ライフステージでの医療と福祉の上手な付き合い方

ライフステージでの医療と福祉の上手な付き合い方

看護師として25年以上、医療・介護現場での勤務経験から、ライフステージにより、上手に医療・福祉(介護)の利用をアドバイス。「健康探しで、楽しく人生を送る」ことを目標に、日々の健康になれる情報収集をしています。

女性の多くが「いつの間にか貧血」になっている

 

私は、高校生の頃、貧血を指摘されて、

鉄剤を2年くらい服用した経験があります。

 

鉄剤を飲むと、胃のむかつきや便が黒くなるなど、

服用することは、憂鬱であったのですが、

部活の練習について行けないことのほうが、悲しくツラかった。

 

鉄剤服用で貧血は改善したのですが、

結局レギュラーを逃す結果になり、

ずっと補欠要員で、高校の部活生活を終えました。

 

その後は貧血を指摘されることもなく、

時々献血をしていますが、問題ありません。

 

しかし、昨年の夏、ネットニュースで

「うつ・パニックは、鉄不足が原因だった」という本を知りました。

ぜひ読んでみたいと、

図書館で予約待ちをすること半年以上。

ようやく順番が回ってました。

 

「何でも食べてさえいれば、大丈夫」ではない!

 

ウチの下の娘は、小さい時から、とにかく食に関心が薄く、

自分の意に合わないと食べないことがしばしば。

 

少しでも食べるように促しても、拒否。

無理やり食べさせることもできず、困ってました。

 

娘を見ていて、気になったのが、

  • パンやお菓子類など、糖質・炭水化物ばかり食べる偏食
  • 朝なかなか起きることができない。
  • 朝~お昼までの異様なダルさ
  • 立ちくらみ、片頭痛、異常な肩こり
  • 神経過敏・些細なことが気になる
  • 喉の違和感(喉のつまった感じ)
  • 冷え症
  • やたら氷を食べたがる
  • 朝は食べられないが、夕方以降の異常な食欲亢進
  • 眼の下にクマがあり、全体的に血色も悪い

小学校4年の頃、突然朝学校に行けなくなりました。

 

小学校5年の時に

小児科で「起立性調節障害」と診断されました。

漢方薬が処方され、徐々に体調が回復してきました。

 

なかなか身長も伸びず、ずっと背の順では先頭をキープ。

昨年中学生になり、身長が伸びない自分に不安が出るようになり、

どうすれば身長が伸びるか、娘の試行錯誤が始まりました。

 

サプリメントで、鉄分補給してみたら・・。

 

タンパク質を取ることが必要だと知り、

チーズやヨーグルト、肉類など、

娘自ら積極的に取るようになりました。

 

昨年夏、タンパク質を取るようになっても、

まだ思うような身長の伸びがなく、

娘自身もちょっと焦りが出てきました。

 

ちょうど上記の本の話を知り、

鉄分とビタミンB(葉酸)を摂取を勧めたところ、

サプリメントが口に合うとのことで、継続してみることに。

それまでは、皮膚のかゆみが強く、皮膚がザラザラ。

保湿とステロイド軟膏が不可欠だったのが、

あまりかゆがることもなくなりました。

 

夏場は氷を口にすることが多かったのが、ほぼなくなりました。

ひどい肩こりのために、肩に鎮痛剤の外用薬を塗っていたのも、

気がつけば不要になっていました。

 

寒くなってからも、学校の体操着・ジャージと薄着でも、

あまり寒がることがなく、カイロも使用しないで済んでます。

 

娘は、タンパク質・鉄不足の貧血だった

「うつ・パニックは、鉄不足が原因だった」を読んでみて、

娘の多くの症状がマッチするため、

貧血が原因ではないかと思いました。

 

子どもだと、あまり採血する機会がない。

なかなか確認もできないのが現状。

 

でも、血液中の

ヘモグロビン(血液中の鉄の量の指標)

フェリチン(鉄分を貯蔵しているタンパク質の量)、

どちらもかなり低いのではないかと想定されます。

 

<参考>

  • ヘモグロビン基準値 男性:13.0~16.6g/㎗  女性:11.4~14.6g/㎗
  • フェリチン目標値 男性・女性ともに 100ng/㎖

*日本のフェリチンの基準値は、女性の場合5~157ng/㎖と幅が広すぎ、

本当に安定した目標値は100ng/㎖とのこと

 

 

私が睡眠専門クリニックに勤務していた時、

高校生の女の子が、

「じっとしていると足がムズムズする」と訴えて来院。

フェリチンを測定したら、基準値以下でした。

 

その結果、むずむず脚症候群と診断され、

薬を処方されたら、だいぶ落ち着いたといっていました。

 

娘もひどくはなかったけど、

時々足の違和感を訴えていたこともありました。

 

たかが貧血、されど貧血

私自身が、高校時代に貧血であったこと。

そして2人の子どもを妊娠・出産。

 

どちらの妊娠期も、貧血の指摘はされなかった。

けど、もしかしたら、

貯蔵鉄のフェリチンは不足していたのかもしれません。

 

妊娠・出産後も母親として育児に追われ、

まさか自分が鉄分不足の状態であるとは思わない。

 

自分の身体のことより、子どもや家庭のことが優先。

 

私自身の定期健康診断も特に問題なかったから、

本当に気がつくことがなかったのでしょう。

 

サプリメントで、鉄分補充することは、賛否両論あるけれど・・

 

実際に娘が以前に比べて、

タンパク質を意識して摂るようになったら、

気になる娘の様子も改善してきたのは事実。

 

何よりも娘自身が、身長の伸びはもちろん、

精神的な安定が図れるようになった気がします。

 

娘は、まだ生理はないけれど、

今後生理が始まったら、

もっと鉄分不足の状態になってしまう心配があります。

 

今後の娘は、妊娠出産もするでしょう。

 

娘自身の身体は、もちろんのこと、

産まれてくる子どもへの鉄分不足の影響が出で、

子どもの心身の成長に影響を及ぼすこともあるそうです。

 

もしかしたら、

心身のバランスが崩れているのは、

鉄分・タンパク質不足が原因の可能性大かも?

 

なんだか心身のバランスがおかしいなと思ったら、

貧血を疑い、採血をしてもらうのもひとつの手。

 

ただ、フェリチンは、

健康診断では、採血項目には入ってません。

 

睡眠専門クリニックだと、睡眠障害の原因が、

フェリチン不足である可能性もあるので、

採血でチェックすることが、よくあります。

 

医療機関を受診し、

フェリチン不足の貧血ではないかと医師に相談して、

採血の追加項目に加えてもらわないとダメです。

 

採血の結果に関係なく、

現代の食事自体が、手軽に食べられるものほど、

かなり糖質・炭水化物に偏った生活になりやすいのです。

 

薬を飲む回数より、食事を日に3回することの方が多い。

1回の食事の中身は、何でもよいのではなく、

何を食べるのか、食事内容を厳選しておくことが重要です。

 

特に女性は、生理で毎月鉄分を損失する身体。

タンパク質や鉄分を意識した食事はもちろんのこと、

必要に応じて、

鉄分のサプリメントが必要なのではないかと感じました。