせる所まで行かない。Tシャツだと、サイズ感を伝えるのが本当に難しい。一度購入した事がある人は、分るのだけど。そこまで行かない。サイズ感の無いストールが、一番万人受けするのだが、これも素材、手触り感をどうやって体感したようにできるのか。お似合いですね〜。の一言へ辿り着く為のイメージ伝達方法。

 

今は、仮面に頼るしかない。という答えに到達した。仏様は、誰でも受け入れてくれる。そんな優しさの中で、藍は映える。

左上/龍と光のストール(6,000円/税込&送料込)

右上/綿ガーゼのふんわりストール(4,000円/税込&送料込)

下/BlueHandsの天然ガマショル(4,800円/税込&送料込)

 

藍染めの販売会社で、すべて込み込みで、やっている所はほぼ無いと思う。私の場合は、生計を立てる為の藍染めでは無く、サイドワークからの可能性を探っているから、ギリギリの所で価格を模索して、設定している。今は、外にも出れない、ファッションを楽しむなんて、もう少し先の話だろう。今は、ネットでの繋がりを大切にして、コロナが落ち着いたら、いつか、青空個展に来てね。いつか、個展が出来るようになったら、また来てね。いつか、自分のお店が持てたら、もっと来てね。という事。サービス、サービス。

 

 

藍と、自然の色カタチストール(5,000円/税込&送料込)

 

それまで、ネットで、遊び心を研ぎ澄まして、よりエッジの効いた物作りが出来るようにして精進、精進。次のコミュニケーション方法は、仮面の向こうにある気がする。きっと。

 

皆様も、この不自由さを楽しんでね。

 

日々、通販サイトをアップデートしています。

https://bluehands.handcrafted.jp/

 

ブルーハンズ